ブログ初心者の段階でやるべきことは、とにかく書いて書いて書きまくること!
これは私が20年ブログを書いていて思うことです。
ブログのデザイン、アドセンス広告の申請、アイキャッチ画像さがし、リライトという名のただの校正…
ぜーんぶ後でいいです。
なんなら100記事くらい書いた後でいい。
妙にノウハウを頭につめこんでスタートする初心者さんが多いことに気付きまして。
「力点はそこじゃないよ!」とお伝えしたほうが良さそうなので、解説しますね。
記事は出さなきゃゼロとおなじ。
どんなに推敲をかさねた記事でも、記事の装飾やデザインにこだわっても、記事は投稿しないと世の中的にはゼロです。
存在していません。
ひとつひとつの記事にこだわるのは悪いことじゃないんですが、結果を求めてやっているならその方法では「超超超おそい」です。
ひとまず記事を世に放たなければ、その反響がまったく分からないからです。
私は20年前からブログを書いてると冒頭で述べましたが、そのなかで気付いた大きなこと。
それは、思いもよらないキーワードで検索してくる人が多いことです。
狙ったキーワードではなく、ぜんぜん違うワードに反応して検索してくる人がたくさんいること。
記事を書いて出すことによって、需要のあるワードが向こうからやってきてくれるのです。
そんな思いもよらなかったお宝ワードに対して、つぎは正面から記事を書けば…
そりゃアクセス集まりますよね。
書いて出さなきゃわからない。
どれだけカンペキな記事に仕上げようと時間をかけていても、世に出さなければ反応はまったく分からない。
ぜんぜん狙いと違うところで需要が見つかったりするもので、大きなアクセスや収益化につながることは多々あります。
今までどれだけ狙っていない不可解なワードが収入を生んできたか…
それこそ半分をこえる可能性があるくらい、ポッと向こうからやってきたキーワードが鍵を握っています。
最初は本当に最低限のブログデザインだけを決めて、はやく最低でも100記事くらいを投下したほうがいいです。
もしブログ収益化が目標なら、あなたの書きたいことよりも需要がどこにあるのかを考えるべき。
需要のあるところにこそ、お金の流れがあるからですよ。
そしてそれは本やインフルエンサーの投稿からどれだけ学ぼうとしても、自分のデータにはかないません。
なぜなら目の前のデータこそが、いちばん鮮度の高い、最新の需要だからです。
整いすぎている。
Twitterでブログ初心者さんのツイートを見る機会がふえて、気付いたこと。
それは、「記事投稿以外のことにこだわっている」こと。
ごめんなさい、ストレートにいうと…
「ほとんど誰も気にしない部分にこだわって、ブログが本質的に進んでいない。」
これが率直な感想です。
でもすごいんです、1記事1記事はとてもキレイで、整然としていて、読みやすい。
またごめんなさい、ストレートにいうと…
「読みやすくて印象に残らない。」
「デザインのキレイさに目がいってしまって、本題がアタマに入ってこない。」
こういうわけなんです。
すっごく勉強して、ノウハウしっかりためて、渾身の記事を書いてある。
それこそ1週間かけて書いたのかな、という出来映え。
でも、1記事なんです。
2時間でバババッ!と書いた記事も1記事、1週間かけてじっくり練って書いた記事も、おなじ1記事。
そして反響もおなじ1記事分。
しかも本当の需要はあとで見えてくるんだから…。
さらに言うとですよ、あえて荒削りの文章のほうが印象に残ったりするわけです。
がんばって勉強して、記事の構成を考え、あれだこれだと推敲をつづけ、時間をかけて1つ投稿するよりも…
キーワード選定とタイトル・構成をさささっと済ませ、トータル2時間で書いた荒い文章のほうが主張が伝わりやすかったりする。
それはなぜか。
ふと思い、友人に話しているような、そんな言葉の自然なリズムがあるからです。
あなたのアタマに浮かんだ言葉が、話すリズムで文章になっているからですよ。
考えぬくと、論文になっちゃう。
だからキレイで読みやすく、デザインも完成されていて、そして本題が右から左にヌケていっちゃうわけです。
論文は、日常的に見る文章としては向いてないんですね。
響きにくい。
あなたの普段の言葉のほうが、すっと入ってきます。
ほんと試しに、友人と話すように書いてみてください。
意図して崩すのではなく、自然に話している感覚で。
整いきった論文化しているブログが増殖している今、逆にこうして語りかけてくるブログのほうが読者に刺さります。
これホント。
雑な文章が「え…マジで?」というほどアクセスを集めることが、いままで何度も何度もありました。
推敲しすぎて、論文化しないようにしてください。
コツは、最低限「キーワード選定・タイトル・見出し」だけ考えたら、バッと書いてバッと出すことです。
書くスピードを高めると、話している文調になりやすいですよ。
デザインはほとんど関係ない。
先日コチラの記事でも書いたんですが…。
吹き出しやボックス、色ペン強調、動く文字、大きさの違う文字などなど…
イジればイジるほど、読みにくいです。
読むリズムがめちゃくちゃ乱されます。
文章の装飾は、ほんと最小限にしましょう。
書き終わったあとは「頑張った!」感にひたれると思いますが、頑張った分だけ逆効果ですから。
そしてブログデザインもそう。
時間のあるときにこだわってみても良いですが、ほぼそれはアクセスに影響しません。
読者は記事を見ている、もっというと文章を見ている、つまり求めているのは「情報」だからです。
デザインにこってりと時間をかけるより、1記事でも多く世に出したほうがアクセスは増やせます。
そしてアクセスが増えれば増えるほど、デザインがどうでもいいことが分かってくると思いますよ。
アタマでっかち。
Webデザインやマーケ、SEOなど、学べば活かせる武器になるのは確かなんですが、ブログの本質は文章です。
そして記事がより多く世に出ていることが、反響の大きさにつながります。
深く深く勉強するのも良いですが、それよりも記事投稿。
1記事書いたらチョロっと勉強、また次の記事に活かす。
また1記事書いたらチョロっと…この繰り返しが良いですよ。
がっつり一気に勉強してアタマでっかちになったら、その知識に縛られて身動きがほんとに遅くなります。
知識はちょっとずつ増やすほうがよくて、まず「書く」というブログの本質的な行動をしつつ、ちょっとずつ勉強していきましょう。
ブログの勉強は、このブログ「ぼっくりコム」でOKです。
有料情報商材とか買うのは悪くないんですが、重要なのはそのあとの行動です。
「これを買おう」と決めたらしっかり読んで、あとはやっぱり書くべし!なのです。
身動きできなくなるほど学ぶ意味は、そんなにありません。
最重要ないくつかだけのポイントを押さえたら、あとはやっぱり「書きましょう」。
しつこいようですが…
なによりも記事を投稿すること!
アドセンス申請だ、WordPressテーマ変更しようか、インフルエンサー○○さんの言うには…などなど。
良いですけどね、ブログで本当に大事なのは記事を投稿することです。
あとアドセンスは本当に本当に要りません。
本当に。
せっかく単価1000円以上の報酬を見込んだ記事たちが、たった単価20円の報酬にもっていかれます。
アドセンスないほうが稼げますよ。
(当ブログでは、たまに計測テスト表示させていますが。)
アドセンスの認否に一喜一憂する時間と手間がもったいないので、今すぐアタマから消し去ってOKです。
とにかくアレだコレだと云うまえに、まずは記事をたくさん投稿することが先。
記事をたくさん書くこと以外は、あとでやってもOKなものばかりです。
思うところがあっても、まずは文字数をふやしてブログのボリュームアップをしてからで良いです。
ブログの良いところは、書き直せるところ。
たくさん書いて集まったデータを見ながら、効率よく書き直すほうが結果にはやくつながりますよ。
これ20年の蓄積でホントに実感してることなので、信じてやってみてください。