童心にかえる

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 今週、ごっつ楽しかった。なんか休む暇なんて少しもなくて、常に何かしてる感じ。充実の夏だ。

 まず、小・中学校の頃のサッカー部のメンバーを集めて、近所の飲み屋「楽」で飲み会をした。みんな大人になってたけど共通の記憶は子供のままで、その数時間だけは皆子供になってた。皆異常なほど盛り上がって店のビールを飲み干すほど飲み、気付けばテーブルには空のピッチャーがゴロゴロしてるような豪快っぷりだった。この日の幹事は俺だったけど、正直大変だったというよりは楽しい気持ちのほうが遥かに上回っていた。皆多忙な中を無理に来てくれて、結局17人も集まった。1次会が終わってもテンションは下がることなく2次会に突入し、皆次の日の仕事の事も忘れて飲み暮れた。たまにはいいもんだ、明日のことを考えずに楽しむなんてのもたまにはイイなあ、と皆口々に言ってた。結局次の日は仕事に行けたのだろうか。

 小学生の頃のノリはしばらく続いた。皆仕事が終わった頃に公園にぼちぼち集合し、サッカーをした。小学生の当時は自転車やったけど今は車ばっかで、知らんうちに皆どんどん大人になってるんやなーって思った。体力は確実に小学生以下になってたのは、皆同じだ。サッカーはほどほどに終えて、夜更けまでお喋りを楽しむなんてまた小学生みたいだった。

 そんなプラプラな毎日の要所要所ではしっかりバイトをした。以前にも紹介した清掃の仕事だが、気付けばこのバイトももう6年もやってるので同じ現場に入る業者さんも知り合いだらけで、両手は必死に仕事しながらも口は楽しいお喋りといった感じでズンズン進み、しんどいと思うことはなかった。が、やっぱりキツイ薬品なんかを使うことも多いので手は荒れまくりで、尋常じゃなく荒れはじめたのでしばらく休ませてもらうことになった。

 そんなボロボロの手なのに、誘われるままバイト後にはゴルフの打ちっぱなしに行ったりと手を酷使したせいで俺の手は脱皮を3度ほどした。脱皮した後の未熟な皮膚は弱く、また脱皮するという悪循環にすっかりハマってしまったので、しばらくバイトせずゆっくりするつもりだ。もともと肌が弱い体質なのだが、女の子の肌が弱いのと違って男の場合はただバカにされるだけで状態がひどくても誰もかばってくれないので、自分でセーブしていかないとひどい事になる。俺と同じような悩みをもった男の人もきっといっぱいいるんやろうな。皆さんも、あんまりそんな人を責めてあげないでね。笑

 そして忙しかったバイトの合間をぬって友達と釣り堀に行ってきた。人生初の釣り堀体験だった。バイクで山を登って数分で着いたその釣り堀は年老いたおばあちゃんが一人で管理しているようだった。貸し竿とエサを受け取って早速釣りを開始した。正直釣り堀をバカにしていたところがあったが、釣り堀は釣り堀で奥が深いんだなぁと実感してしまい、たった数時間だったがすっかりハマってしまった。家から徒歩10分ほどの距離にあるこの釣り堀で、友達を集めて近々釣り大会をやろうと計画している。この釣り堀は平日も週末も人はほとんどいなくてガラガラなので、おばあちゃんはその釣り大会の話を聞いて少し興奮していた。