サラリーマン時代いろいろ転勤をしてきて、滋賀に来たときにこの景色に惚れ込んだ。
そして脱サラし、うどん屋を開業してこの地に根を下ろすことにした。
この琵琶湖と比良山系を眺めることが、僕ぼっくりの至福なのです。
そんな大好きな景色をもとめて、いつもの湖岸緑地公園にファミリーキャンプに行ってきました!
場所は言いたくない。
こうして写真を載せるので、場所が分かる人には分かるはず。
でもこの場所、あまり人が増えてほしくないし、詳しくは書きません。
現在でもまあまあキャンパーは多いので、このくらいで止まっていてほしい。
そして早くこのキャンプブーム終わってくれへんかな、というのが20年キャンパーの願いだったりします。笑
やっぱりブームとなると、マナーが最悪レベルな人が一定率で混じってくるので。
今回もどれだけ地面での直火や、消し炭の投棄を見たか…。
ホントはやくキャンプブームとやらが終わってほしいです。
フィールドアのキャンプドーム300を使用。
今回はFIELDOORの「FIELD CAMP DOME 300」という激安テントを使用。
購入価格は13200円ですよダンナ。
まあでも値段相応なところもありますので、また後述します。
さらにそこに、10年前になぜか3980円でゲットできたワンタッチタープをセット。
(安さに驚愕して2つ買った。笑)
これで広々としたタープスペースができて快適!
しかも設営がぜんぶで10分という楽チンさ…。
もう我が家は今後ずっと「ドームテント+ワンタッチタープ」スタイルでいくんじゃないかな。
ただ風には弱い組み合わせなので、悪天候に強いトンネルテントを併用していくと思います。
いやーしかし、設営10分はめっちゃ魅力ですよ。
ストレス激減のうえ体力消耗もナシ、遊ぶ時間がふえる!
ちなみに撤収もおなじく爆速で終了できます。
ひたすら景色と焚火をたのしむ回。
今回はテーマがはっきりしていたので、食事はひたすら手抜きです。
到着すぐの食事はいつもテキトーなのですが、これまた手抜きの極み、カップ麺!
そういえばマクドナルドでハッピーセット買って食ったキャンプもあるな。笑
目前にはタープひとつだけ張ってバーベキューをのんびり楽しむファミリー。
また周囲には、最近はやりのティピーテントに薪ストーブで気合い入りまくりのキャンプ料理してるグループ。
小さなグリルでゆっくり焼き肉を楽しんでいるソロキャンパー。
みんな思い思いのスタイルで愉しんでおられます。
おっと…直火にトライポッドで鉄鍋をつつくオッサングループは辞めてほしいわホンマ。
カップ麺に湯をそそいで3分、フタをあけるといつも思い出す。
20年前にザックひとつ背負ってあちこちテント旅をしていた頃はほんと貧乏で、このシーフードヌードルの具を別皿にとって、お刺身に見立てて食ってたなぁと。笑
僕ぼっくりの原点はここにあるので、いまや多幸ヤロウですよ。
さて。
テキトーな食事をすませたら、さっそく今回のテーマ「焚火」のスタート!
主役は子供たちです。
最初の頃は「火をやたら大きくしない」「風を考える」「空気の通り道をふさがない」やら、いろいろ助言しながらでしたが、今は7割がた任せておいても大丈夫になりました。
まあでも火なんで任せっきりにはせず、必ず大人が見ていますけどね。
ここは風が強くなるときが多いので、横風にめっぽうつよい自作の寸胴鍋焚火台。
直径60cmもあるので、デカイ薪もいけます。
この景色!
これを見ながらの焚火がホント至福なんです!
そしてこの日は、珍しくほぼ無風という穏やかさでした。
おとなりの外国人グループがトンネルテント設営にかなり手こずっていたので、ちょっと手助け。
僕もトンネルテントユーザーですから。
コツさえ掴めばカンタンで、とても良いテントです。
そして友人エノチが、デイキャンプで合流。
合流するなり、すぐこのスタイル。笑
わかるわ、そやねん。
ここの場所は、ずーっと景色ながめてるだけで満足。
そして…
きみもカップ麺かーい!!
適当キャンプ飯。
さて、昼がカップ麺だけのテキトーランチだったので、夕方の早いうちに腹が減ってきました。
夜はテキトーお鍋と決めていたので、さくさくと野菜や肉を切ってクッカーに放り込みます。
そしてこれ、福島鰹のだしパック。
これを放り込んで、醤油と砂糖で調えるだけで超ウマイのです。
ごった煮鍋ができあがり。
ダシがよければ、鍋にキャンプ先でゲットした食材を投入するだけで、カンタンなのに味も旅情も楽しめちゃう。
まあでも今日の鍋はテキトーです。
カツオのたたきの冷凍パックをつまみつつ、だらだらと過ごす。
景色・焚火・メシの3つがそろって、もうこれ以上はなにも要りませんねー。
ちなみにココ、背後の景色はそんなに良くありません。
どのテントもみーんな琵琶湖をながめる方向です。
さあ、ここらでエノチがタイムアップで帰路につく。
子供たちのイジリに対応しつつ、体重をいかした薪割りしてくれて、ありがとう。笑
湖岸キャンプの夜は更けて。
ずっと風もなく穏やかに、日が暮れていきました。
夕日はちょっと雲に隠れちゃったなぁー。
デザートは焼きマシュマロ、子供の喜ぶヤツです。
なんかオクサマも喜んでおりますね。
朝のスープのためのお湯をわかして保温ボトルにストックし、また湯たんぽにも入れます。
チョーナンもずいぶん火の番が板についてきました。
こうして湖岸緑地の夜はゆっくりと更けていき、子供たちはいつもどおり早めに就寝。
僕ぼっくりとオクサマはさらに小一時間ほど焚火を満喫してから、22時過ぎに就寝しました。
水面に映る夜景、キレイでしたよー!
フィールドキャンプドーム300の実際。
スヤスヤ眠る子供たちと、なかなか寝付けない親たち。
というのも…深夜0時過ぎまで隣の外国人グループのテントが賑やかで、さらに深夜2時過ぎからは駐車場あたりで大人数でさわぐ集団が…
さすがに朝4時半までそれが続いたので何なのか気になって、トイレがてら外に出てみると…大きなタープを張って20人ほどが集まり、昼でも出さないような大声で談笑してる。
話しかけてみると「なんちゃらリーダー育成協会の、ナイトハイクのイベントです!」とのこと。。。
そして今ここはそのイベントの休憩所になっているのだと。
いやもう…夜中2時から朝方まで大声で…いくら湖岸緑地はキャンプ場ではないとはいえ、常識的にねぇ。。。
周囲ではいま30人以上寝てますよ、そしてもちろん住宅もありますよ…
うーん…いったいこの集団からどんなリーダーが育成されていくんだろうか。
悶々としながらテントに戻りました。
戻ったテントには、びっしりと夜露。
インナーテントとフライシートがくっついた箇所は、インナーにまで染みてきています。
やっぱり1万円そこらのテントでは、雨風や寒い日は無理ですね。
あくまで季候のいい時期の晴天用だと思いました。
だって、夜露ですら染みてくるんですから…雨ならどうなるのか。
インナーテント天井はメッシュになっていて閉めることができず、熱はつねに外に排出されていきます。
10月だけど、念のためダウンシュラフを持ってきていて良かった!
小雨の朝。
あまり寝付けぬまま迎えた朝は、予報にはない小雨。
おっと…テントが水に弱そうだから、シュラフや衣類など濡れたら困るものは車に移動させます。
結果的には水染みは大丈夫だったけど、ちょっと雨が強まったら心配ですね。
オクサマとそう確認したのでした。
見た目にはアレなんですけど、ドームテントとワンタッチタープの組み合わせ自体は雨天にもそこそこ対応できてイイですよ。
いざ荒天になったときは、ワンタッチタープを即座にテント上に移動させて雨を防ぎつつ即撤収もできます。
荒天にはトンネルテントが最高だという認識は変わらないけど、この組み合わせもかなり気に入っているのです。
それにしても、雨の琵琶湖も美しい。
比良山系にかかる低い雲やモヤが幻想的です。
レインコートを着てみんなで湖岸を散歩してみましたが、気持ちよかったなぁ。
さて、朝ごはんはまたカンタンに。
昨晩の鍋の残りに味噌を投入して水をすこし足して、カンタン味噌汁。
あとは、ごはんとレトルト具材。笑
いいんですよ、いつも頑張らなくても。
そうこうしてるうちに雲が切れて、めっちゃ晴天になってきた!
たまらん美しい。
テントもすぐにカラリと乾いて、気持ちのよい朝になりました!
トリック オア トリート!!
晴れたので、再びシュラフを引っ張りだしてきてウトウト…
なんせ寝れてないから。笑
…ウトウト
……スヤスヤ
………グーグー
「トリック オア トリートぉぉぉぉ!!!」
突然の大声!
びっくりして起きると、子供たちが「お菓子くれー!」と言っているではないですか。
そうか!ハロウィンか!
もう10月も末だしなぁ。
僕はごそごそとバッグをあさり、とっておきに忍ばせていた大好きなラムネをしぶしぶ差し出したのでした。
そして気がつけば昼だったので、ナンにハロウィンらしい装飾をして食べました♪
レトルトカレーを注ぐと、なんともアフロっぽい!
そして、ナンに海苔って!笑
でも、楽しかったし美味しかったですよ☆
楽しかった、琵琶湖キャンプ!
いつものお気に入りの湖岸公園で、景色と焚火、そしてハロウィンを楽しみました!
家族みんな満足してくれた様子でよかったよかった☆☆☆
僕ぼっくりも、大満足です!