うどん屋が家で日常使いしている、オススメのだしパックがあります。
店では時間をかけて出汁をひいていますが、家ではカンタンに済ませたい。
だけど粉末や濃縮ではなく、ちゃんと味と香りのある出汁がいい。
そう思っていまして。
自宅でもちゃんと美味しいダシの香る食卓にしたい。
そして毎日のことなので、化学調味料や添加物の心配のない、体に安心で優しいダシがいい。
そんな方には、このだしパックめっちゃオススメなのです。
京都の老舗「福島鰹」だしパック。
「手打うどん虹や」を営む僕が、自宅でも使っているオススメだしパック「福島鰹ふしのだし」。
ウチのうどん屋でも、だし素材はすべて福島鰹さんにお願いしています。
実は今まで色々と試してきましたが、これが味と内容とともに間違いないかと。
さすがは京都の歴史あるおだし屋さんだなぁーと思います。
パックながら、中身は本格的なだし素材。
鰹節・宗田節・ウルメ・さば・煮干・昆布・椎茸。
この天然素材が、老舗だし屋さんならではの絶妙な配合なのです。
化学調味料や食塩は一切入っていません。
そしてこの値段はお得ですねぇー。
10gの小パックが20個も入って千円ちょい。
味噌汁なら40食分、うどんだしなら10食分です。
すばらしい。
福島鰹だしパックの使い方レシピ。
基本的には説明通りでいいのですが、うどん屋なウチではこうしています。
おうどん出汁
手順1.水出し
水400ccを1人前として、1人前につき2パックを前日から浸けておき、冷蔵庫のなかで水出しします。
説明書きの倍量、豪快に使います。笑
手順2.沸騰直前まで
中火で沸騰する直前まで沸かします。
完全に沸かさないことがポイント。
およそ85℃くらいで、ぷつぷつと気泡が浮いてくる状態です。
手順3.沸かないギリギリで5分
この沸騰直前を保つくらいに火を調節し、グラグラ沸かない弱火で約5分。
水の量によって火力を加減してください。
長い時間かけて煮出せばよりダシ感や風味が出るという訳ではなく、ちょうど良い時間が大事です。
5~6分で一番よくダシが出るよう素材の粒度を調整してありますので、目安はやはり5分という表示を守るのがベストです。
手順4.パックを取り出す
5分経ったらパックを取り出します。
これが、この時点の白だしの様子。
いい香りです!
手順5.調味料を加える
だし1人前につき、上白糖を小さじ1杯ちょい・うすくち醤油を大さじ1杯加えたら完成!
グラムでいうと、上白糖5g・うすくち醤油18〜20g。
かるく混ぜて、調味料を馴染ませてください。
おいしいうどんだしの完成です!
手順6.番外編…
そして、
だしパックをやぶり、中身にポン酢をかけて一品に!笑
いやこれ、普通においしいんですよ。
即席おかずやおつまみに良いです!
他には、ごま油でさっと炒めて塩をふったら、即席ふりかけにもなりますよ!
お味噌汁
みそ汁の場合は、
水400ccにつき1パックを水出しし、うどんと同じ手順で煮出したら、お味噌を溶くだけ。
だしの香るおいしいお味噌汁になりますよ!
その他いろいろ
水の量やパックの数を調節しながら、いろんなお料理に使えます!
白だし(調味料を加える前のだし)を炊き込みご飯に使ったり、煮物のベースにしたり、お鍋のダシをとったり。
使ったあとのダシガラは焼きそばに混ぜて炒めてもおいしいし、冷奴にのせても良いです。
ダシをはじめ多用途に使えて便利ですよー!
キャンプ料理にまで使ってます。
我が家では、キャンプにもこれを持っていきます。
キャンプの場合は、前日に水出しだとか沸騰直前だとかは全く気にせず、ボコボコ沸かしてます。笑
これを入れて鍋物をしたら、基本なんでも美味しくなっちゃう。
あまり考えない調理もアリです、めっちゃ楽チンですよ。
福島鰹ふしのだし、これホンマ重宝してます。
うどん屋おすすめの無添加だしパック。
福島鰹さんは他にも数種類のだしパックを発売されています。
上品な味のバランスを求めるなら、こういう割烹だしも良いと思います。
数種類そろえて比較してみるのも面白いですね。
ごはんのオカズになりそうな逸品も。
うどん屋としては、スタンダードなこちらをおすすめします。
どんなお料理にも合い、いろんなお料理のベースを底上げしてくれる、とても優秀なバランスのだしパックです。
我が家のように、まとめ買いして常備しておくと便利ですよ!
日頃のお料理を、全体にレベルアップできるはずです!