わからないことがあったとき「ググれ!」という言葉を耳にすること、ありますよね。
自分で調べろ!という意味ではありますが、もうすこし丁寧にいうと「Google検索で調べましょう」ということです。
それくらい日常に溶け込んだ存在のWeb検索、そして数ある検索エンジンのなかで最も選ばれているGoogle検索。
検索エンジンとはどういうものなのか、分かりやすく解説します。
なぜ検索エンジンといえばGoogleなのか。
検索エンジン、一度は使ったことがあるでしょう。
調べたいワードを検索窓に入力して、実行。
すると、たくさんの情報への見出しが並んだページに着きます。
いわゆる、ウェブサイトの目次のようなもの。
世界にはいろんな検索エンジンがあります。
Google以外にも、Yahoo、Bing、Edge、NAVER、Baidu…
もう無数にありますが、利用者のシェアはこうです。
えげつないほどダントツのシェアをとっているのがGoogle検索。
そのシェアなんと9割以上。
もはや「検索エンジン=Google検索」なのです!
検索エンジンの仕組みってどうなってる?
検索エンジン、どうやってそのページにサイトが並べられているのか。
それは「クロール → インデックス → ランキング」という順で行われています。
クロール
クロールとは、検索エンジンがまずウェブサイトやウェブページを見つける作業のこと。
これはGoogleのロボットがインターネット上を自動で巡回しており、ウェブサイト側はとくになにもする必要がありません。
すこし知識があってサーチコンソールを使用している人は、サイトマップの送信をしておくと、クローリングしてもらいやすくなります。
サイトやブログの制作にWordPressを使用している場合、Google XML Sitemapsというプラグインを使うとでサイトマップ送信を自動化できます。
これらの施策により、Googleがあなたのサイトを見つけてくれて、検索エンジンの検索結果として掲載されることになります。
できる人は設定しておくと良いと思います。
インデックス
検索エンジンの検索結果に載ることを、インデックスといいます。
インデックスを直訳すると「もくじ」ですが、クローリングされて問題点のなかったサイトはインデックスされます。
クオリティの低いサイトや、ほぼ完全に既存のサイト内容と重複するようなサイトは、インデックスされない可能性があります。
われわれ書く側・作る側、がんばりましょう。
ランキング
ユーザーの検索意図に対し、より的確な解答をもっているサイトを、順位付けして表示されます。
その順位付けが、検索エンジンのランキングです。
ランキングには指標がたくさんあり、100をこえると言われています。
…が、その指標は公開されていません。
公開されるのは、その根本的思想のみ。
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」
…めちゃくちゃ抽象的。笑
Googleはランキング指標を定期的にみなおし、アルゴリズムをアップデートしています。
どうすればランキング上位にあなたのサイトを表示できるかは、常に変化しているのです。
だから正直その詳細までを追いかけるのは、副業レベルのブログ運営などではちょっと難しい。
SEOの専門家でも難しいんですから。
だからある程度の定番の施策だけはしておいて、あとはやはりコンテンツの内容を磨くべきだということですね。
↑このあたりの基本の施策だけ覚えておけば、あとはユーザーのみに焦点を絞って… 笑
近年は検索結果に「権威性」というものが重視され、企業サイトや公式サイトなどが上位を占めるようになりました。
サイトテーマをよく考えて運営をしなければ、個人ブログなどの弱小サイトに活路は見出せません。
われわれ個人、弱い側。
甘くはないです、がんばりましょう。笑
SEOとは。
ここまで、検索エンジンについてカンタンに解説してきました。
検索エンジンにクロールされインデックスされて、ランキングされる。
そのランクが上位であればあるほど、検索エンジンからのアクセス流入が多く見込めます。
アクセスが多いと、多くの収益を得られる可能性も高まります。
だから検索ランキング上位をねらって、たくさんのサイトが施策を行っているんですね。
それがSEOです。
Search Engine Optimizationの略で、訳すと「検索エンジン最適化」です。
検索エンジンからのアクセス流入は膨大で、月間100万アクセス以上におよぶキーワードもたくさん存在します。
そこにはたくさんの大企業や専門家がしのぎを削っているので、私たち個人はそういった激戦区では戦えません。
企業の見落とす、企業の攻められない、企業には攻める意味のないニッチなキーワードで、記事をコツコツ積み上げて強い個人サイトを作っていきましょう。