赤バイ貝の肝だけが売っていました。
肝だけって…つまり巻き貝を食べたとき最後にぴょろんと出てくる、あのしっぽみたいなやつですよ。
身の部分を食べて、肝も食べる。 …というわけではなくて、肝だけ食べるというのは初めて。
ちょっと恐る恐るレポートいたします!
バイ貝の肝を通販お取り寄せ。
この数百円だけで注文したら送料がもったいないので、ある程度の量を注文して送料無料になるよう、お刺身ホタルイカなどと一緒に注文しました。
いつもお世話になっている「かに魚市場 山米」さん。さすがにバイ貝の肝だけ注文ってことはしませんよねぇ。笑
そして届いたのがコチラです。
カチンコチンで届きます。
バイ貝の肝、もう茹でてあるのですぐ食べられる。
これはもうすでに塩茹でされた状態で冷凍パックされてるので、解凍すればすぐ食べられる。
半日くらい冷蔵庫に移して解凍したのを、開封してそのまま食べてみた。
パックから出してみると分かるんですが、ひとつひとつがデカい。
デロリン!と出てきた、うずまき状の肝たち。
ちょっとグロい。笑
なかなかですよ、この姿は…。
注文しといてごめんなさい、ちょっと美味しそうには見えない。笑
たぶん食べてみてもエグさがあるんだろうなと想定し、焼酎ロックを用意。
あまりにインパクトのある味だった場合に、口の中をすぐにリフレッシュするためだ。
僕ぼっくり、もうすでにヒルんでますね…。
さて、いってきます。
はむっ。
……。
ぬぬぬ…。すんげー大味。
美味くないわけでもなく、美味くもなく…。
オレンジ色のブルン!とした部分と、灰色のザラッとした部分と、白いピラピラした部分が口のなかで合わさって…、何が何だかわからないムニョムニョした食感。
そして味は、サザエの肝のような濃厚な磯の香りなどもなく、なんというか淡泊で…。
全体として、ただムニョムニョとした食感の印象しか残らない。。。
うーん、これは違う。
いくら塩茹でしてあるったって、このまま食べるのは違う気がするぞ。
ということで…
バイ貝の肝を、煮付けにしてみた。
すこし濃いめに希釈したヒガシマル特製うどんだしに、おろししょうがチューブをプリッと。
味付けはこれだけ。
ここにバイ貝の肝をいれて炊いていきます。
蓋をして、弱火でコトコトコトコト…。
およそ30分で、こんな感じに。
うん、いい感じ!
味はヒガシマル特製うどんだしだもん、間違いない。笑
器に盛って、さて晩酌に戻りましょう。
さっきより格段にプリッとトロッとしていて、これはイイ感じ!
期待をこめて…
はむっ。
そうそう!やっぱり肝はアツアツのホクホクで食べるのが一番いい!
味は間違いない、ヒガシマル特製…(いつもしつこい)
大味だった塩茹でだけの状態から、味が入ってショウガのアクセントも効いて、なかなかいい酒の肴になりましたよ。
でも正直、サザエの肝のほうが美味しいネ!笑
おもしろ半分で注文してみたいシリーズです。
これは美味しいよー!ぜひ食べてみて!っていうのではなくて。
食べたことないなら、なにかの注文のついでにイイんじゃないかな?という感じ。
でもね、これ。 実は…
この赤バイ貝のお刺身を注文しようとしたら売り切れになってて、次に目に飛び込んだのが今回の「肝だけ」だったのです。
本当はバイ貝のお刺身が食べたかった!笑
そして生姜煮であれば…
肝じゃなくて身の生姜煮が同じページで売ってる!
もうもはや、バイ貝の肝だけを買う必要性があるのかどうなんだか…ちょっと分かりません。笑
「バイ貝の肝ってどんなん?」もしくは「巻き貝の肝が好きすぎる!」って人は、試しに注文してみてはいかがでしょう。
僕ぼっくり、やっぱりお刺身がよかったなぁ。笑