幸せって何でしょう。
いい学校に行き、大企業に就職し、いい人と結婚し、子供を授かり、いいものを食べ、いい服を着て、欲しいものをなんでも買い、いい車に乗り、いい家に住む。
幸せって、こういうことですか?
でもこれこそが、幸福度を下げている原因なのです。
日本はいつも50位以下。
日本人こそ、型にはまった幸せを求めがちなところがあります。
人生を削り、一般的にいわれる幸せを追い求めて苦しんでいる。
人生そのものである「時間」の大部分を、仕事に費やして。
幸せを求めて苦しんでいるんです、なんか変ですよね。
それが世界からみた日本人の幸せなんだそうです。
世界には幸福度ランキングなるものが存在し、幸福度の判断基準が決められています。
「誰がそんなもん決めるんだよ」って正直おもいますけどね。笑
そのランキングでいうと、上位常連はフィンランド・デンマーク・スイスあたりの北欧の国々がランクインしています。
けれども、これとは別に「世界一幸福な国」といわれている国があります。
ブータン王国です。
息をしているかぎり希望はある。
ブータン王国がなぜ、世界一幸福な国といわれるのか。
それは、幸せの基準を上げないからです。
「息をしているかぎり希望はある」という考えをもち、もう生きてるだけで幸せじゃないか!という位置に幸せの基準を置いている。
つまり、生きていて起こることはすべて幸福というわけ。
さらに「本当に大切なものは形をもたない」という考えもあり、モノやお金に支配されない価値観をもっているのです。
すばらしい。
内にある「心」にこそ価値を置いてるんだから。
日本人の幸福度が低い理由。
幸福度ランキングにおいて日本の順位が低い理由は「人生の自由度」と「他社への寛容さ」の項目で低ポイントだからだそうだ。
それはほんと、痛いところ突かれたなぁと。
おっしゃるとおりです…って感じ。
小学校、中学校、高校、大学とすすみ、就職、結婚、出産。
果ては定年退職までずーっとレールのように生き方が決まっていて。
このレールから外れると、幸せになれないみたいな呪縛。
なにか失敗をしたら晒し者にし総出でバッシングをしたり。
たしかに下位なのにも納得がいってしまうのです。
そんな日本で幸せになるためには。
それはつまり、幸せのハードルを下げればよいのです。
いい学校に行き、大企業に就職し、いい人と結婚し、子供を授かり、いいものを食べ、いい服を着て、欲しいものをなんでも買い、いい車に乗り、いい家に住む。
いやそれ以前に、生を受けたことそのものが最大の幸せでしょ?
生きてることそのものがプレゼント。
価値をおくポイントを、他人から見た視点・モノやカネなどにおくのをやめ、「心」におくこと。
小さなことでも「しあわせだなぁ」と感じられる心を育てることなのかなぁーと思います。
きっとそうして生きてたら、人生ぜったい好転しますよね。
ちょっと私ぼっくりも、そうやって生きてみようと思った、2022年の元旦でした。