ブログを書きなおす、「リライト」。
効果的なリライトができれば、ブログ収入アップにつなげることができます。
しかし、やみくもにリライトすれば…迷子になってしまう。
効果や方法そして注意点なども含め、リライトについて考察しましょう!
リライトの効果とは?
ブログを書きなおす「リライト」の効果とは?
なんだか、「書きなおす→改善する」と勘違いしてしまいがちなんですが…。
リライトは、プラスにはたらくこともマイナスにはたらくこともあります。
なぜなら、Web上では「改善された」ではなく「内容が変わった」と認識されているだけだからですね。
つまり書きなおす内容によって、良くも悪くもなるわけで。
リライトの効果を、ちゃんと「改善」のほうに向ける必要があります。
リライトの効果を考えるのではなく、効果的なリライトを知る必要があるのです。
目的を定める
どのような効果を生みたいのか、リライトの目的と目標を定める必要があります。
ブログ収入が目的であれば、リライトの目的は収益アップ。
読んでもらうことが目的であれば、リライトの目的はアクセスアップになります。
そしてブログ全体の目的と、記事それぞれの目的があります。
この記事の目的はアクセス集め、この記事の目的は購買行動、など。
役割分担のような感じですね。
リライトのまえに、それぞれの記事の目的を定めておきましょう。
アクセスアップさせたいのか、収益アップをさせたいのか、または両方か。
その目的によって施策が違ってきますからね。
現状の把握
リライトの目的はざっくりいうと「改善」なので、まず現状を把握してみましょう。
狙ったキーワードでGoogle検索してみて何位に表示され、月間PV数はいくらか。
その記事から何が売れて収益はどれだけ出ているか、月間の総額や単価・件数など。
リライトの目的は「改善」なので、ねらった目的にむけて数字が改善されれば成功です。
リライトの方法。
さて、リライトとは具体的になにをするのか?
おもに2つありまして、タイトルの変更か、本文の変更です。
タイトル変更
タイトルの変更は、アクセスアップに効果があります。
なぜなら検索結果ページで見えているからですね。
より読まれるタイトルに変更することで、クリックしてもらうわけです。
タイトルを変更するときは、狙っているキーワードを外さないように注意してください。
キーワードをうっかり外してしまったら…クリックのまえに表示されなくなりますからね。笑
たとえばこれ↓↓↓
↑↑↑検索結果ページでこう表示されています。
まずタイトルが切れて全部見られませんね。
このあとタイトルを28文字に書きなおしておきました。
そしてタイトルの下にメタディスクリプション(抜粋文)が表示されていますが、ここの変更もアクセスアップに効果があります。
WordPressで指定したメタディスクリプションを表示させるには、こちらに入力します。
↓↓↓
↑↑↑
赤マルのところ。
ちなみに私ぼっくりはメタディスクリプションを入力しません。
入力しない場合、だいたい記事の序文(いちばん最初の文章)あたりが60文字ほど表示されます。
私の場合、それでいいかなと。
序文ってそもそも、その後の本文を読んでもらうための導入文ですし、メタディスクリプションとしてすでに最適だと思ってるから。
まあここも人それぞれ。
意図的に表示させたいメタディスクリプションがある場合は、抜粋文として入力しておくと良いです。
タイトルは検索結果にもっとも大きく影響する部分なので、リライトの効果も大きい。
メタディスクリプションの検索順位への影響はごく小さいですが、クリックされるかどうか効果のある部分です。
PVを増やすにしろ収益を伸ばすにしろ、まずはクリックして記事にアクセスしてもらうことが前提なので、重視したいですね。
本文の変更
本文はつまり、ブログというコンテンツの本質そのもの。
ここが読者へ価値を与えられる核心です。
リライトとは書きなおすことを指しますが、書き加えることも削除することもリライトのひとつ。
より読まれ、より納得され、より価値を与えられ、より売れる。
そういう内容に変更していくことが、本文リライトの目的。
そのためにいろんなライティングの基礎やセオリーやノウハウが存在しており、試行錯誤するわけです。
ただ正解はあくまで読者が持っており、ハウツー本に載っていることがすべて正解ではありません。
そして正解も1パターンではなく、何通りもあります。
目的を決めることで、正解が見えてきます。
たとえば、
より売れる文章。
より読まれる文章。
ほかの記事も読みたくなる流れ。
ブックマークしたくなるような、ブログのコンセプトを伝える文章。
なにを目的にした記事かをはっきりさせることで、書き方が変わりますね。
本文と同様、見出しを書きなおすこともリライトとして効果的。
本文中の見出しリライトは、そのまま記事の構成を見なおすことにつながります。
記事の構成を見なおしたことで読者の心情の流れが変わり、よく売れるようになったりは珍しくありません。
そしてリライトといっても、なにも大々的に書きかえることだけを指していません。
小さな変更、たとえば語句をひとつ書き換えるだけ、ということもあります。
先日わたしは、ある記事中で「収益」と表現していたものを「収入」に書きかえました。
益→入、ほんとに小さな変更です。
大きな変更から小さな変更まで、リライトは幅広い。
そしてそのリライトが正解だったか、効果を生んだか。
それは目的の数字が改善したかどうかです。
効果測定をする。
目的をもってリライトし、それが効果を生んだか。
数字で比較することが大事です。
改善していれば成功、悪化していれば失敗ですね。
時間をおくこと
効果測定するには、リライトしてから3ヶ月程度の時間をおく必要があります。
リライトが検索結果へと反映されるのに、だいたい3ヶ月ほどかかるからです。
リライトしてからは、しばし放置です。
数字が改善したか
収益記事は、収益がアップしたかがポイント。
ASPの成果レポートなどから、売上情報を見ます。
リファラーをみて、どのページから成果が出ているか。
なにが、いくつ売れたか。
そういった数字が改善していれば、リライト成功です。
集客記事は、アクセスアップしたかがポイント。
単純にいうと記事のPV数がアップしていれば、リライト成功。
そしてその要因として、検索表示順位がアップしたか、クリック率がアップしたかなど。
ただ集客記事はアクセスアップそのものが目的ではなく、集めたアクセスを収益記事に誘導するのが目的になる場合が多いですよね。
ですので見るべきポイントは他にもあり、平均滞在時間やサイト内回遊率、誘導したいページにうまくアクセスを流せているかなども見ます。
ブックマークして継続的にブログを見てもらうことも必要なので、ダイレクトアクセス数の増加率やリピート率がアップしていたら、それもリライト成功です。
こうした多くの指標から、リライトによって改善効果があったかを判断していくのです。
総合的にみると、キーワード順位がいちばんの答え合わせです。
キーワード順位が上がることが正解で、記事の中身の指標になりますね。
検索順位チェックツールで、順位の推移もあわせて把握しておくと良いですよ。
最近はこのNobilistaのようなクラウド型が主流になりつつあります。
クラウド型なら毎回パソコンを開かなくても、スマホでどこでもカンタンに見られますからね。
パソコンで作業しながらでも、横にスマホを置いてチェックできるので便利ですよ。
注意点あり。
注目しているのは、リライトの前と後でどう効果があったか、です。
つまりリライト前後の状況がわかっていないと、効果測定しようがありません。
日付と変更内容を記録
いつどんなリライトを行ったかが分かるように、記録しておきましょう。
簡単なメモ程度でも、なんでもいいです。
私は小さな手帳に手書きでちょろちょろ書いてるだけ。
自分が分かればそれでいいので。
リライトした日付と、リライト前の数字、なにを目的でリライトするか、どこをどうリライトしたのかを書き残しておきます。
そしてリライト後に3ヶ月ほどおいて効果測定をしたとき、このメモと比較します。
そこでやっとリライトの良し悪しがわかる。
記録がないと、この比較ができないんですね。
だからリライトには、この記録が必須です!
悪化したら戻す
リライト前と比較して悪化したなら、リライト前の状態に戻しましょう。
そうすると、当然ながら悪化する前に戻ります。
良くなったらヨシ、悪くなったら戻す。
リライトってセコいですよね、良くなる一方なんですよ。笑
でもつまり、これこそがリライトの目的!
パクリはあかんで
間違いなく悪化するのが、パクリです。
パクリはGoogleからペナルティを受けます。
検索結果圏外に飛ばされたり、インデックスを消されたり、サイト全体の評価も下げます。
著作権侵害にあたる犯罪であり、訴訟に発展することも。
悪いことだらけです。
読者もパクリ文章を読みたいわけがありません。
「どこかで読んだな」という既視感につながり、離脱されるだけです。
普通に考えて魅力ないですよね、パクリ文章のブログ。
ちゃんと自分の言葉で伝えましょう。
目的を見失わないリライト!
リライトの目的は「改善」です。
当たり前ですが!笑
ついつい書きかえただけで「リライトした!」と満足してしまいがち。
違う違う、リライトとは…
目的を決め、リライト前を記録し、リライトし、時間をおき、リライト前と比較し、良くなってればヨシ、悪くなってたら戻す。
ここまでがセットで「リライト」なのです。
…長いですよね。
私も疲れてきました。
もう自分でも、何が言いたいのか分からなくなってきましたよ…。
あっ、でも大丈夫です。
リライトしますから。笑
(うわーグダグダ!)