ただ勉強したら人生が良くなると思ってるのであれば、それは間違いです。
忙しい中せっかく時間を捻出して勉強してるのに、その時間がムダになる…。
…なぜ??
それは、その勉強にそもそも目的がないからです。
そして社会人の場合、目的にすべきはたった1つ。
本質はカンタンな話ですが、学習の効率をあげる方法にまで踏みこみます。
では始めましょう!
勉強の目的にすべき、たった1つの答え。
社会人が勉強の目的にすべきコトとは。
それは得た知識やスキルを使ってどうしたいのか、目的を決めてから勉強することです。
どうしたいのか…目的は、
「稼ぐ」
でいいと思いますよ。笑
むしろ、こうでなくちゃ。
なぜかというと、稼ぎを増やすことは他のなによりも問題解決力があるからですね。
稼ぎが増えれば、今よりも生活が楽になります。
仕事も今までより一生懸命しなくてよくなります。
稼げているので、残業代ほしさのムダな残業もしなくなります。
最小限の働きで稼げると、時間を余らせて好きなことができるようになります。
…まだまだ「稼ぎ」のチカラは、考えれば考えるほど無限に出てくるでしょう。
それだけ人は稼ぎのために、人生の多くの時間を削っているということですね。
つまり勉強の目的を「稼ぐ」にすると、人生でもっとも大事な「時間」を取り戻すスイッチを押せるのです。
目的のない勉強はコスパが悪すぎる。
さて冒頭で、
「忙しい中せっかく時間を捻出して勉強してるのに、その時間がムダになる…。」
と申しましたが、いったいどういう状況でしょうか。
目的なく勉強することは、悪いのでしょうか?
答えは「悪い」です。
特にコスパがすこぶる悪い。
たとえば社会人の勉強といえば筆頭にあがる、英会話。
ただ目的なく英会話を学んだとして、
「外国人と話せるようになったヤッター☆」
にどこまで意味がありますかね。
それよりも、
「勤めている会社の海外取引にかかわる英語を学んで戦力になるぞ!」
と目的をもっていたなら。
貿易実務英語を中心に学んで、そこからまた必要に応じて会話の幅を学んで…
これって「稼ぎ」に直結しますよね、どう考えても。
こういうことです。
もちろん自分で独立して事業をしたり、副業として何か始めるのにも、やはり勉強の目的は「稼ぐ」であるべき。
もうこの領域は勉強なしではあり得ない世界で、さらに稼ぐマインドがないと…
いったい何をしたいのか分からなくなります。
「稼ぐ」は、多くの場面で正義なんですよ。
「稼ぐ」を大きな目的として据えていれば、限られた時間を稼ぎにつながる勉強だけに集中投下できます。
結果として稼ぎが増えれば、時間がより捻出しやすくなりますよね。
するとまた勉強でき、また稼ぎを増やせて…
このサイクルは強力です。
勉強をすると人生が進む理由。
そもそもですが、なぜ勉強をしたほうが良いのでしょうか。
ヒントはこのデータにあります。
「日本の社会人の勉強時間は、1日平均たったの6分。」
驚きませんか?平均でですよ??
6分で終わる勉強なんてほぼ無いんで、
大多数のひとが1日0分、
つまり勉強していないということです。
勉強を習慣にするだけで、その大多数との差がつけられるわけですよ。
社会人になってからこそ、実務でより必要な学習が見えているはずなのに…。
それでも大多数は勉強していないわけですね、もう楽勝です。
「6分」というのはあくまで平均値なので、もう無視しましょう。
おそらくこれは、勉強してるかしてないか、0か100みたいな話だと思いますので。
「勉強してる側」で、かつ「目的をもって勉強してる側」に立ちましょうか。
勉強するだけで、おそらく上位1/10に立てるのです。
1日1時間くらい勉強できたら理想ですが、30分でもいい。
まずは勉強することが大事ですね。
あ、さすがに6分は切らないでください。笑
そしてこれ、週に1回1時間程度となってしまえば、平均6分と大して変わりません。
やっぱり毎日であることが必要。
毎日の生活のなかに習慣として組み込むことが大事なので、そこもできるだけ外さないように心がけたいところです。
何をしたらいいか分からなければ、この3つ。
「ところで勉強って何をしたらいいの?」
とまだ目的を見つけられずにピンとこない方は…
ごめんなさい、ちょっと突き放してしまいそう。笑
とは言わずに…汗汗
世の中を大きく広く見てみれば、
「英語・プログラミング・マーケティング」
この3つのスキルは、なんやかんやで間違いなく需要があるでしょう。
もし迷ったら、どれかに手を伸ばしてみると良いと思います。
これからぐんぐん衰えていく日本の国力を考えれば、海外市場への展開のために英語 が必要になる。 世界のトップ企業のほとんどがIT関連である現状、もうすでに生活のインフラと化したインターネットに関わるプログラミング技術 には需要が集中している。 また今も昔もモノやサービスの「売り方」を考えるマーケティング は、時代の流れとともにトレンドも移り変わり、やはり不変の需要がある。
さらに自分で自分の価値を上げるために勉強をしているのであれば「自分の売り方」という意味でもマーケティングの概念は学んでおいて損はないですね。
何を勉強していいのか分からない…という状況はけっこうイタいのですが(失礼)、それでも迷ったらこの3つは良い選択だと思います。
すきま時間を利用するならコレが必須。
勉強の基本の基本といえば、やはり読書です。動画や音声など今やいろいろな媒体がありますが、やはり読書が王道であることは今も昔も変わっていません。
これは世の中の偉人たちが口をそろえて「本を読め」と言っているので、僕ごときがゴチャゴチャ説明する必要もないでしょう。笑
まあひとつ言うとすれば、読書だけが自分のペースで進められる学習ですよね。
ただ、本を読むのにはそれなりにコストがかかります。
まずは本を買うことのコストが大きいですよね。
そして何よりも、買った本に自分のほしい情報がなかったり薄かったら…正直ガッカリします。
買うコストの他には…買いに行ったのに在庫無いコスト、買って保管するコスト、運ぶコスト、そしてつまり買ったのにハズレだったときの心理的コストなどなど。笑
それを乗り越えての上なのか、世の中の偉人や経営者や影響力のある人たちの読書量はすさまじいものです。
月20冊とか平気で読んでる人、けっこう多いですよ。
コストすごいだろうな…
それだけ本を読んでてアタマに入るのだろうか…
そう僕も思っていたのですが、どうやら違うようです。
読書の習慣のある人は、目的をもって読んでいる。
この記事のテーマである「勉強の目的」のことです。
だからどうやら本を読むにしても、全てをくまなく読んでいるワケではないのだと知りました。
もちろん人によるとは思いますが、ほしい情報の部分を集中して読んで、あとはけっこう流し読みに近いのだと。
そして本1冊への期待値は、全体の文字量のせいぜい1割程度なのだとも聞きましたよ。
それを知ってから、僕ぼっくりの読書スタイルもずいぶん変わりました。
なんだかアタマに入ってこない部分は、どんどん流して読めばよかったのです。
そして興味をひく部分があれば、ガッチリ集中力をもってくる。
それが1割程度だと知れば、最初から期待せずに読めるわけですね。
ただ引っかかるのが、どんどん読んでいくための「買うコスト」です。
だからしばらくは図書館で借りたりして読んでいましたが、ダメですね。
図書館にならぶ頃には、もう情報として古くなっているものが多い。
目的を「稼ぐ」に置くと、特にそうでした。
なので今はもっぱら「kindle unlimited」です。
200万冊以上のえげつない量の本が、新刊でもなんでも月980円で読み放題ですよ。
980円なんて…紙の本1冊も買えないくらいの安さです。
その安さで200万冊が読み放題なんですから、もうコスト問題はいっきに解決ですよ。
さらに保管コストも運ぶコストも在庫ナシも無し、ナシっ!笑
最高かよ…という読書習慣を手に入れちゃいましたぁー♪笑
社会人の勉強にも向いているビジネス書や実用書も豊富で、なかなか入手しづらい専門書や洋書、雑誌もマンガも(コラ!)読み放題です。
べつに専用端末がなくても、スマホやタブレットやPCでも読めるのが嬉しい。電子書籍は薄暗いところでも読めるので、つまり寝落ちするつもりで暗くした部屋でも、子供の寝かしつけ中でも勉強できるのです。
まあ現代人の勉強において、キンドル読書はもう使わない理由がないですね。
これはコストではなく立派な「投資」です。
学びを発信することで倍々の効果をうむ。
ただ、学ぶだけでは意味がありません。
学びから行動にうつすことで、はじめてモノゴトが変化しはじめるわけです。
パワーあふれる人はなんでも「ゴゴゴゴゴ…」と力強くモノゴトを動かしていけますが、、、
どうでしょう、普通はちょっとハードルを感じませんか?
なにかを行動にうつすのは、エネルギーが要ります。
怖じ気づいたり、初めて取りかかる事をおっくうに思ったり…
ならば、発信はどうでしょう。
学んだことを自分のことばに変換して、ブログやSNSなどで発信する。
これも立派な行動なんです。
学んだことを即実践するのにハードルを感じたなら、復習をするように発信してみると良いですよ。
もちろん匿名でいいです。
人に伝える事で、学習効果が6倍になるとも言われていますね。
ただ知識としてインプットするだけでなく、その理解をまた言語化してアウトプットすることで、習熟効果がぐっと高まるのです。
ブログなどで発信することは一見すると他人のためのようですが、6倍にもなって自分に返ってくるのであれば、利用しない手はありません。
学んだことを発信するまでを、ひとくくりのセットと考えてみましょう。
さらに発信していると、
「○○の分野を学んで頑張っている人だ」
「一生懸命だから応援したいなぁ」
などと認知されるようになり、相談されたり応援されたり仲間意識をもってもらえたりします。
それは学んでいる分野に対して、行動をおこしたり入っていきやすくなる良いキッカケですよね。
そして何よりもその分野に広く認知されることは、市場価値です。
学ぶだけにとどまらず発信とつなげることで、とりまく環境をよい方向に変化させていけるのです。
学ばない社会人と差がつく勉強習慣を!
ここまでいかに「目的をもった勉強」が重要かと、お話ししてきましたが。
大多数が勉強をしない中で、人生を好転させたいのであれば、どう考えても勉強すべきなんです。
ちゃんと伝わっていますよね?
社会人の勉強の1日平均は6分…この事実を知ってもなお勉強しない人のことなど、僕は知りません!笑
そして勉強とは、まず読書です。
他にもいろいろありますが、まず読書があって、やっと他です。
勉強の基本は読書、間違いありません。
そして現代人はKindleで読み放題が、もはや標準でしょう。
1日1時間でも30分でもいいから…
6分の平均から、一歩抜けだすのです。
いま始めないと、たぶんあなたはもう始めないでしょう。