外で呑むビールはうまい!
いまは夏まっさかり、ビールがうまい季節だといわれる。
だがしかし、ビールは年中うまいんだよねぇ。
ビール好きにとっては、年中がビールのうまい季節である。
春はお花見のあのビールのように、夏は入道雲をながめながら、秋は適温のなかいろいろ豊富な食材とともに、冬はぬくぬくテントの中でしっぽりと。
なんとなくイメージしたのはなぜか、屋外でクハーッ!とやるビールのある光景ばかりだった。
そう、外で呑むビールって旨いんだよなぁー。
なんでだろ。
そしてビールとミニジョッキをもって庭に出てみたのだった。
よなよなエールというビール。
雑草しげる我が家の庭で、呑もうじゃないか。
夏は日が落ちるのが遅いので、夕暮れを待てばもう19時。
時間的にはすっかり夜である。
オクサマの痛い視線を気にせず、もうこれは呑んでいい時間帯だといえるだろう。
今日のお供はこちら、よなよなエールである。
日本のクラフトビールの代表格といえるのではないだろうか。
よく見るよねぇ、スーパーやコンビニなんかでも。
いまや特別なにか珍しいというものでもない。
…こう書いてる時点でワクワクも低め、初めてでもないし「どんな味だったっけ、まあだいたいこんな味だったはず。」というユルーい期待値でもって呑んでみようと。
まあしかし、久しぶりではある。
裏面をみると、まあなんだかウルサイことが書いてある。
クラフトビールの草分け的な銘柄なので、こういうウンチクも込めておかないといけないんだろうなー。
だけど僕ぼっくり、こういうウルサイこと言われるとテンション下がっちゃうんですよねぇ…
表向けとこ。笑
まあでも多少はそういったウンチクも込めておかないとコレを読む意味がなくなっちゃうので、代表的なその特徴を綴っておきます。
このビールを造っているのは「ヤッホーブルーイング」という企業。
日本のビール市場にバラエティを提供し、あらたなビール文化を創出するべく頑張っているんだって。
そのなかでも「よなよなエール」は、いちばんの代表作といえるメジャー商品。
華やかなホップの香りと柔らかな甘みと苦みが特徴だと、コマーシャルされています。
まあ味については待ってくれ、僕がいまから呑んじゃるけん!
よなよなエール、そのお味。
ウンチクをチョー手短に済ませ、さっそく実飲といきましょう!
愛用ミニジョッキに注いでいきます。
ちょっと色が濃いめで、いかにも!という雰囲気。
さて、整いました。
ではいきます。
コクリ。。。
うんうん、文句なしにウマイ!
でも驚きはない!笑
ふわっとホップが香り、グーッと入ってくる苦みとコク。
余韻もとてもよく、伸びのあるコクに甘みも感じられる。
もいっちょ注いで…
ゴクリ。。。
うんうん、やっぱり香りのよさが特徴かも。
この華やかさのあるホップの香りを愉しむには、たしかに裏面のウンチクどおりにグラスに注いで呑むのが良いんだろうね。
でもグラスでスムーズに口にはいってくるビールは、なんだか苦みがすこし感じにくくなる。
そんな気がするのは僕だけ?
ためしに缶のまま呑んでみると…
ほら、やっぱり!
おそらくだけど…
缶の飲み口のこの小さな段差が、ビールを呑む寸前ですこし発泡させることによって刺激感が強まり、それに引き上げられるように「苦味」という刺激も強く感じるのではないかと推測している。
ぼっくり調べです、当社比ってやつ。
ビールの苦みが好きなひとは、缶から直で呑むのがいいねー。
こういう缶ホルダーを使うと冷たさが持続するし、タンブラーとしても使えて1缶ぴったり注げます!
僕も使ってますよー。
ただブログに書くときはレポートなんで、ビールの色やラベルまで見えるようにグラスに注ぎますが。
じつは缶から直飲み派です。
クラフトビールの優等生。
よなよなエールは、優等生。
苦み・甘み・コク・香り、すべてを揃えていて、すべてが良い程度に濃厚で。
いまでは色んなクラフトビールがあるので特別なにかが秀でているようには感じられなくなったけど、ここが王道的で優等生な味わいなのかなと思います。
強いていえば、香りには特筆すべきものがあるかも。
グラスに注いで香りを愉しみつつ、ゆっくりと呑みすすみたいビールです。
クラフトビールの世界を知りたい!というのであれば、いちばん最初に呑んでおきたい「よなよなエール」。
そしてこのヤッホーブルーイングをはじめ、たくさんの銘柄に触れてみるのも良いですね!
いやぁー、ビールの世界は深くて楽しい!!