自宅で燻製って、こんなに簡単にできちゃう!
室内キッチンでやった時は、換気扇フルパワーでもすごい匂いが残ってしまったので…屋外でやりましょう。
密閉性の高い燻製器であっても、フタを開けるときは必ず屋外で…これ絶対。
僕ぼっくりは本日とつぜん思い立って、お庭でやることにしました!
最近はお手頃です、燻製器。
燻製に必要なのは、燻製器とウッドチップです。
あとカセットコンロがあれば気軽に屋外で燻製できます。
まあ、ある程度の火力の火があれば何でもいいので、焚火でも炭火でもOKです。
我が家はこれ。
トーセラムの燻製鍋、陶器でできています。
桜チップが5袋も付属してきたので、めっちゃお得ですねー。
ちなみにアウトドアやキャンプでも使うのであれば、金属製のものが良いですね。
陶器はさすがにアウトドアでは気をつかいますので。。。
鍋とフタの間に隙間をつくれるタイプが多いですが、あれは煙がすごいことになるのでダメです。
この2つのようにフタがきっちり閉まって煙が逃げないタイプじゃないと、自宅では使いにくいと思います。
ウッドチップ選びも楽しい!
燻製器を買ったときに付いてくるウッドチップも、やがてなくなります。
桜チップが付属してることが多いけど、それ以外のものも試してみたいですね。
我が家は5種類ほどストックしてます。
チップで味わいがいろいろ違う。
さくら
どんな食材にも合う初心者向けの燻煙材。肉や魚に。
りんご
果樹特有の甘い薫り。鶏や白身魚に。
くるみ
発煙が良く煙が食材になじみやすい。肉や魚に。
なら
タンニンを多く含むため色づきが早い。魚に。
ヒッコリー
材質が固く発煙性が良い燻煙材。肉や魚に。
ウイスキーオーク
洋酒樽として使われた樽材を使用。芳醇な洋酒の薫り。鶏や白身魚に。
ただスモークチップってやたら大容量なのが多いので、好みが決まるまではこういう小袋のほうがいいかも。
100gくらいなら、使い切りながらいろいろ試せて良いですね。
卵とウインナーを燻製してみます!
殻をむいた半熟卵と、なにも加熱してないウインナー。
ちなみに僕ぼっくりの理想の半熟卵は、沸騰したお湯に卵投入して7分。
これを、くるみチップ燻製していきます。
カセットコンロに乗せて…
フタをします。
そして点火!
室内キッチンなら中火、カセットコンロなら強火です。
トーセラムの燻製器のいいところは、煙もれが少ないこと。
ほとんど煙が外に出てきませんので、室内でも大丈夫です。
ただ、フタを開けるときは必ず屋外で!室内すごい匂いになります!笑
強火でまずは5分。
たぶん中では、点火後3分くらいで発煙してるはずです。
しかし煙もれがほとんどないので、中の様子はほとんど分かりません。
点火して5分経過したら、火を消します。
そしてそのまま5~10分放置。
浅めのスモークがよければ5分、しっかりスモークしたければ10分放置という感じです。
我が家は10分。
さて、10分経過したので開けてみましょう。
これだけ時間が経過しているので、燻製鍋はもう熱くありません。
では…チョーナンたのんだ!
パカッ!おぉーイイ色!
「ぐおぉー臭ぇぇー!」と言いながらチョーナンは逃げていきました。笑
子供にはまだ無理か。
わずか数十分でできるのが「熱燻」のいいところ。
他には、数時間かけて燻製する「温燻」、数日かけてじっくり燻製する「冷燻」などがありますが、時間が長くて温度が低い燻製方法ほど難易度は高くなります。
この簡単な熱燻に慣れたら、次に温燻にチャレンジするのが良いかと思います!
冷燻はけっこう手間もかかり、食中毒リスクも高いものが多いので、しっかり勉強してからチャレンジしてくださいね。
燻製はいろんな食材で楽しもう!
今回は急に思い立ってやったので、最も簡単なゆで卵やウインナーにしました。
でも、いろんな食材でチャレンジしてみると楽しいですよ!
過去にやってみたのは…
6Pチーズ、ベーコン、焼き魚(ししゃもや鮭、ハタハタも旨かったです!)、鶏もも1枚(あらかじめ加熱は必要)、サクのままの刺身(燻製にしてから切ります、燻製時間は短めに!)などなど。
そして、できた燻製をアテにビール飲みながら、これを書いてるわけです。笑
あなたもぜひぜひ、自宅で簡単な燻製ライフ楽しんでみてください☆☆☆