ブログで選ぶべき言葉遣いとは?相手に伝わる文章を考える。

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ブログ文章での言葉遣いが定まらない。

なんだか言葉を選ぶほどに、自分らしさから離れていってしまう…

ブログでの言葉遣いの正解って、何なんだろう。

 

それは話し言葉?書き言葉?

…正解は、あります。

視点を変えれば、選ぶべき言葉が見えてくる。

それは一体??

 

この記事を読みおわる頃には、その霧がきっと晴れていることでしょう♪

それでは始めます!

 

言葉遣いの正解は、相手による。

あなたは誰かと話すとき、いつもおなじ言葉遣いを選びますか?

家族、友人、友人の友人、同期の同僚、先輩、上司、社長、取引先、お客さん、お店の店員さん…

相手によって、選ぶ言葉はみんな違いますよね。

 

あなたがいま書いている記事の読者は、誰ですか?

つまり正解は、読者に合わせること。

 

ちなみにですが、いま僕がこの文章をだれに向けて書いているかというと…

カズさん。笑

「誰やねん!!」って怒られそうなんで詳しくいうと…

ウチの店(ぼく飲食店経営者なんですよ。)の常連さんで、50代後半のバツ2独身のイケメンおじさん。

いつも焼酎ロックを呑みつつクダを巻きながら、大手企業のトップセールスマンだった頃の経験談をよくされます。

そんなカズさん、対面でのセールスではピカイチなのに、文章になると…からっきしダメで。笑

僕はそんなカズさんに向けて、「ブログで選ぶべき言葉遣いとは?」というテーマで話すように書いているのです。

 

こんな感じのペルソナ設定、やってますか?

ブログ記事はこうして相手を具体的にイメージすることで、格段に伝わりやすい文章になります。

そう、今あなたはカズさんなんです!

すみません勝手にカズさんにして!笑

 

で、今そのカズさんに話すように言葉を選んでいるわけですね。

あなたのブログでの言葉遣いも、想定する読者に合わせると良いです。

たとえば「~です。」「~ます。」なのか、

「~だ。」「~である。」なのか、

はたまた「~やと思うで。」「~ちゃうんかいな。」なのか。

相手によって選べば良いのです。

 

ブログの目的は「伝わること」。

そしてあなたがブログを書いている理由がありますよね。

それは、なにか伝えたいことがあって書いているんじゃないですか?

それが伝わって、悩みを解決できたり、理解できたり納得できたりして、読者が行動を起こすこと。

それが目的じゃないですか?

読者が起こす行動=モノが売れる、収益を得る、これが目的じゃないですか?

つまりですが、その目的が果たされれば言葉は何でもいいんです。

 

「伝わる文章を書きたければ、語尾は言い切り調にしろ!」みたいな文章術を説く本をいくつか読みましたが、どうなんでしょう。

僕はあまり言い切り調ばかりの文章はしんどいなと思ってまして、正直そういう文章に出会ったらスッと離脱します。笑

離脱されてちゃ、伝えたいものは伝わってませんよね。

 

筆者が実際に話すように書いている文体がいちばんよくて、相手をリアルに想像しながら言葉を選ぶべきです。

それは言い切りがよい場合もありますし、またあえて優しく濁すほうがよい場合もあります。

あなたが普段話すように言葉を選べば、それがいちばん自然な文体になっていきますよ。

 

悪い言葉遣いを言い直す。

たとえば想定読者が50歳男性。

20代の筆者が「~だ。」「~である。」「~するべきだ。」という文調で書けば、やっぱりミスマッチ。

「言いたいことは分かったが、なーんか生意気だな。」と感じられかねない。

そこは年上と話すときのように素直に「~です。」「~ます。」「~するべきです。」という文調に直したほうが、伝わりやすいです。

 

また20代女性が想定読者だとしたら。

50歳の筆者の「諸先輩方の言葉を拝聴致しましたが、至極純粋に納得のいくご高説を賜りました。」という文調は、どう考えても相性が悪いわけです。笑

そこは素直に「たくさんの先輩に話を聞いたのですが、とても納得のいくすばらしいものでした。」で良いはず。

 

いくらていねいに書こうと考えても、マナー文や礼文のようなものはブログの文章としては不自然すぎるので避けましょうね。

 

読者と文章。

当たり前のミスマッチに気がつけばいいだけです。

ちゃんと読者に寄り添って考えていれば、おのずと言葉は選ばれますよね。

むしろ読者に寄り添えない内容なのであれば、あなたが書く意味はありません。

 

気をつけるべきポイントは?

ブログ記事の基本は「読者の検索意図に応える」なので、どうしても筆者の立場が上になりがちです。

上というのは、この物事を知っている先輩の立場であったり、先生のような。

すると、どうでしょう。

なんだか偉そうな表現になっていませんか?

これには気をつけておくべきです。

 

伝えたい内容は伝わったとしても、

「なんか鼻につくな。」

「なんだこのマウント感は。」

「言われていることはごもっともだけど、なんか受け入れたくない。」

こうなれば本末転倒です。

 

逆に当たり障りのない表現ばかりだと、印象に残りません。

だからたまに文章にも荒さや抑揚をつけましょう。

 

文章の抑揚ってなんだよ…

………

って、出てこーへんのかい!

みたいなのでもいいです。笑

 

!!!!!

みたいな強調も、記事のなかに1カ所くらいに絞れば伝わりやすいです。

ただ最近よくあるブログのように装飾だらけ、色だらけだと、一体どこを強調したいのかが薄まりますよね。

強調ポイントは少ないほうがいい、そのほうが伝わります。

 

上から目線の文章にならないよう、

そしてあまりにも当たり障りのなさすぎる文章じゃないように、

ときどき抑揚をもたせて、伝えたいことを強調してください。

 

相手に伝わる言葉遣いが正解。

相手に寄り添い、相手の話を聞き、おなじ目線の高さから答えるイメージ。

それは気の置けない友達と気軽に話すイメージに近いかもしれません。

または、家族になにかを教えてあげるような感じかな?

あなたの人柄をちゃんと出しつつ、読者にしっかり寄り添う。

 

ブログの「言葉遣い」は、読者に合わせて選びましょう。

そこに少し、あなたらしさもね。

 

お分かりいただけましたか?

カズさん。笑

 

いろんな本を読んで、文章の勉強をしてみるのも面白いですよ。

本から得られるもののリターンって、なんだかいつだって大きい気がします。

いつも元以上のものを得られるような。

よい投資ですね。

いま読んでいるのは、この本。

また刺激をもらって、書くことが楽しくなっています♪

ぜひとも楽しんで、ブログを書いていってくださいね!