夏の終わりのお楽しみ

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 9月に入ると毎週旅行の連続なので今からワクワクして仕方がない。まず最初の週は滋賀県の高島郡にある旅館に1泊で鮎を食いに行く。2週目は福井県にあるCasaというクラブに遊びに行って、その後は三国というところにある漁港に行って海のルアー釣りを楽しむという2泊3日。3週目は大分県に行って、ばあちゃんと従兄弟に会いにいく3泊4日。もちろん釣りもするつもりだ。4週目は家族で高知県で海の幸を食いまくる2泊3日の計画。こう書いただけでも魚づくしの9月!という感じで、なんとなく体の芯がカッと熱くなる。はあはあ。
 そういうわけで、宿の予約やら電車のチケット取りやら交通ルートを調べたりなんかで今は慌しい。でもこういう所から旅の楽しみって始まってるわけで、慌しいけど楽しいのだ。

 ふと気がつくと11日は衆議院議員総選挙じゃあないか。その日は福井の海で釣りを楽しむ計画があるので、期日前投票をする事になるな。こんなのも初めてだしワクワクはあはあである。きっといつもの小学校体育館は平日ということでガランとしていて、選挙管理の人の視線をいつもより厳しく肌に感じながらサラサラと投票用紙に記入してあの箱に入れるのだろうな。選挙管理の人はきっと暇にまかせて、(こいつはきっと民主党の○○○○に投票したぞ、あの歩き方はそうだ)(ちがうわよ、あの顔は日本共産党の○○○○に投票した顔よ。絶対そうよ!)などとヒソヒソ喋ってるに違いない。たぶんそんな感じだ。たぶんね。
 しかし期日前投票もいつもの小学校体育館でやっているのだろうか。もしかして区役所なんかでやってるとしたら嫌だな。きっとスダレハゲのおっさんがこんな時だけ妙に張り切って「しっかり一列に並んでくださーい、そこの黄色いシャツのお兄さんちょっと横に出ないで、ハイッ!」なんて言ってるんじゃないかと思うからだ。そしてそのスダレハゲは帰りに居酒屋なんかの暖簾をくぐって「いやーまいったよ、今アレでしょ?選挙でしょ?だから忙しいのなんのって、それに今の若い奴ってさぁ」と、まいったとは言いつつ妙に嬉しそうに、誰に聞かれたわけでもなく勝手に喋りだしたりしてるに違いないのだ。きっとそうだ、うん。また話がズレまくってきたな。まあ投票場所がどこでも投票には行く。うーん、期日前投票はどこでやってるんだろう、ちゃんと調べねば。

 毎週末は旅行で埋まってるけど、その合間の平日は京都観光をしようと思っている。もうすでに京都のあちこちを観光しはじめているが、京都産まれ京都育ちのくせして知らない所がいっぱいあるんだなーとすっかり満腹気分で1日を過ごすことができるのだ。京都もなかなか奥が深い。自転車で周れる気軽さもいい。車やバイクでは入っていけないような細道でもシャコシャコ入っていけるし、自転車を降りて押していけばよりゆったりペースで景色を味わえる。京都の路地は一方通行がやたらと多いので、車やバイクだと目的は目の前なのになかなかたどり着けないということも多い。それに自転車だとなかなか運動になって良い。
 小さい頃から、京都は山ばっかりでイヤだなーと思っていたが、今は京都が好きだ。

 さて、あと7分でお気に入りのテレビドラマ「がんばっていきまっしょい」が始まる。愛媛県の海が舞台になっているのだが、あんな海べりで過ごすのもまたイイんだろうなあ。それぞれの場所にはそれぞれの良さがあるんだろなーとか思ってると、もう無性に旅したくなってしまう。これからどんどんいろんな所に行ってみるぞ!はあはあ。
 さあ、そろそろドラマが始まるので、この辺で終わりにしよう。