ブログでまず100記事と言われる理由。書いても稼げません。

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ブログ収益化の世界ではなぜか「まずは100記事」とよく言われます。

なぜ100なのか?

50では足りないの?

20では全然ダメ?

で、100記事書いたら稼げるの?

 

答えを言うと…稼げません。

なぜなら…

 

100記事はスタート地点。

一生懸命100記事をめざして頑張っている人には申し訳なくなりますが、100記事はほんのスタート地点です。

めざす地点ではなく、通過地点。

100記事からやっとスタート地点ということは、そこまではウォーミングアップのようなものなのです。

 

これにはちゃんと理由がありまして。

 

やっと最低限のデータが揃う。

ひとつずつ、ちゃんとしたボリュームで100記事書いたら、20~30万文字になっています。

その頃からやっとGoogle検索に認識され、ちらほらアクセスが増えはじめ、よく読まれてるページや駄目なページが見えてきます。

Googleサーチコンソールで、どんなクエリ(語句)でどれだけ検索され、どのクエリで検索○位なのか、クリック率はどうか、測定するのにやっと最低限のデータが揃いはじめたところ。

Googleアナリティクスで、どのページのPVがどれくらいで、そのうち新規ユーザーはどれくらいで、リピート率はどれくらいで、どういう経路でアクセスがあって、どのページの平均滞在時間がどれくらいで、サイト内回遊率はどれくらいで…

こういうデータがやっと揃いはじめるのが、100記事あたりなのです。

 

このデータがやっと見れるから、よく読まれてる記事の構成をたくさん複製していこうとか、どの商品が注目されているから関連記事を書こうとか、特定のクエリが表示回数のわりにクリック率が低いからタイトルやメタディスクリプションを変更しようとか、PV数のわりに直帰率が高くページ滞在時間が短いから記事の序文をリライトしようとか…

やっと対策を考えられるわけですよ。

やっぱり成果につなげるには、やみくもに書いてるだけではダメですから。

100記事というのは、やっとデータ分析できるスタート地点です。

 

ネタがあり継続できている。

100記事書くまでにネタ切れしていては、ブログで収益は出せません。

100記事書くには、ネタの仕入れが続けられるジャンルで書く必要があるんですね。

たとえば本業でプロとして携わっている専門性を発揮できるジャンルだったり、長年やってる趣味に関するジャンルだったり、まさにいま勉強しながら取りかかっている事をブログに書いていったりと、現在進行形でネタの仕入れができる状態でないと、なかなか100記事には到達できません。

継続できるジャンルなのかどうか、判断がつく目安が100記事でもあるのです。

あ、もちろん100記事でネタ切れしていては、ブログで収益は見込めませんけどね。

ブログの要は「継続」なのです。

 

書くサイクルができている。

100記事オラー!!と一気に書いた人は分かりませんが、100記事書くにはそれなりに時間がかかります。

1週間に1記事なら、2年。

3日に1記事なら、1年。

毎日1記事なら、3ヶ月。

自分のペースをみつけて継続し、書くことを生活に組み込めている状態。

そうなれている目安が100記事です。

さきほどの項で「ブログの要は継続です」と書きましたが、この「習慣化」できていることも、その裏付けになりますね。

 

○記事書いたら、すべきこと。

やみくもに書いていても、成果は出ません。

ある地点地点で、見直していくべき事があります。

 

0記事

当然ですが、はやくスタートしましょう。笑

考えていたり勉強して知識を増やしても、始めなければ結果はゼロです。

そしてまず最初の大きなハードルでもあります。

「やるか、やらないか。」

「結果が出るのか不安だ。」

まったく無意味なので、とにかくスタートを切りましょう。

いろんな情報がありますが、間違いなくWordPressブログ一択です。

断言します。

 

そして↓これだけ注意を。

参考:パーマリンク設定にはカテゴリー名を入れない方がよい【変更できない】

↑まあこれも、まずブログ始めた人じゃないと意味わからない事ですが…

 

20記事

とにかく何も知らない状態でもスタートし、記事を書いてみたことは素晴らしいです。

なぜなら、そこですでに70%以上の人は脱落しているから。笑

そして文章の基本もない状態で書くことだって、ちゃんと意味があります。

基本がない状態で書いていた文章と、基本を勉強しはじめてから書いた文章の比較ができるからです。

そう、この20記事あたりから徐々に勉強しつつ書いていくのが効果的なんですね。

「今までの文章はダメだったな…」と気付いても、ひとまず100記事書くまでは残しておいてください。

それも立派な文章ですし、どのキーワードにどんな経路から検索されてアクセス流入してくるか、まだ分からないからです。

勉強したことをブログ記事に活かしつつ、ちょっとずつスキルアップしながら書き進めてください。

 

50記事

50記事ほどになると、関連のある記事と記事をつなぐ「内部リンク」や、ブログ全体の「導線」を意識しはじめてください。

最終的にこの記事を読んでほしい、この記事で収益をあげていきたい、そういう記事も1つ2つ出てきたのではないでしょうか。

ブログ内のある記事を読んだ人が、ゴールにしたい記事にたどり着くようにリンクでつなぐのです。

たとえばA記事をゴールにしたい場合、関連のあるB・C・D記事の文章ラストにA記事へのリンクを貼るような。

またE記事という新しいゴール記事(LPといいます)を書いたら、関連する記事からE記事へリンクさせる。

そうしてブログ全体の導線をととのえていくイメージを作り始めると、良いと思います。

また、ブログ記事のカテゴリー分けもスタートしてみましょう。

参考:ブログのジャンル選定は複数でも5つまで!おすすめの決め方は?

 

100記事

おめでとうございます、ひとまずスタート地点です!笑

ですが、ブログをはじめた人のさらに70%が脱落している頃ですよ、勝ち組です!

 

ここまで少しずつ勉強しながらブログを書いてきたら、分析データは揃うし、継続できるネタは見つかっているし、習慣化もできている。

得てきた知識をちょっとずつ活かしながら、やっと今まで書いた100記事について見直してみましょう。

アクセスが集まっている記事には、理由がある。

アクセスのない記事にも、理由がある。

収益の出はじめた記事には、大きな理由がある。

よい部分を伸ばしたり複製したり、わるい部分を削ったり書きなおしたりしながら、ブログ全体の改善へとつなげていく。

かつ、記事を習慣的に書いていく。

見えていた景色が変化しはじめるのを感じられると思います。

 

結論、何記事から稼げるの?

結論をいうと、私ぼっくりが感じるに「200記事」かなと思います。

がんばって書いた100記事をもとに、良い例をのばしたり悪い例を改善したり、それだけでも記事数は150→200記事と増えていくでしょう。

効果的な記事が増え、ダメな記事が減ってくるので、収益性が上がってきます。

私が「収益が出てきた!」と思えたのは…やっと月1万円を超えたときかなぁ。。。

月1万ってショボいですけど、なんとなくコツが分かってきた感覚はその頃でした。

そこからの実感としては、うまくやれば200記事くらいで月5万円が狙えるかな、というところ。

 

こんだけ時間費やして月5万かよ…と思うかもですが、正直そんなもんです。

ただコツを掴んでいるので、良い記事をコツコツ積み上げていくことができ、収益も伸びていきます。

そしてブログの良いところは、手を止めても月5万円が続くこと。

だから、ここで止まらずに継続して収益を上積みしようというモチベーションも湧きます。

 

「ブログはまず100記事」には、ちゃんと理由があるんですね。

私ぼっくりも収益を狙いはじめて最初の100記事は正直しんどかったです。笑

でももう今は、ブログは生活の一部ですね。

正確に数えてはいないですが、消さずに残したものだけでも700記事以上はあります。

収益はやっと安定して月6桁を稼げるようになりましたが、まだまだです。

今は1000記事でも2000記事でも通過点だと思えていて、それはブログを楽しめているからですね。

 

いちど収益化を体感したら不安は一気に消えますので、100記事がまだの方もコツコツがんばってください。

そして100記事で稼げるというワケではありません、100記事はスタート。

でも、思いっきり視界がひらけて、ブログが楽しくなってくる大きな目安ですよ!