ブログは特化か雑記かどっちが良い?個人ならジャンル3つ。

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ブログは特化か、雑記か。

終わらないブログ論争のひとつです。笑

ただ僕ぼっくりは、その答えに行きつきました。

 

その答えとは…

「特化・雑記の良いとこどりブログ」です。

詳しくお話ししていきましょう。

 

特化・雑記、それぞれの特徴。

さて、それぞれの特徴をおさらいしておきましょう。

よく言われている話ですので、次の項まで飛ばしてもらっても構いません。

それではいきます。

 

特化ブログ

ブログで扱うジャンルを絞った、テーマひとつに特化したブログです。

 

メリットは、収益までの導線がシンプルで短く、収益化しやすいこと。

当たると大きく稼げる可能性があるのが、特化ブログの最大のメリットです。

 

デメリットは、需要に確実にリーチできていなければブログ全体が大きくコケること。

取り扱うテーマが狭いので、書くべきことが少なくネタ切れしやすいです。

比較的少ない記事数で勝負することになるので、濃い文章を書ける上級者向き。

安易に挑戦してまったく成果のないブログになる例が、かなり多いです。

 

雑記ブログ

雑記ブログは、扱うジャンルに幅をもたせたブログ。

 

メリットは、書ける範囲が広くネタ切れがないのが代表。

「自分」を中心に興味のあることを書けるので、「自分とおなじ属性の読者」が集まりやすい。

ファンや仲間があなた個人につきやすく、そういった戦略に注力することもできます。

方向転換も自在なので、自分の人生のステージに合わせて、長い期間にわたり付き合っていけます。

 

デメリットは、1ジャンルあたりの記事数が少なく、どうしてもSEO的に弱くなりがちなこと。

そのため、どうしても収益化の面ではハンデを負いがちです。

また、いくら雑記とはいえ完全にバラバラなジャンルを選ぶと、もはや同じブログ内で書いている意味が全くなくなります。

これについてはかなり重要なので、後述します。

 

個人ならジャンル3つに絞った雑記。

個人でブログに取り組むなら、雑記ブログを圧倒的にオススメします。

ただ、雑記なら何でもいいわけではありません。

ジャンルは3つまでに絞るべき。

その理由と、ポイントをお伝えします。

 

ジャンルが完全にバラバラなのはNG。

なんでもかんでも書いていれば雑記というのは、言葉としては間違っていませんが、ブログ運営と収益化の面では間違いです。

なぜなら、それらバラバラな記事が同じブログ内に存在している意味が、そもそも無いからです。

「読者」という視点が、完全に欠如してるから間違いなんですね。

 

だれがそんな気まぐれなブログを楽しめるでしょうか。

関連記事もまばらにしか無いブログは、楽しめてせいぜい2~3記事ですよね。

あとは関連もない記事ばかりですから。

 

自分としてはそれなりに、まとまりがあると思っている。

でも読者からしたら、「まとまり」「ジャンル分け」「群」がなく、ただの記事の寄せ集めになっている。

こういうブログ多いです。

完全な失敗例といえるでしょう。

 

先に「読者」という視点が欠如していると述べましたが、逆にそれが正解への道です。

 

読者の属性を絞る。

ひとりの読者にむけて書かれているものが、ブログでは理想とされています。

その方が言葉が深く深く刺さり、成果に繋がりやすいからです。

広く浅くを狙ったブログは、読者にかすり傷しか与えられず刺さりません。

結果として、なにも売れないブログになります。

 

ひとりの読者にむけて書くのはさすがに雑記ブログとしては絞りすぎともいえるので、せめて読者は同じ属性、グループ分けできる対象を選ぶべきです。

そうすることで、ジャンルがいくつかに展開しやすくなります。

僕はジャンルが3つというのが理想かと思っていまして。

具体例で見ていきましょう。

 

たとえば「投資 副業 ポイントサイト」の3ジャンルのブログの場合。

読者の属性は「今の収入に不満のあるサラリーマン」というくくりができるでしょう。

 

たとえば「節約 時短料理 ママの心の叫び」の3ジャンルにしたら。

読者の属性は「子育てに忙しい働くママ」とくくれます。

 

もういっちょ「ソロキャンプ ルアー釣り ボルダリング」の3ジャンルにしたら。

読者の属性は「トレンド感度の高いアウトドア派」でくくれますよね。

 

ポイントは、読者の属性を絞ることなんです。

 

特化の性質が強い雑記ブログ。

このように、雑記ながら扱うジャンルは3つに絞り、読者の属性は特化的に1つに絞る。

その効果とは…

特化ブログのように収益性を高めつつ、雑記のようにネタが豊富で困らないブログになるんです。

強すぎませんか。笑

 

1ジャンルにつきそれなりの記事数を積み上げられるので、ジャンル単位でSEO効果も強くできます。

そしてジャンル間の共通点が多いので、読者が垣根なくジャンル間を行き来できます。

なにせブログ全体の共通項が、読者の属性ですから。

 

そして、もし読者属性が完全一致するなら、ジャンルは何個あっても良いことになります。

それくらい、あなたが書きたいジャンル分けよりも、読者のほうにウェイトがあるということ。

まぁ完全一致は、なかなか難しいですけどね。

 

読者の属性を絞れば、雑記ブログでも収益性を落とさず特化ブログのように強い運営ができるのです。

 

ジャンルそれぞれのウェイト調整。

決めたジャンル3つに、それぞれウェイトを設定します。

ざっくりで大丈夫です。

 

たとえば僕ぼっくりは、

あるブログで「キャンプ5:釣り3:雑記2」の割合です。

当ブログ、ぼっくりコムでは現在「ブログ7:思考2:雑記1」くらいの割合になっています。

 

このウェイトを調整すると、

「Aジャンル5:Bジャンル4:その他1」なら雑記寄りの性質、

「Aジャンル6:Bジャンル3:その他1」ならAジャンル特化寄りの雑記ブログ、

「Aジャンル8:Bジャンル1:その他1」ならほぼAジャンル特化となります。

 

この割合を調整することによって、より自分らしい雑記ブログを作ることができるのです。

 

特化と雑記の良いとこどりブログ!

特化といっても雑記といっても、書く側の都合だけで選んでいるのは間違いでして。

あくまで読まれるためにWeb上にブログを作るんだから、どこまでも読み手のためでないといけません。

それはジャンル分けにも言えることですよね。

ポイントは、特化ブログのように読者を絞り、雑記ブログでもまとまりのあるジャンル展開をすること。

そんなジャンル3つの中間的ブログには、大きな可能性と魅力が詰まっていますよ。

 

たとえその3つすべてに興味がなかった読者でも、おなじ属性にむけて書かれているから興味を引くこともある。

目当てのジャンルについて読もうとしている顕在顧客が、目当てでなかったジャンルの潜在顧客にもなっているわけです。

こうした関連性をちゃんと考えて作られた雑記ブログと、ただ雑記の意味をはき違えたブログとでは、結果がまったく違います。

 

良いとこどりブログ、すごく良いです。

…当たり前ですよね。笑