赤西貝、それは実力抜群の味をもつ、庶民の味方。
あかにし貝!といえば、貝類のなかでもサザエのような歯ごたえがありつつ安価なのが嬉しい、庶民の味方。
すこしサザエよりも淡泊だけど、似たような磯の香りがあって、食感は抜群によく、もうもはやずっと赤西貝でもいいかな、と思うこともしばしば。笑
それだけ実力派の貝なんだけど、やっぱり安価でとっても身近な、頼れるヤツなんです。
そもそも赤西貝ってどんな貝??
あかにし貝というのは、名前のとおり身が赤みがかっており、国内で漁獲され、夏に旬をむかえる貝です。
肝はとても苦みが強く、ほとんど食用されることはありません。
シコシコとしたその食感の良さから寿司ネタとしても多用され、タコのように酢の物にされることも多い貝です。
肝にとてもクセがある…ということで、殻付きで買ってもなかなか下処理が大変で、料理屋さんでなければ処理済みのものを買うほうがよいと思います。
家で食べたい。
殻を割って身から肝をはずし、塩でしっかり揉み洗いをしてヌメリをとり…というのが大変で、やはり生はハードルが高いです。
ですので処理済みのものを探すのですが、もうせっかく処理済みならカットまでしてあるのがズバリ手軽で便利です!!!笑
こちらは1kgパックで、値段も手頃。
しっかり下処理されていて、おいしい身の部分のみ。
しかも厚めにスライス済みで、解凍したらそのままお刺身で食べられます。
しかしこの記事のタイトルにあるように、さしみ“風”なんです。
まったくの無添加ではなく、少量の砂糖・塩・醤油・酢などを添加することで保存性を高めてあります。
とはいえ基本的には生なので、生食するには解凍から冷蔵1日。業務用の低温冷蔵でも4日。
ただ嬉しいのは、冷凍のままであれば保存期間1年3ヵ月もあります!!
さすがにそんなに置いとかへんわー安心してー!!笑
これほんま食感が抜群でして。
まずはほとんど生の状態であり、そもそもの貝のボリュームもあり、さらにカットの厚みのおかげもあり、食感がとことん良いのです。
たまにスーパーの惣菜おつまみコーナーなるような、赤西貝ととびっこ卵の和え物なんかにあるような小間切れの貝身ではなく、サイズも厚みもあるこちらは食べごたえが抜群。
1kgもあれば、贅沢に80gくらいを刺身で食べても12食分もある!
このボリュームも値段も味も食感も、もう誰も文句なく満足できるんじゃないでしょうか。
これはね、しばらくは早く帰宅したくなる酒のお供ですよ。笑