100歳まで生きる確率を上げにいこう。寿命まで元気に歩く。

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お風呂で息子が言った。

「オトーサン、オトーサンって何歳まで生きるの?」

なんとも朴訥で直球な質問がとんできた。

お風呂に対面で浸かりつつ、チョーナンとああだこうだお喋りをしていた時のこと。

 

すぐさま出てきた返事は、

「そやなぁ、たぶん80歳くらいちゃうかなぁ。」

「でもオトーサンはあんまり健康に過ごしてないから、70歳かもしらんなぁ。」

こんな深く考えもせず出てきた、テキトーなものであった。

 

チョーナンは、まじめに答えろよ!という表情で、

「いやそんなわけないやろ、早すぎるわ。オトーサンは100歳まで生きてほしいねん、大好きやから。」

と、真顔で言ってくるのである。

 

オトーサン、じーーーん…としますよね。笑

 

わかってる、わかってる…。

今はこんなカワイイこと言ってくれる息子たちもいつか、

「死ねぇクソジジイ!」とか

「くたばれ!」とか

言ってくる時期がくることも。

 

いつかは「100歳まで」がまだ現実的でないと知ることも。

 

でも素直にうれしいじゃないか。

オトーサン大好き、100歳まで生きてね、とは。。。

うれしいじゃないか。

 

まだ折り返してないぢゃないか。

そうなのだ。

僕ぼっくり40歳は、100歳まで生きるとしたらまだ半分の折り返しを迎えていないのである。

つい最近にも「40歳といったら折り返しかぁ…」としみじみしていたところ、ここで100歳案が出てきたわけで。

そうか、まだ折り返してないんだ。

 

急に100歳を意識してみると「まだまだ先は長いんだ」となんだかウレシクなった。

そうか…そうだ!

 

いま年齢的に焦りを感じていることも、寿命20年も延びればきっと達成できることばかりだ。

急がねばと思っていたことも、じっくり取り組めばいいんだ。

なんだ、余裕じゃないか!!

 

急にココロの奥底から光が湧きあがり、おもっきし若返っちゃったぢゃないか。笑

どうしてくれるんだ!ありがとうムスコよ!

 

健康とは…という話だよ。

まあしかし100歳とはいえ、寝たきりは理想の生き方ではない。

健康ってなんだ?と思い描いてみると、どのイメージにも「歩いている姿」が浮かぶ。

おそらくだが、自分で歩けることが健康といえる基準じゃないだろうか。

 

では加齢とともによく云われるようになる「筋力の低下」や「関節の痛み」や「ヒザ軟骨のすり減り」あたりを、華麗にやっつけねばならぬ。

もちろん「ボケ」とも対峙せねばならぬ。

そういうことなのだ。

 

100歳まで生きるとすれば、やはり今からやらないといけないことが出てくるだろう。

そして「人生100歳時代」というものがもし医療の進歩によってもたらされているならば、ちゃんと事あるごとに病院に行かねばならぬ。

もちろん医療発展だけが長寿に寄与してるわけじゃなく、生活習慣の改善が柱になることは間違いない。

そうすると、日々日頃からケンコーについて考えながら生きよう、となるよな。

 

そしていちばんの大敵は、きっとストレスであろう。

もうストレスフリーに生きるしかないし、適度に心地よい程度のストレスを選んでいこう。

いや僕はつくづく自営業うどん屋でよかったなぁ、環境は自分で作れる立場だから。

 

お風呂のひとことから。

お風呂でのチョーナンとの会話から、ついに100歳をホンキで目指している自分がいる。

子供のコトバって力があるなぁ。

 

それからというもの、年齢的なヘンな焦りも消えて、なんだか晴れ晴れと過ごせているのだ。

べつに若返ったわけでもなく同じ40歳のままなのに、こんなにも心持ちが違うものかと驚いている。

たとえ果たせなくとも、100歳は目指すべきなんじゃないか。

 

そんな力をくれたムスコたちと、いつまでも共に生きたいじゃないか。

人生100年時代を体験したいじゃないか。

いままで寿命がジャマしていたものも、成し得るのではないか。

 

そして…

長生きを喜ばれないジジイにならぬように気をつけよう。笑

そんな100歳を目指していこうと思ったのでございます。