75BEERとの出会いは突然に。
最近ちょっといいビールにハマっている。
禁酒をやめてからは少量のお酒をゆっくり呑む愉しみをおぼえ、ちょっといいビールにあれこれ手を出しているのだ。
いやぁ、夏ってビール旨いからねぇ。
年中…旨いけどね。
この75BEERとの出会いは突然だった。
仕事帰りのスーパーで「今日は定番のキリンラガーでいいかなー」と、いつもよりかなりテキトーに手を伸ばしたら…
「…ん?」
なんだこれ。
全然そのコーナーじゃないのに、キリンラガーに交じって1本だけオリオンビールのしかも見たことない缶デザインのものが置いてある。
ビールのコーナーをぐるりと回ってみても、オリオンビールのコーナーにも、そのテの限定品みたいなものは置いていないのに。
その1本だけが、なぜかキリンラガーに交じって置いてあったのだ。
なんだこれ!そして1本だけ発見できるとか超ラッキーだ!
どういうわけでそこにあったのか分からぬまま、店員さんに聞くこともないままに、レジにすすんでいった。
沖縄復帰50周年の限定品?
さすがに何も分からぬまま開栓して呑んでしまうのはモッタイナイ。
というわけで、ちょっとだけ調べてみようと。
ちょっとだけね。
だって、早く呑みたいから。笑
ふむふむ。
7月5日に発売されたばかりらしい。
とはいえ今年の7月5日なのか、去年なのか、何年前なのかも分からない。
ただ缶デザインにヒント「沖縄復帰50周年」とあるので、ここから調べて2022年の今年のものであると分かった。
沖縄復帰50周年というのは、太平洋戦争後のアメリカ占拠から沖縄が本土に復帰して50年ということだ。
そんな大切なことをビールの缶から知るとは…
オリオンビールさん、ありがとう。
ただこのビール、公式ホームページを見ても詳細がわからない。
今年だけの限定品なのか、それともこういったクラフトビールはいつも造られていたのか、来年も飲めるのか。
まーったく分からなかった。
なので缶の表記から読みとってみる。
まず75BEERの表記であるが、75は名護市の意味らしい。
缶には1960年代の名護湾とオリオンビール名護工場の風景イラストが入っている。
そしてOkinawa’s Craft Premium Series.とある。
「沖縄醸造」とあるが、沖縄県産の大麦を使用して沖縄で造られているというわけだ。
そして、「沖縄復帰50周年 これからもこの島とともに」とある。
おそらくやっぱり、今年の限定品なのだろう。
まあウンチクはもうこの辺でいい、
早く呑みたい!笑
これがオリオンビールの本気か。
ウンチクもいいが、呑みたいのである。
あとは味に語ってもらおう。
なんだか少しアメ色をしていて、普通じゃない色というだけで期待がムクムク膨らむ。
というわけで泡がムクムク膨らみすぎである、もっとゆっくり注げ。
落ち着け、落ち着け…。
うん、なんとか泡加減もちょっと収まってきたか。
いい色だなぁ。
もうね、暑いなか熱いうどん屋の厨房のなかで一日中仕事してたから、全身がこの冷たいビールを欲しているのがわかる。
もうだめだ、いきますよ。
コクリ。。。
えっ?えっ?えっ??えーっ???
ちょっとこれ…チョー旨いんだが!!!
まず濃い!
のどにグッとくる旨みが濃い!!
オリオンビールにはいつもスッキリとした印象をもっていたが、これはまったく違う。
苦み、旨み、コク、香り、すべてが高次元でバランスしていて、しかもそれが濃い。
ずーっと後味まで、しっかり太くて濃厚。
これがオリオンビールの本気か。
やばい、なんだこれ。
めっちゃ旨いやん。
もうお気に入りのミニジョッキに吸い込まれそう。笑
じんわりと濃厚に…口いっぱいに広がるその旨さを、ひとくちひとくち噛みしめて呑んでいきました。
シリーズというだけあって…飲み比べしたい。
もう圧倒的にココロを打ち抜かれてしまったので、これはもちろんリピートして呑みたい。
しかもシリーズだというんだから、ぜんぶ呑みたい。
飲み比べしたい。
飲みたい飲みたい飲みたいゼーンブ呑みたいぃぃぃ!!!!!
と思って必死に探したら、あったわ。
ちゃんと飲み比べセットが。笑
ありがとう、オリオンビール☆☆☆
そして後日、IPAとベルジャンホワイトを呑む機会に恵まれることに…☆