軽バンに家族4人と荷物をのせてキャンプ!車はこれで十分!

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普段の生活ではコンパクトで機動力の高い軽バン。

でも小さいだけに、ちゃんと4人フル搭乗でもキャンプ道具まで積めるの?

積載量の少ない軽バンでも、ちゃんと問題なくキャンプできる?

そんな軽バンでのキャンプの実際を、お見せします!

 

軽バンでも無理なく、家族4人と荷物を積むには?

上の写真を見たら、なんかすごい余裕をもって積めているように見えるでしょ?

実際はですね、けっこう窮屈にはなります。

横からの写真も見てもらったら、窮屈さが伝わるでしょうか。

ばばん!

助手席の足元にはクーラーボックス、後部座席の足元には自立式タープとかポールとかの長尺モノ。

その炭酸水の箱は…ちょっと自分のうどん屋に運ばないといけなかったので、一時的に積んでるだけです。(これは無視してね)

決して「キャンプでめちゃくちゃハイボール呑んでやろう!」ということではありません、念のため。笑

 

足元に荷物がないのは運転席だけですね。

まあ今のところ子供が7歳と4歳なので、なんとかなっています。

オクサマもまあ今のところ、足元に荷物があっても大して気にならないそうです。

 

荷物は積む順番が大事。

何度かファミリーキャンプを軽バンでやってみて感じたのは、積む順番がめっちゃ大事ということ。

最初は、必要なものを適当に積んでたんですが、キャンプ場に到着してから、さぁーまずはタープ張ろう!と思っても一番奥にあって、荷物ぜんぶ降ろさないと取れないとか、バカだなぁ…と自分に思いつつ。

荷物を降ろすだけにも時間がかかって、どんどん腹も減ってくるし、子供たちは待てないしで、イラッとしてしまうこともしばしば。

順番を考えて積むようになってから効率は一気に上がり、そして最後まで降ろさなくていい荷物はずっと車に置いたままにしたりと、工夫できるようになってきました。

 

たとえば寝袋は寝るときまでは使わないし、雨用のカッパや長靴は雨が降らないと使わないし。 そういうものは一番最初に積んで、最後まで降ろさない。

それと、荷物がジャンルごとにコンテナボックスに分類されてることも大事ですね。

これは全員分のシュラフをまとめたコンテナボックス。一番に積みます。

 

次はこちら。カセットコンロ関係。

基本的に焚火調理のサブなので、出番があるかないかは状況次第。
これも一番奥に積みます。

 

次は、子供たちの遊び道具やランタン。

キャンプ場に着いて興奮してる子供たちをまずはこれで遊ばせて、ちょっと落ち着かせる必要があります。笑

子供たちが目と声の届くところで遊んでるのを見ながらテントとタープを張り、ランタンを設置すればひとまずは大人も落ち着くので、これは手前に積みます。

 

そして食品や食器、調理器具類。

遊んでた子供たちはしばらくしたら必ず「おなかすいたー」と言ってくるので、おせんべい等のすぐ食べられるおやつもここに入れておきます。

キャンプ場の到着時間や準備の進行具合によっては大人も腹が減ってくるので、すぐつまめるものがあるのは大事。

これも一番手前に積みます。

 

このコンテナボックスをまず乗せてから、その上や横にその他のものを積みます。

焚火台、テーブル、いす、ウクレレを積んで…

トンネルテント、予備のドームテント、水20Lタンク、子供の自転車用ヘルメットなどの小物…。
焚火台一式はバックビューを遮らないように横に移動。

そこに衣類の入ったバッグを積んで。

視界は良好であります。これで出発しました!

 

キャンプに行くたびに順番を考えるのでなく、一度決めてルーティン化したことで、とにかく準備時間が早くなり、疲れなくなりました。

まず荷物を全部降ろしてから設営していた今までと違って、設営しながら順番に必要なものを降ろしていくので、大量の荷物でもカオス化しにくい。

降ろした荷物が子供の攻撃をうけてカオス化していくのを呆然とながめ、そのときこの順番の大切さを痛感したのでした。笑

 

ちなみにこれが軽バンの荷室の広さ。

我が家は、ホンダ バモス。

走行距離8万キロの中古車を19万円で手に入れました。笑

それまではレンタカーで軽バンを借りて、まだ子供のいない頃に夫婦で車中泊旅をたまにしていて、「軽バンが気軽なのに広くていいねー」ということで購入。

 

荷室の全景。

後部座席はたためるので、最大で荷室はここまで広がります。

よほどの長身でなければ、余裕で寝られます。

後部座席を起こせば、すぐ後ろの黒い金具のところまできます。

その後ろが、4席使用時の荷室です。

今回は4席は起こしているので、座席を全部人が使いつつ、荷室と足元だけで荷物を積みきり、バックビューも確保しました。

バックビューを気にしなければ、足元に荷物を置かずに荷室だけでも積めます。

 

これはノーマルですが、ハイルーフタイプにすれば、ここに網棚などを設置して荷物スペースを増やせますね。

余裕があるわけじゃないけど、家族4人でキャンプは軽バン1台でもできます。

予備のテントとか使うかわからない雨具などの装備を積んでも大丈夫。

 

蛇足ですが、もし車中泊なども考える場合は、手動ウインドウがおすすめ。

車中泊はエンジンを切った状態のほうが多いので、通気で窓を開けたいときにパワーウインドウだと毎回エンジンをかけるのが面倒なのと、エンジンをかけるたびに出る騒音などを考えると、意外にも手動の古い車種のほうがメリットがあったりします。

我が家のバモスも後部座席は手動なので、それも購入のポイントになりました。

 

軽バンのいいところ。

そもそもキャンプの楽しみって「限られた道具や装備のなかで、どう工夫して快適に楽しく過ごすか。」だと思うんです。

なんでも便利なものをたくさん用意しすぎたら、どんどん家にいるのと変わらなくなっちゃう。

できるだけ自然のものを利用しつつ、絶対にないと困るものは忘れずに持っていく。

その荷物を吟味し、最小限だけ持っていく。

それを最大限使う。

だからこそモノ選びが楽しいし、反省点も次回の構想を練るのも楽しいし、不便もキャンプの楽しみかなと僕ぼっくりは思ってるんですね。

 

だから軽バンを選びました。

考えて積めば積める。考えなしに積めば積めない。

普段乗ってる車で事足りてるならわざわざ軽に乗りかえる必要はないと思うけど、この「考えて使っていく感」がたまらなく楽しい。

まあ税金だったり駐車スペースだったり燃費だったり田舎の細道ガンガン行けるというメリットは置いといて、「軽バンを安く買ってガシガシ使う」はアリだと思います。

めっちゃ楽しいのです。

バモスを廃車になるまで乗ったら、次はパートタイム4WDでハイルーフタイプの軽バンがいいなぁ、と思ってるくらい、軽バンが必要十分でお気に入りなのでした!

 

ちなみに帰りはこんな感じ。

ゴミや、洗うものを一番降ろしやすいところに積みます。

後片付けまでが遠足…いやキャンプです。

お父さん頑張ってください☆☆☆

 

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