我が家、最近引っ越しまして。
トイレがフチなしの最新トイレになったのです。
「おお!これがウワサの掃除しやすいトイレかぁ☆」
と、ちょっと感動していたのですが…
住み始めてわずか1日…。
オクサマの「なにこれ!床ビチョビチョやん!!」
という、悲鳴のような声。
見てみると、あらまホントに床が濡れてるわ。
なんだなんだ?と原因を探るけど、わからない。
けどこれは水ではないぞ、尿だ…。
直前にトイレに入っていたチョーナンに「もらした?」と聞いてみたけど、
「いや、ちゃんと間に合ったよー。」という。
じゃあなぜ??とトイレをあちこち見てみる。
そして便座を上げてみたとき…
「あーーーっ!!!」
もう便座の裏が跳ね返った尿でビチョビチョになっていたのだ。
そしてそれが便器をつたって床にこぼれていたのである。
どうしたら跳ねないかと試行錯誤してみたが。
座って放尿するときどこに着弾させれば跳ねないかを色々と試してみたが、多少の程度の違いこそあれ、ほぼ必ず跳ねる。
どうやら男衆だけじゃなくて、オクサマの場合でも少々は跳ねてしまうみたい。
それを毎回トイレクリーナー(ウェットティッシュみたいなの)できれいに拭く。
毎回、毎回、毎回、毎回…。
あれ?
フチなしトイレって掃除がラクという話だったけど、ラクという以前に掃除の負担が圧倒的に増えてるやん!!
フチの有無で悩んでいる方は、迷わず「フチあり」を!!
…もう、はっきり言う。
もし今トイレのフチありとフチなしで悩んでいるのであれば、迷わず「フチあり」を選択してください!!!
フチなしトイレは、もう圧倒的にダメ。
なんでこんなものが製品化されたのか、メーカーの開発者バカなんじゃないの?と怒りがこみ上げるほど。
住宅に携わる人も、平気でこんなものを薦めないでいただきたい。
フチなしトイレは、もう本当に大変です。
ここからは、もうすでにフチなしトイレを選んでしまって困っている僕ぼっくりのような人にむけて書きます。
「どうしようもない…」で困っている尿ハネを、なんとかDIYにて解消…。
その様子を、ご覧ください。
ネットで対処法を調べてみた。
もう相当にイライラを溜めながら過ごした1ヵ月間。
ネットで調べてみたけど、どうやら同様の悩みを抱えている人はたくさん居るらしく、それに対処する商品も出てるみたい。
けど、そのどれもが「跳ねを抑える」のではなく「跳ねたものに対して」のものばっかり。
例えば便座に貼る吸水シートなんかは、おむつと同じで吸水能力いっぱいになったら交換し、新しいものを貼るのだとか。
トイレクリーナーのシート代も毎回となると大きな出費になるからと、トイレットペーパーにアルコールを染み込ませて拭くと良いとか。
うーん、違うだろ。
トイレ側でも、尿ハネ防止のために泡が便器一面にでてくる新機能をつけました!とか。
いや…だから…、違うだろって!!!
そもそもフチありの従来のトイレでは跳ねなくて問題なかったのに、フチをなくしたら跳ねを受け止めるところがなくなって便座裏にビッチョリと付くんだったら、フチ無くしたらダメやん!
これは本末転倒、フチありトイレそのままで良かったわけ。
それに現在対処できるものが、跳ねた尿に対する商品しか無いとは。
ネットには、根本的な解決策は全く無かったのである。
必要なのは、フチである。
要は、本来あって問題のなかった「フチ」が必要なのである。
確かにフチがあったトイレは、フチ裏の黒ずみをたまにブラシで磨いてやらなければならなかった。
だが小便をするたびに毎回その跳ねを拭き取る苦労とストレスに比べたら、今となってはカワイイものである。
失ってから気がつく愛じゃないけど、便器のフチには重要な役目があったのだ。
よし。その悩み、僕ぼっくりが解決します。
便座のフチをつくる。
まずは、便器や便座をぺたぺた触ることになるので、徹底的にキレイに磨いておきましょう。
そしてハサミで切れる程度の厚みの白い塩ビ板と、A4用紙と、マジックと、少し厚みのある両面テープ(屋外用)を用意します。
僕は、塩ビ板はこれにしました。
「小物ケースや吊下げカンバンに」ってさ、まさか便器のフチにされるなんて思ってもいなかっただろうなぁ。笑
さて、この板を便器のフチ型に切っていくので、まずはその型紙を作ります。
目的は「便座の裏を濡らさない」なので、正確に言うと「便座の型をとる」ですね。
こうして塩ビ板を下敷きにしてA4用紙を上に置き、便座をおろします。
マジックで型をとっていくのですが、今から思えば鉛筆でもボールペンでもよかったかな。
そのほうが便座にマジックインキが付いちゃう心配ないし。
こんな感じです。
こうして型を取ったA4用紙を、ノリで塩ビ板に貼りつけます。
型のとおりに切ったら紙は剥がすので、軽ぅーくノリづけするだけでいいです。
なんで半円状の外側の線が2重になってるかというと、尿ハネは便器の内側の問題なので、外側にまで張り出している必要がないから。
必要のない外側の1cmちょっとを切り落とすために、線を書き足しました。
それをハサミで切ります。
外側をチョキチョキ…
内側もチョキチョキ…。
ひとまず切りぬき完了!
これを便器に当てて、具合をみます。
念のためですが、万が一に肌に当たってもケガをしないよう角をとっておきましょうか。
こうしてできた「便器のフチ子さん1号」をベースに、アクリル板の残りで複製していきます。
じゃん!便器のフチ子さん2号3号4号!ブーメランみたい!
2号は2階のトイレに、3号4号は交換用ストックですね。
いよいよ、これを便器に貼りつけます。
僕はダイソーで売ってたコレで。
ちょっと厚手で、ちょっと伸縮するタイプが良いです。
ダイソーみたいに100円じゃないですが、ネットでも同様のものは売ってますね。
これはさらに“はがせるタイプ”なので、フチ子さん交換時に楽かもしれません。
さて、貼りますよ。
貼りはじめの始点を決めたら印をし(僕はトイレットペーパーを置きました)、便器の内側にそって貼りはじめます。
一番の注意ポイントは、シワをつけないこと。
シワがあるとそこに隙間ができて、跳ねた尿が防ぎきれないからです。
そして両面テープのある程度の伸縮性を利用して、外側をひっぱり伸ばしつつ内側をシワにならない程度に縮めながら、便器の曲線に合わせて貼っていきます。
さあ最後に、便器のフチ子さんを慎重に置き、グッグッと圧着したら完成!!
手作り便器フチ、効果はいかほど??
効果は完璧です。
この日以来、便座の裏は一度も汚れていません。
みごとに手作り便器フチが跳ね返りを受け止め、便器に跳ね返してくれています。
便座のかたちにガードを作ったので当たり前ですが、濡れるわけないですよね。
なんでこういう商品がないんでしょう。
ないものは、作っちゃえ!
簡単ながら確実な方法なので、ぜひお試しを!
そしてトイレメーカーさんは猛省を!
即刻に改善してください!!
…ここで突如、僕の好きなブログをひとつ紹介。笑↓
いろいろオモロイヨ☆