伝統の塩辛いおつまみ「にしんのコジョウカラ」をお取り寄せ!

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辛い…塩辛い…。

塩辛いにも程があるくらいに辛い…。汗

でもその塩辛さの奥に、独特の旨みがある。

そんな「にしんのコジョウカラ」を実食レポートします!

 

にしんのコジョウカラを通販お取り寄せ。

「にしんの子塩辛 → なまる → にしんのコジョウカラ」こういうわけですね。

これは山陰地方の伝統的な保存食で、山仕事をする男衆たちに塩分補給のための携行食とされていたのだという。

本来はサバの卵巣を使うのだそうだが、売り切れていたので、在庫のあるニシンの卵巣のほうを注文してみた。

ニシンの子?

つまり数の子なの?

というのを確認するワクワクも、このお取り寄せには盛り込んでおいたのです。笑

 

冷凍便なのに凍ってない!

もう定期便で届かないかなーと思うくらい何度も注文している冷凍の生ホタルイカ(お刺身用)と一緒に注文したので、冷凍便で届きました。

これですね、にしんのコジョウカラ。

ワクワクが抑えられないので、さっそく開封してみます!

ビニールを取りはらって、パックに巻かれたラップもほどいて…

そうしてるうちに違和感を覚えた。

「これ、凍ってないぞ?」

パックの上から触ってみても、凍ってないのが分かる。

たしかに冷たいのだが、触ってみても凍ってるような硬さがないのだ。

同梱のホタルイカたちはカチンコチンのバッキバキに凍ってるのに、にしんのコジョウカラは凍ってない。

なんで?どうして??

…の疑問は、このあと分かる。

 

にしんのコジョウカラ、数の子なの?

じゃん。

数の子ですね。やっぱり。

しかも粒をバラして洗浄し再形成したよくある数の子ではなく、自然のまんまの数の子です。

筋も血合いも残ってますね。

ゆっくり食べたいので、今日は1本の半分だけをいただくことにします。

 

にしんのコジョウカラを実食!

これで1本の半分です。

少ないかな?

 

まあまあ、ゆっくり味わいたいので、このくらいにしときましょう。

さて、いただきます。

はむっ。

プチプチプチ… がーーーん!!!

 

脳天に衝撃を受けるほど塩辛いやんけー!!

めっちゃめちゃめちゃ塩辛い!

 

でも衝撃の辛さが引いたあとに、なんだか独特の旨みが残っている。

火を入れてない魚卵の独特の生臭さ、数の子の粒のプチプチはじけたあとの甘みと旨み、発酵食品特有の奥行きのある香りと余韻。

旨い。塩辛いけど旨い。

もう一切れ食べてみる。

がーーーん!!

…最初と同じくらいの塩辛さの衝撃。

そして旨み。

なるほど凍ってなかったわけだ。

塩分が強すぎて凍らないのである。

だから冷蔵で半年もの賞味期限の長さだったのか。

ほほう…面白い。

そう思いながら、添えられていた小さな説明書きを見てみると…

「焼いてお召し上がりください」の文字が。

生で食べてしまったやんけー!!笑

お口直しに日本酒

しかし辛口の酒が甘く感じるほどの塩辛さだなぁ。

今日は2切れでギブアップ。

 

ちゃんと焼いて食べてみた。

翌朝、オーブントースターで焼いてみた。

250℃で5分弱。

ちょっと見た目には焼きタラコみたい。

いい香り! 発酵食品を焼いたときの香りって本当いいですねー。

食べてみます。

はむっ。

 

プチプチプチプチプチ!! …がーーーん!!!

相変わらずの塩辛さに衝撃を受けつつ、生臭さがかなり軽減していることが分かる。

そうだよね、生じゃないもんね。笑

これが本来の食べ方なのね。

 

そして驚いたことに、プチプチ食感は生のときの倍くらいに増してる!

焼きタラコのような食感だけど、はるかにプチプチしてる。

そしてこの塩辛さなら、小さな1切れでお茶碗半分くらいのゴハンが食べられるぞ。

乗せてみた。どんぶりメシに。

これ冗談じゃないですよ。笑

これくらい少しづつ食べないと、本当に塩辛いのです。

 

だからこれ、きっとお茶漬けにしたら最高だし、おにぎりの具にしても良いでしょう。

焼いたことで、塩辛さの奥にある旨みが増したように感じる。

 

コジョウカラには酢が合う!

コジョウカラをいろいろ調べていて見つけた「酢」の文字。

どうやら焼かなくても、生のまま酢にひたして食べるという方法もあるらしい。

またとある日のお取り寄せでコジョウカラを注文したので、届いてさっそくやってみた。

1本を半分くらいにちぎって、穀物酢にひたす。

そして待つこと30分。

こんなぐらいかな?

若干ふやけて白っぽくなった。

かじってみると…

おお!いいぞ!

塩分が酢に溶けだして薄まり、さらに酢のさわやかさで食べやすい!

これまでの食べ方のようなしょっぱさや生臭さが弱まって、さっぱりと食べすすめられる。

これはいい、これを標準の食べ方にしてもいいかも!

 

コジョウカラの黒酢漬け。

酢漬けがおいしかったので、黒酢でも試してみた。

小さな1切れにしたので、漬け時間は5分くらい。

そしてそれを、ごはんにのせて。

うーん、いい色!

いただきますよ、はむっ。

うん!やっぱり!

酢のコク感が増したぶん、さらに塩味がマイルドに感じられるように。

にしんのコジョウカラに、酢はとても相性がいい!

旨いです!!

 

食べたことのないものを食べる楽しみ。

そういうの、ありますよね。

めっちゃ美味しいから食べてみて!とオススメされた訳でもなく「なにこれ??」という興味でドキドキしながら食べる。

そういう楽しみ。

僕ぼっくりも、本来のサバのコジョウカラが売られていれば、それも挑戦してみようと思います。

でも、あくまで予想ですが、多分にしんのコジョウカラのほうが食べやすいのでは?

コジョウカラ入門に「にしんの子の塩漬け」。

サバの前に、ニシンでウォーミングアップです。

衝撃の塩辛さだけは覚悟しておいてください!!笑

 

※のちにサバのコジョウカラも入手し、食しました!

やはり衝撃の塩っぱさーーー!!!