旨いんだけどね、見た目が…笑
磯の風味たっぷりのものが好きな人には、どんぴしゃハマる「ほや」。
ただ見た目が…ね。
海のパイナップルとか言われるけど…ドラゴンボールのドドリアさんのほうが似てない?笑
ドドリアさんって、もうまんま「ほや」ですやん。
…まあ、そんなことは置いといて。
このトゲトゲの形のほやは「真ほや」。
この他に、つるんとした形の「赤ほや」があります。
沖縄のマンゴーか、巨大などんぐりみたい。笑
そう。味は別として、とにかく見た目がアレなんです。
一度、この塊のまま購入して自分で捌いてみたんですが、そもそもどこが食えてどこを捨てるべきなのか知らず、めっちゃちょっとしか食べられなかったことがあったな。。。
それ以来、もう調理済みのものしか買わなくなりました。
このグ〇い外観と対峙するのは、なかなか食欲が削がれますので…汗
真ぼや、赤ほやって、何が違うの?
ドドリアさんが真ぼや、巨大などんぐりが赤ほや。
真ほやは主に三陸の海で養殖のものが多く、赤ほやは北海道の天然もので水揚げ量も少ないです。
殻を破った中身の色は、真ぼやが黄色、赤ほやが赤色をしています。
味は、真ぼやが濃厚な磯の風味がするのに対し、赤ほやは比較的あっさりとしていて、ほんのりと甘みがあります。
赤ほやは身の甘みと塩とのバランスが最高。
僕ぼっくりは、どっちかというと赤ほや派。
でも居酒屋のメニューで「ほや塩辛」を見つけても、店員さんに「真ぼや?赤ほや?」とかは聞きません。
店員さんからしたら、そんなお客さん絶対めんどくさいもん。笑
赤がきたらラッキー!!黄がきたらまあ普通!くらいのテンションで待ってます。
なんで赤が好きかというと、塩辛の塩味と身の甘みがちょうどバランスがいいから。
だからって黄色は食べないかというとそうでもなく、手に入ればどっちも食べます。
この前のお取り寄せでは、赤ほやの塩辛にすこし砕いた山芋をからめて。
ちょっと光の加減かな、黄色に見えるけど…赤ほやです。
これくらいチョロッとずつ食べるのが、いいんですよねー。
これも、うんまかったなぁ☆
真ぼやの濃厚な潮の香りもいい!
真ほやの良さは、やっぱり磯の香りというか潮の香りが濃厚なところ。
赤に比べるとすこし身は水っぽく、噛むとジュワッと潮っぽい汁がはじけ出てきます。
これがウマイので、好きな人は「真ぼやがいい!」と言うわけですね。
お造りや酢の物なんかにもしやすくて、いろんなアレンジが効くのが真ぼやのいいところ。
三陸の沿岸では養殖も盛んで、カキをロープにつけて養殖するような要領でほやも育てられています。
そのおかげで値段も手ごろで、手に入りやすいのも嬉しい。
けっこう大容量のパックなんかも流通してるので、そういうのを買ったときはそのまま塩辛として食べるだけではなく、ちょっとオーブントースターで焼いてみたり、BBQの網の端っこのほうでチョロチョロ炙ってみたりと、いろいろ遊んでいます。
潮の香りが、ほんとやみつきになります。
そして忘れてはいけない、莫久来(ばくらい)の存在。
ばくらいは、このわた(ナマコの内臓の塩辛)とほやをブレンドしたもの。
これがね…磯の香りの相乗効果で抜群にうまい。
舌にねっとりと濃厚にからみつきます。
辛口の日本酒が最高に合う。
冷酒がいいですね。
こんな反則技、いったい誰が考えたんやー!ありがとう!笑
いやーこれ、甲乙つけがたいわ。どっちもまいうー。
あなたは真ぼや派?それとも赤ほや派??
僕ぼっくりは…
……
………
あかん!決められへーん!どっちも好きぃ!!