イカの口、いかとんび一夜干しを通販で。くちばしを取る上手な食べ方。

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イカの口、とんび。

1杯のイカから1つしかとれない珍味です。

イカの身にもゲソにもミミにもない、独特の歯ごたえ。

僕ぼっくり、若い頃からこれが大好きで…

 

改めて、このイカトンビの魅力をお伝えしたいと思います!

 

いかとんびの一夜干しを通販お取り寄せ。

けっこう何度もお取り寄せしてるコチラ。

最近パッケージが変わって小分けパックになったので、より保存にイイですねー。

そしてこれ、一夜干しの半生加減がとても良いのです。

 

メール便OKな平たいパッケージなので、送料無料でポストに届いてくれるのもありがたい。

仕事で帰りが遅くなったって、ちゃんとポストで待ってくれています。

「あ、とんび食べたいな」と思ってAmazonで注文してからたった数日で届くので、食べたいなーの旬を逃さないそのスピード感もいい。

メール便おつまみ、なかなか優秀です。

 

届いたイカトンビで、さっそく晩酌。

イカトンビにまつわるウンチクみたいなものは、僕が語らなくても多く出回っています。

その辺はもう、一言で簡単に言ってしまえば「イカトンビは、イカの口。」それだけでいいんじゃないでしょうか。

 

さてさて、こちらいつも注文するイカトンビは、200gのパック。

(今は85gの小袋に変わって、より便利になっています!)

あんまり今まで気にもしてなかったけど、レポートするので内容量を個数でかぞえてみました。

…27粒ありました。

そして大小ばらばら、まちまちです。

にんげんだもの。(イカです)

小袋になった今なら、11~12個くらい。

 

200gで27個だから…1粒平均7.4gデスネー。

って、1粒あたりの重量を知ることには意味はありません。

ただしかし僕ぼっくり、やたらとグラムあたりの値段を気にする性格でして(できるだけ安くたくさん美味しいおつまみ食べたい)、これはなかなか格安なのです。

1グラムあたり5.4円。

今のところネットで見るかぎり、これはかなり安い。

送料無料で、なのですよ。

 

ただ、値段もですけど、イカトンビの一夜干しに関しては、メーカーごとに干し加減がかなり違って、ぜんぜん味わいが違う。

ここのは、半生の加減がほんと絶妙なのです。

カラッカラの干物じゃなく、プリッとしていて、しっとり。

この加減。

ありそうで、なかなか無いんですよねー。

 

選びたいお酒は、すっきりめの日本酒でしょうね。

合うんですよー。

なぜ日本酒なのかは、この後のトンビの味わい方にとても関係しているので後述します。

 

イカトンビの食べ方。

これ、結論から言ってしまうと、このまま食べるのが一番うまいんです。笑

なぜなら、やっぱりここのイカトンビ一夜干しはこの半生感がすでに完成されているから。

最初は炙ったり炒ったりいろいろ試して、それぞれ旨いなーと思ってたんですが、最終的に行きついたのは「結局そのままが一番うまい」ということ。

 

ただ、イカトンビは「軽く炙って食べる派」の人が一定数いるので、今回はその食べ方もしてみます。

オーブントースターの最大出力で、短時間だけ焼きます。

こういう干物って全般的にそうですが、焼きすぎると本当にただカラッカラになるので。悲

表面だけに軽く焼き色をつける感覚です。

 

250℃で2分半。

これくらいサッとだけ火を通すのが大事。

チン!!!

 

さて、左の角皿が炙ったもの、右の丸皿がそのままのもの。

見てお解りのとおり…炙ると縮みます。

悲しい。笑

だから炙りたくないんだってばぁぁぁ!!

 

まあ小さいより大きい方がいい、ただの貧乏性なわけで。

あまり気にしないでください。

気にすべきは「炙る炙らない、どっちが旨い!?」です。

 

まずは、せっかく焼きたてなので炙った方から。

炙ったので、若干表面がパリッとした感触です。

黒い歯の部分「カラス」は食べられないので、ここはむしり取ります。

クイッとつまんで、グリグリと前後に動かしていたらポロッと取れます。

力んで一気にむしり取ろうとすると、刺さったり、割れた破片が残ったりするので、あくまでグリグリグリっとこじる感じで。

取れるとスッキリ、入れ歯をぬいたバアチャンの口みたい。笑

 

…変な表現で食欲を削ぐのはこのへんにしておいて、いただきます。

はむっ。

うん、いい。

外側がちょっと焼けたパリッと感で、中はムシッと詰まった歯ごたえ。

軟骨のようなゴリッとした強固な噛みごたえの部分が半分を占めていて、ここがたまらん。

ムッチムッチと噛んで食べていくと、軽く甘酢のさわやかな味付けと、イカにしては控えめな甘みがほんのりと来る。

この噛みごたえ、食感は、イカの他のどの部分にもない独特のもの。

 

さて、続いては、炙ってないそのまんまのイカトンビ。

先にも言ったけど、これが一番好き。

持った瞬間の半生らしいムチッと感がいい、持っただけなのにすでに旨い。笑

こいつもカラスを取って、いただきます。

はむっ。

んー!これこれ!

カラッとした完全な干物や、炙ったイカトンビにはない、このしっとり感。

シャクッと歯が入っていった奥に、ゴリッとした軟骨部分があたる。

ソフトな側と、噛みごたえ抜群なコリッと硬めな部分の、食感の対比が楽しすぎる。

縮んでないトンビのボリュームも口の中でしっかり感じられて、おもいっきり頬張っている充実度もいい。

干しすぎてたり炙ったりしたものは、ただただ全体的にまんべんなく硬くなっちゃってて、食感が一辺倒になってしまって楽しさ半減なのです。

 

そのまま食べたら、シャクッムチッゴリッコリコリリ…ジャクッジャクッジャクッ…

「なんだこれはー!なんなんだーこの愉しい食感はぁぁ!!」と興奮できることでしょう。

 

イカトンビ、食感だけじゃなくてお味は?

やたら食感ばかりが強調されてきましたが、そう。

…味はいたって普通なのです。笑

イメージしてもらうとすれば、すっごい薄味の甘酢イカ。

これ、もし味付けされてなければ、薄味すぎて旨みのポイントがよくわからないまま、食感のインパクトしか残らずに終わっちゃうんだと思うんですね。

だから、イカのほのかな甘みはあるんだけど、それを補うように、すこしだけ甘く、少しだけ酸味をもたせるように、うっすらと味付けしてあります。

 

そしてその、ほのかな味わいを消してしまわずちゃんと生かしつつ、最後にのこる甘酢の酸味を徐々に米のうまみにフェードしてくれる…最高のマッチングのお酒が「すっきりめの日本酒」なのです。

僕ぼっくりがよくチョイスするのは、愛知酒造の「富鶴」。

これは銘酒…そしてイカトンビ一夜干しにベストマッチしてくれるんですよぉ。

 

さて、ようやく落ち着いて晩酌を。

んん、最高。

手でカラスをむしり取るので、だんだん手はベタベタしてくるけど、それもイカトンビの風情です。

食べやすいようにハサミを入れるとか、真っ二つに切って食べるのが良いとか、世にはいろんな解説があるけども、僕はこの「むしって食べる」という行為も含めてイカトンビの味わいだと思うんですよね。

多少の食べにくさがあったほうが、ゆっくりと、じっくりと、良い晩酌の良い時間を送れると思うのです。

それでも回を重ねるごとに、むしり方も上手になってきます。

黒いカラスをぐるりと囲んでいる口の輪の部分を、一か所だけでもメリッとちぎれば、あとはそこをきっかけにパカッと真っ二つに開けます。

まあでも、そのむしり方の試行錯誤も楽しみなので、ひとまずは是非おためしを!

 

ちなみに、大粒のものは開くとこんなにデカイです!

食いごたえ半端ないですよー!!

 

食いごたえ抜群のイカトンビが、こんなにゴロゴロ…!!

とにかく一粒でも食いごたえが抜群なので、一晩で5粒くらい食べたら十分に満足できるかと思います。

それが、およそ27粒もあるわけです。(小分けパックになった今は11~12個くらいかな)

ただ火が付いちゃうと…あっという間に1パックの可能性もありますね、ハマりますのでお気をつけください。笑

 

言わずと知れた珍味ですが、ここのイカトンビ一夜干しがいちばん半生加減が秀逸です。

しかも安い。

イカトンビ好きな方も、これから食べるという方も、これはぜひ一度お試しください☆☆☆

うちの父親も大好きで、そのイカトンビを初めて食べてから30年が経ち。

その間、いろんなイカトンビを食べてきて…

そんな僕ぼっくりがいま常食としているイカトンビが、これなのです!