高知から帰ったら京都はすっかり秋になってて、まあ毎年思うことなんやけど、夏が終わるのとなぜか淋しい気分になるもんだなぁ。べつに秋がキライ!ってわけではなく、秋のあとにくる冬が問題なのだ。冬はきらいだ。寒さに体が縮んでミクロマンになってしまう。夏にはスカッと効いたビールも体を冷やすのでなんだか申し訳なさそうな顔するようになって、代わりに燗つけた日本酒や焼酎のお湯割りに梅干ほぐしたりするようになるのだ。なんとなく、しんみりした気配に包まれて秋空の高い雲なんぞ眺めたりしてしまう。
まあでも、だからこそ夏が引き立ってるのかな。
秋といえばウマイものが多いのはウレシイことだ。秋サンマがまず大好きだ。焼きたてアツアツのサンマを箸で背から開き、そこにドサッと刻みネギをのせて、ポン酢をドバドバかけて食うとまあしばらく嫌な事が頭から消えてくれる。もどりガツオなんかもウマイね。いいねいいね。
んで、山の幸もいい時期だ。・・・とは言ってみたものの、あんまり知らないや。松茸とかが真っ先に頭に浮かんだが、正直あれはウマイのか?雰囲気に負けてるだけのような気がしてならない。春の山の幸なら、タケノコも山菜もツクシも好きなんだが。柿も栗も特に好きではないし、だからまあ秋の山の幸のことは置いとこう。
海、山、とくれば次は川だね。秋の川の幸といえば、落ち鮎かな?ん、やっぱ鮎は夏だな。鮭は秋ウマイね。・・・そうなのか!?ホンマか!??
秋とくればウマイものが多い、とは言ってみたものの、やっぱ夏の食い物のほうが好きだ!と改めて思い知るハメになってしまった。むむむ・・・。
さーて気を取り直して、近況を。
出演イベントのフライヤーを街中のいろんなお店に置いてもらうために、京都の中心地に久々に出た。ここ最近は時間があると海山川にばかり出かけていたので、人の多いのがちょっとしんどかった。配り終えてカフェで少し休憩してると、友達から飲もうとの誘いが。その友達と待ち合わせをし、幼なじみが店長をしている「わがまま屋」にまたまたお邪魔した。高知旅行の余韻か、本日のオススメ一覧に書いてあったカツオのたたきを注文したらなかなかウマかった。他にもいろいろ頼んだのだが、出てくるもの全てウマかった。店は、烏丸御池の「新風館」の南向かいにあります、オススメです。3時間ほどの間に世界中のいろんなビールを堪能させてもらい、満足して店を出て、その後琵琶湖までドライブ。朝まで楽しく遊んだ。
自宅のDJブースのミキサーがボロボロだったので、欲しかったミキサーを思い切って買った。ECLERのNuo3、スペイン製。まだあんまり触ってないけど、音いいです。イコライザーのキレも最高、そのキレかたも自然で心地いい。部屋にひきこもってミックス遊びに没頭してしまいそうだなぁ。
千本七条の梅小路公園のお祭りに遊びにいった。家族連れが多く、元気な子供を眺めて楽しむ。子供ってほんま見てて飽きない。子供の意味不明な行動に釘付け。んで、昼間っから生ビールを注文。注ぎ手が初心者らしく、ミスして泡だらけのグラスも2杯サービスしてくれた。700円で4杯、最高です。他には、タコ焼き(これも2個サービス!)とコロッケ2つ、伏見の清酒も飲む。
軽い酔いの中、次は電車で保津峡に行った。がしかし、駅から眼下は崖になっていて保津川に下りたくても下りられなかった。駅前の売店でカップラーメンを食って退散。
その後少し用事があるのを思い出し、四条に向かう。用事はすぐ済んだのでそのまま街をプラプラしてたら、友達から遊びの誘いが。阪急で桂に向かう。そして桂からフラフラとドライブ。
思いつきで京北方面まで走る。途中で野生の鹿の群れに遭遇した。小鹿が車のヘッドランプに驚いて、群れから離れてしまった。あの後ちゃんと群れに戻れたかなぁ?
周山から花背を回って、鞍馬から京都市内に戻る。友達といろいろ喋って楽しかった。
すっかり寒くなってしまって、夏は過ぎてしまったんだなぁとなんだかしんみりしながらも、こうやって書いてみると、ヘラヘラして過ごしたなかなか楽しい一週間だったような気がするなぁ。