たこまんま塩辛を通販でゲット!見た目から想像できない味。

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通販酒肴放浪にて発見した「たこまんま」。

僕ぼっくりは珍味が好きだ。

とくに魚介系の珍味が大好きだ。

そんな珍味おつまみを探すために、よく通販サイトを眺めている。

晩酌をしながらのパソコンや、眠れない夜のスマホなど、ちょっと時間があるときに通販サイトで珍味探しをしているのだ。

僕はそれを「通販酒肴放浪」と言っている。

つうはんしゅこうほうろう、と読む。

 

そしてある日、出会ってしまった。

この…衝撃の「たこまんま」と!!

 

たこまんまとは一体なんなの?

たこまんまって何?

タコの炊き込みごはんのこと??

…こんな感じで想像してしまうけど、ぜーんぜん違う。

 

たこまんまとは、柳ダコの卵のことである。

以前いちど入手したことがあり、それを煮付けにして食べた。

この米粒のような見た目が、そのまんまネーミングの「まんま」になったのだという。

じっさい食べるものだけに、ややこしいよねぇ…

煮付けも旨かったし、塩茹でしてからポン酢や醤油で食べるのも旨かった。

また食べたいなーと思っていたところで発見してしまったのだ。

しかも生の塩辛である…!!

 

これがどれだけ呑んべぇを惹きつけるワードだか、お分かりいただけるだろうか。笑

そんなものクリックせざるを得ないじゃないか。

ずるいなー、生とか塩辛とかって。

そして来ちゃった、たこまんま塩辛。

カチンコチンコである。

凍ったまんまだと1年以上もつらしいけど、いやいや…そんなに待てませんとも。笑

すぐ食べちゃるけん!

塩辛にくわえ三杯酢漬けもあったので、それもひとつ注文してみた。

さて、凍っている。

このまま喰らう!ということはできないのでシンクの水につけて5分すこし待ってみると、ほどなく中身がプルプルと流動するようになった。

うんうん、手軽でよい。

 

さあ早く食べたいので、器に盛りますよー!

 

この塩辛は否応なしに酒をすすめてくる。

この透明感…すばらしい。

トロッとしていて、なんとなくブドウの実のような見た目。

形はそれこそブドウの種のようである。

完璧なフォーメーション!

ひとりひとりが決めポーズをとっているじゃないか!!

こちらもいよいよ覚悟をキメて、その戦いに挑もうじゃないか。

 

いきます。

はむっ。

うっっっわ!!!!!!!

完全にはじめての味!!!

見た目はブドウの実っぽいから食感もそういうものを想像していたが、もっと柔らかくてねっとりしている。

見た目がさわやかな透明さに完全に裏をかかれる、濃厚すぎるコクと甘み。

このコクと甘みがすごい。

海水のような塩っぱさを最初のインパクトとして感じたけど、その塩味もけっこう甘塩寄りのものだ。

そして二口三口と進むうちに少々の塩っぱさには慣れて、ほぼコクと甘みにのみ支配されていく。

 

この深すぎるほどのコク感が、もう強烈に酒を誘うじゃないか。

止まらん!

まんま酒酒まんま酒酒酒まんま酒まんま酒酒…

このサイクルにどこかでブレーキをかけないと、1瓶100gを食いきってしまうぞ。。。

 

この「たこまんま」。

なにかに似ているというものが、ない…。

卵とはいえ、イクラとか数の子のような味ではない。

でもどこか卵らしさを感じる…卵…ん??

そう!卵だ!鶏卵のそれだ!

いちばん近いものといえば、卵黄の味なのだ!!

卵黄を海水漬けにしたようなコクと甘みと塩味なのである。

このコクをさわやかに調整してくれる、大葉巻きの味わいもなかなか。

でもなんだろ、それが100点というわけではないなぁ。

となれば、きっと醤油と一滴でも垂らせばバツグンになるのではないか。

テンッと。

えっ?えっえっっ???

うんまーーーっっ!!!!!

めちゃくそ旨いやないかー!!!

もうここから酒が止まりません。

さらにまんまも止まりません!

今度はビールを用意、いまお気に入りのクラフトビール「ROGUE OUTTA LINE」である。

まんまには刻み大葉を添え。

もちろん少量のしょうゆを垂らして。

うんっっまい!!!

これまたお気に入りの醤油「遠藤醤油 琵琶のしずく」がバツグンに旨いというのはある。

でもそれより、卵黄のようなコクと甘みの「まんま」と醤油との相性がすばらしい。

「塩辛にさらに醤油って辛すぎない?」と思ってしまうけど、そんなことはない。

ほんの1~2滴で味わいがおおきく変わるから、これは絶対に試してほしい食べ方である。

いやほんと…感動した。

あかん、今度は酒の存在わすれてたわ。笑

うんうん、ビールとも合う!

 

ごはんには合うのか??

卵黄っぽいとなれば、これはゴハンにも乗せてみなければ。

刻みネギと一緒に、いってみよー!

うまいに決まってる、卵黄だもん。

醤油をタラッといって…

そしておもむろに口に放りこむ!

はむっ!

なぁーにぃー!?

あっ…合わない…。。。

そんなハズがない…!

そう思ってやり直してみても、合わない。。。

なんというか、ごはんにのせると海水っぽさや生臭さが際立って、なんとも合わない。

こんな水っぽさや生臭さがあったのか、とここで気付いたほど。

「ごはんにはのせない」これは君とおじさんとの約束だ。

 

三杯酢のはどんな味だったのか。

さて今度は、三杯酢漬けの方。

なんだか黄色みが濃いね。

ここには麦焼酎ロックを用意。

ではいきましょう、はむっ。

ん、うまいっ!

…うまいには違いないんだけど、サッパリしちゃった?それとも薄まった?

なんというか冷凍だからか三杯酢の酢がけっこう抜けていて、どうにも拍子抜けした味になってしまっている。

塩辛のほうがバツグンに濃厚なコクと甘みをもっていたので、酢が入っているぶん薄まってしまったような印象だ。

しかもその酢が抜けている。笑

 

一応やっておくべきだろう、醤油をポタリと。

こうすると、ちゃんと旨いんだなぁー。

醤油だけのパワーではない、これはまんまと醤油の相性がすばらしいということ。

それでもこの酢っぽさは要らなかったなー。

フツーに塩辛がうまい、塩辛がバツグンにうまい!

ちなみに焼酎ロックより、スッキリめの日本酒やビールのほうが合いますねぇー。

日本酒なら、愛知酒造の「とみつる吟醸」あたりが合いそうな予感。

何かしらスッキリめのお酒を用意しておきましょうね。

 

1瓶100gという量はなかなか多い。

この1瓶100gという容量が、なかなかたっぷりあって良かった。

どれくらいの量か伝えたいので、こうしてみたんだが。

1回量ずつに分けて、何回の晩酌のお供にできるか。

これで伝わるかな?

7つの豆鉢に分けられたので、毎日ちょっとずつ楽しんで1週間分ですねー。

この値段で、なかなか良い量だ。

これでも1回ずつの晩酌には多いくらい。

だって一粒一粒がほんと濃厚だからねぇ…。

 

でもね、レポートとして…。

「今日は一気にいっちゃいます」

これホント良い子はマネしないでねーなヤツです!

お醤油、入りまぁーす☆

もちろんそのままでも甘塩がいい具合に効いてて旨いんだけどね。

そしてやっぱ、基本的には日本酒が合う!

酒酒まんま酒まんま酒酒酒まんま酒…

止まらないループに入りましたー。笑

そしてビールもよい。

このコクと甘さに対してキリッと苦みが効き、もったりとした口を都度リフレッシュしてくれる。

日本酒の愉しみ方とは対極のようだけど、どちらも良いねぇー。

さあシアワセループ晩酌がとまらない。

うまい…!

うまい…!!

うまい…!!!

酢もまた試してみたけど、イランカッタヨ。

やっぱ醤油を2滴ほどが最強にうまい!!

1週間分を1度に食べたので、ずいぶん長いこと愉しめましたよー。

1時間以上しっぽり晩酌してたかも。笑

もうこれは確実にリピートする。

なんだこれ級の珍味じゃないだろうか。

分かりにくいな、つまり超ド級珍味のような気がするのだ。

だってねー、この味はほんと他にはないから!!

 

珍味マニアも唸る、独特な旨さ!

僕ぼっくりは珍味マニアとして、たくさんの珍品を食べてきた。

フグの卵巣ぬか漬け・サメの心臓や軟骨・イソギンチャク・たことんび・いかとんび・イカの黒作り塩辛・鮎のうるか・氷頭なます・めふん・鮭とば鱈とば・海味賜・莫久来・ホヤ・干し牡蠣・石狩漬け・ガスエビ・オニエビ・とらふぐ白子・酒盗・鯛わた塩辛・からすみ・乾燥明太子・干し数の子・あん肝の味噌漬け・本ししゃも燻製・氷下魚・サンゴイワシ・ばい貝の肝・鱈肝と胃袋の煮付け・サバやニシンの卵巣塩漬け・生サバ塩辛・カジキの燻製・えご草・シカ・ワニ・ダチョウ・ラクダ・カンガルー・ヤギ・昆虫…

まだまだ数え上げたらキリがないほどなんだけど。

それでもこの「たこまんま」は、海の珍味好きならぜひとも食べてほしいと思える独特の味をもつ。

できれば珍味好きのアナタにも、お醤油ちょんちょんしてほしいのである。

これは他に類がないと言える、新感覚を味わえる珍味!

あなたの酒肴レベルが1段アップすること間違いなしです!!

ちなみに楽天で、ふるさと納税の返礼品としても扱われていますー。

これ、ほんと良いよー!!!