無料キャンプ場さながらの琵琶湖は冬でも大混雑。2021年2月の巻。

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ひさびさの琵琶湖キャンプ、2月にしては珍しくおだやかな天気の週末に、湖岸緑地「志那1」に行ってきた。

例年なら、真冬に湖岸でキャンプしてるのなんて我が家くらい(笑)だったのに、なんとまぁ…キャンプブームやコロナの影響で、駐車場争奪戦の大混雑だったのです。

 

志那1は、琵琶湖キャンパーには言わずと知れた人気ポイント。

混雑するようになってからは1年以上ここでキャンプしてなかったけど、ひさびさに「どんな様子かな?」という気になり、我が家4人と友達2人で行ってきました!

 

駐車場が争奪戦。

週末となると毎度のことながら、湖岸緑地公園の駐車場は争奪戦となる。

早朝に出発したらいいんだけど、のんびり準備していると到着はいつも昼メシ頃。笑

当然、もうすでに満車だった。

禁止されているのに、駐車場にモノを置いてスペースを確保してる人もいるし、ルール違反ではないんだろうけど原付バイクが車1台分のスペースを使ってるのが3台も。

それはまだしも、駐車場をこえて進入禁止の草地にまで車やバイクを乗り入れてるのも数台…。

この様子じゃ、使用が規制されるのも時間の問題なのでは。。。

 

ちょうど1台が駐車場を出たので、運よく停めることができた。

いつも思うんだけど、この志那1の中駐車場、駐車台数を増やせるように白線を引きなおしたほうがいいんじゃないかな?

広場の面積は広大なので何も問題ないけど、いつも駐車場だけが大混雑なのです…。

 

今回の琵琶湖キャンプは釣りがテーマ。

さて、なんとか駐車できた。

今回のテーマは、魚釣り!

ということで、水辺に陣取る。

すでに友達「ボーボ」が到着してスペースを確保してくれていた。

 

子供をつれたキャンプの場合、おなかがすいてグズグズされると困るので、1食目は超絶カンタンに済ますことにしている。

今回は道中でマクドに寄って、ハッピーセットを買ってきた。笑

子供もうれしい、親らくちん。

 

メシの後は、ササッとテント設営。

はやく魚釣りをしたいチョーナンは、いつも以上に設営を手伝ってくれた。笑

だいぶキャンプにも慣れてきて、やろうと思えば設営もできるようになっていた。

皆で手早く設営をすませ、ようやく落ち着いて辺りを見わたすと、このすばらしい景色である。

チョーナンは張りきって「魚獲るぞー!」と虫取り網をかまえていた。

いや…釣りだってば。

 

今回はなにやらジナンが鼻をたれていて微妙に風邪っぽく、オクサマとジナンはテント泊せず帰宅することになったので、大型トンネルテントではなくコールマンのツーリングドームLXにした。

 

さあ、チョーナン待ちに待った魚釣り!

とはいえ、今は2月。

なかなか簡単に魚が釣れる時期ではない。

そのうえ、数日前から琵琶湖はこの時期特有の「ターンオーバー」といわれる全層循環現象が起こっていて、年間でもいちばん魚が釣れない時。笑

いつもなら視界に数十艇のバスボート(ブラックバス釣り専用の船)が浮かんでいるが、今日は1艇もいない。

今日はなにも釣れないことが確定しているようなものだった。

琵琶湖で釣り

しかしチョーナンは釣る気マンマンなので、「釣りにくい時期だけど、運よく何か釣れたらエエなぁ!」と牽制しつつ、雰囲気をたのしむ。

どうやらチョーナンはYoutubeで見たキャンプ動画の、竿の先に鈴をつけてアタリを待つのをやってみたかったらしい。笑

 

釣れないのは分かっていたので、今日はチョーナンに「ぶっこみ釣りの仕掛けを遠くに飛ばす練習」という目的をもたせていた。

暖かい時期になったら海に行って、ちゃんと自分で釣りが楽しめるように。

何度か仕掛けを投げるうちに、だいぶサマになってきた。

6歳でも2.4mの竿を振れるようになったら、けっこういろんな釣りができるはず。

本番は春から。皆で海に行こうなー!

 

いつもながらの生活感あふれるキャンプスタイル。笑

さて、これが今回のわれらのテント村。

いつもながら、生活感たっぷり。笑

もう20年近く、見た目とか気にせずにやってます。

(これでもだいぶマシになったほう。)

ツーリングドームLX

テントの入り口付近にトイレットペーパーを吊るすのが、我が家スタイルっ。

 

ほどなく、日が暮れてきた。

ようやくもう一人の参加者、エノチが到着。

仕事の都合で日帰りになってしまったらしい。

それは仕方ないし、時間いっぱい楽しもう!

 

琵琶湖キャンプの夜は更けて。

沈みゆく夕日。

皆でたゆたう。

 

夕日をみて何かに想いふけるボーボ。

…たぶん大したことは考えてない。

 

急いで火をおこし、先発隊のわれらに追いつこうと奮闘するエノチ。

…ごめんな、実は先発隊もそんなに大したことしてへんかってん。

 

壮大な夕日と琵琶湖をまえに、合唱いや合掌。

ぜいたくな夕日、ごちそうさまでした。

 

皆それぞれに作った料理をシェアしながら、6人の楽しい食卓。

実は僕ぼっくり、今年は思い立ってお酒を断っており、健康体をめざしておりまして。

エノチも今晩のうちに車で帰らないといけないので、お酒なし。

ボーボがなんだか申し訳なさそうに、しずかに一人で呑んでおられました。笑

ここいらでジナンの眠気がピークに達し、オクサマとともに帰宅。

ほどなくチョーナンも眠くなりシュラフにもぐる。

お酒なしのエノチと僕に対し、ちょっとずつ声が大きくなってくるボーボ。笑

このへんで寝ないと周りに迷惑かもな、という時間に就寝(エノチは帰宅)となりました。

それにしても例年なら2月に湖岸緑地でテント泊する人なんてほとんどいなかったのに、この日は昼に100張くらいあったテントのうち半数以上は泊まりのようでした。

 

どうやらキャンプ道具の盗難が多発しているらしい。

後日インスタやツイッターで知ったのですが、いま湖岸緑地でキャンプ道具の盗難が多発しているようなんです。

ランタンやテーブル、その他いろいろ…

 

そういえば夜中2時すぎに目が覚めたとき、なんか懐中電灯の明かりみたいなのが、不自然にあちこちを照らしているような様子をテントの外に感じました。

もしかしたら皆が寝静まっている頃をねらって、テント外に置かれているキャンプ道具が物色されていたのかもしれません。

湖岸緑地は無料で誰でも入ってこれるので、特に狙われやすいのでしょう。

みなさん、気をつけてくださいね。

 

湖岸緑地からの朝日もすばらしい!

翌朝、早寝早起きのチョーナンに起こされる。

「朝日みえるかなぁ」とワクワクしている様子。

ツーリングドームLXは背面も開くので、テント正面から夕日をながめ、テント背面から朝日をながめられて素晴らしい。笑

 

そして、その時。

きたぁー!

そして、これが初代iPhone SEの限界!泣

 

いつもながら散らかったテーブル周辺を朝みて、うなだれるチョーナン。

ごめんごめん、すぐ片付けます…。

 

おだやかな天候だとはいえ2月、朝はさむい。

すぐに温まるものをおなかに入れたい。

ヒーター兼コンロにもなる激安カセットガスストーブが活躍してくれます。

これでカップラーメンを食べて簡単に朝食をすませたら、チョーナンが

「さあ!釣りしよう!」

という。

 

昨日釣れなかったのに、それでも楽しかったみたい。

あいかわらず釣れる気配はない。

鈴は鳴らない。

でも、それでも楽しいというんだから良いのだ。

 

背後でボーボがようやくのそのそと起きだしてきた。

二日酔いだとか言ってる。笑

 

ちょっと風が強くなってきて、暖をとるべく焚火をするのにも陣幕がいる状態になってきた。

そこで、ボロボロの白防炎シートの出番です。

こうして張ることで上に風を逃がせます。

風をさえぎって炎は安定し、ぽかぽか温まる。

ただ、もうこの白防炎シートもボロボロで限界、たぶん今回の使用が最後になりそうなので、ちょっと記念撮影。笑

そしていよいよその時が。

風がますます勢いを増してきたなと思ったら、ぱちーん!といってハトメがとび、生地も裂けて終了となりました。

これからは普通のレジャーシートとして活躍してもらいます。

 

冬の志那1のようす。

さて、2月の湖岸緑地「志那1」のようすを写真でみていきましょう。

こんな感じで、2月とは思えない賑わいぶりでしたよ。

1泊のキャンプで、100張くらいのテント見たかも…!?

 

即席の自転車トレーラーが大活躍!

さて、そろそろ風も強くなりすぎて釣りもできないし、焚火するにも火の粉がきになるし、ちょっと雨雲っぽいものが近づいてきたので、ぼちぼち撤収ということになった。

そこで、ふと思いついたのがコレ。

即席の自転車トレーラー!

駐車場から距離のあるところにテントを張ったので、荷物の運搬が地味ぃーにシンドかったのですが、これで一気に解消!

自転車のサドル裏のレールと、キャリーカートの取っ手をテキトーにつなぐだけ。笑

カンタンなのにかなり役に立ったので、キャンプに自転車をもっていく方はぜひ!

それまで頑張って運んでくれてたチョーナンありがとう、思いつくのが遅くてゴメンなー。

 

やっぱり志那1はキャンプに最高の湖岸緑地!

やっぱり湖岸公園 志那1はキャンプにもってこいの素晴らしい場所だなぁーと再確認したのでした。

のびのび広いし、景色はいいし、トイレはきれいだし。

あとは駐車台数の問題と、消し炭の放置やゴミ投棄がちらほら見られるのが改善したらいいなぁ。

ルールやマナーを守って、この良い環境を守っていきましょう☆

 

 

湖岸緑地いろいろ