【実釣レビュー】ダイワ クロスビートSW 766TML【インプレ】

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持ち運びやすいコンパクトルアーロッドのなかで【DAIWA CROSSBEAT SW】は定番ロッドですね。

実際に僕もこの竿を常用していて、それなりにお魚とも出会わせてもらっています。

その使用感はどうなのか、万年雑魚釣り師の僕ぼっくりがカンタンに解説しましょう。

(くわしく解説しろよ!って方は他のサイトを検索してねw)

まずはカンタンにスペックを。

僕はAmazonで購入しまして、こちらが届いた一式。

スペックは以下の通り。

  • 全長7.6ft(229cm)
  • 継数6本テレスコタイプ
  • 仕舞寸法47cm
  • 先径1.5mm 元径12.9mm
  • 適合ルアー重量 5~28g
  • 適合ライン6~12lb(ナイロン)/0.6~1.2号(PE)
  • カーボン含有率 88%
  • SiCトップガイド仕様

基本スペックなどの情報は公式サイトから手に入るので、このへんにしておきましょうか。

 

766TMLを眺めてみましょか。

↑6本継ぎのブランクス。

8つのガイドは左から、

▲固定・△遊動・△遊動・▲固定・△遊動・▲固定・▲固定・▲固定、という並びです。

この遊動ガイドがなかなか、買ったばかりはクルクル回りやすいんですよね。

しばらく使用して擦れキズがはいってきた頃からは、固定力が強まった気がします。

↑こちらは竿の尻部分。

この尻栓がポロリと落ちやすいので、釣行前に5円玉などでクッと締めておきましょう。

まあ竿を洗うときには水切りのために外すし、無けりゃ無いで困りませんけどね。

↑竿尻から上がっていくと、ここにスペック表記。

ベトナム製です。

↑リールシートは、ダイワオリジナルのオーバルリールシート。

なめらかながら絶妙なくぼみがあり、濡れた手でも滑らずグリップできます。

付属の竿先カバーも固定力があり、穂先をしっかり守ってくれる安心感ばっちり。

ただ竿袋しか付属しないので、セミハードケースなどあった方が良いと思います。

↑この化粧箱をずっとロッドケースにしている友人もいますが。笑

セミハードケースがひとつあると、いつでもサッと釣りできるよう車のトランクに転がしておいたりできて便利。

ケースひとつに2~3本くらい仕舞えますしね。

60cm以内のケースであれば、飛行機でも手荷物として座席に持ち込めます。(路線によっては55cmの場合もあり)

ダイワのセミハードケースはそのへんのサイズ感をちゃんと意識して作られていますね。

↑ちなみにこれが僕の普段のお散歩釣りセット。

自宅から歩いて5分で琵琶湖なのです♪

このクロスビートに限らずですが、テレスコタイプ(振り出し式)のロッドはこうしてラインを通したまま縮めて移動できるのが最大のメリットですね!

 

実釣してみた感想は…

感度は、良くも悪くも「普通」です。

とはいえテレスコロッドでそんなに超高感度の竿なんて手にしたことがないので、クロスビートはテレスコタイプのなかでは高感度の部類なのかもしれません。

まあ実感としては「普通」です。笑

普通に実用的にちゃんと使える感度ということですね。

それと、リールシートからグリップエンド部(竿尻)までの距離が短いという特徴あり。

おかげでコンパクトに振り抜けて、竿尻が服にからむ煩わしさもありません。

7.6ftの長さによくマッチしたエンド部のコンパクトさで、これは良しです。

その影響もあってか気になるのは、すこーし竿先寄りの重心バランスであること。

あまり軽いリールだと竿先側の持ち重りを感じてしまうので、さほど高価でない普通の重量のリールと相性がいいですね。

このロッド自体も手頃な価格なので、全体のコストを抑えられて素晴らしい!

竿先寄り重心なのは、6本継ぎである影響かと思われます。

そのぶん仕舞い寸法がコンパクトなんですね。

慣れたら気にならない程度なので、テレスコロッドならではの機動性をメリットと考えましょうか!

 

1本だけ選ぶならコレ、という竿。

7.6ftの長さと、ML(ミディアムライト)の硬さ、クセのない7:3調子。

おかげで対象魚はかなり広いです!

竿の名のとおりSW(ソルトウォーター)からいくと、

カサゴ・チヌ・ヒラメ・コチ・ハタ・スズキ・アオリイカ・サゴシ・ハマチ・メバル・アジなどなど…ほんとに幅広く。

またフレッシュウォーター(淡水)での使用にもバッチリです。

ブラックバスやマス、80cmのコイの強烈な引きにも耐えましたよ。笑

さすがに重量級の魚を抜きあげるのは無理ですが。

50cm弱のヒラメ・サゴシ、40cmのアコウ(キジハタ)くらいまでは抜きあげられました。

アジングとなると、さすがにティップがもうすこし柔らかければなぁ…とは感じますが。

あまりラインを張ってアジのバイトを弾いてしまわないように気をつければ、可能といえば可能です。

海に湖に、なにか1本だけルアーロッドを持っていくならどれを選ぶ?

…と聞かれたら、クロスビートはとてもいい候補だと思いますよ!

たくさん専用竿を持つのもいいですが、少ない本数だったり1本だけだったりと厳選して遊ぶのも楽しいですよね。

そんな「1本だけ選ぶなら…」の相棒として、クロスビートは良いと思います。

バーサタイル(万能竿)と呼ぶにふさわしいロッドではないでしょうか☆