39℃台が丸一日も。
この画像で、38.8℃。
以降の写真はない。
写真をとる余裕がなかったのだ。
実際にはこのあと、39.7℃を最高値として39℃台で丸一日も停滞した。
もだえる苦しみである。
人により副反応の程度はだいぶ違うらしい。
うちのオクサマは3回目接種のあと、ほとんど何もなかった。
いろんな知人からも3回目は楽だったという話が多く、それならば受けるか…と接種を決めるに至る。
そんなこともあり「どうやら3回目は楽らしい」というウワサを信じていた僕ぼっくりは、地獄をみながら熱発の汗でぐっしょりと布団を濡らしたのであった。
接種からの経過はこうだ。
金曜日の19時、集団接種会場にてワクチン接種をする。
もう3回目ともなると人により接種時期もバラバラに分散しており、集団接種とはいえ混んではおらず待ち時間なくスムーズに終了した。
いままでの経験から、接種後すぐ「ポカリスエットをたくさん飲んでおけ」のセオリーどおりにガブ飲みする。
そして帰宅し、風呂に入り、早めに寝る。
枕元には水と解熱鎮痛剤「バファリン」を念のため用意。
ここまでは順調、順調。
そして22時に就寝。
土曜日、いつもどおり4時にいちど起床するが、念のため7時まで二度寝する。
7時起床。
うん。注射した左肩が痛い以外は、すこぶる快調である。
8時に朝食。
…ん?なんだか違和感が。
体がギスギスしてきた。
体がきしむ、節々が痛みはじめる。
そこからの悪化は早かった。。。
朝食を終えて迫りくる発熱への準備をととのえながら、体が寒さでガタガタと震えはじめた。
6月ながら最高気温30℃の暑い日に、震えているのである。
長袖長ズボンの上下スエットに身を包み、さらに毛布にくるまって寒さに耐える。
かろうじてこの時点では熱を計って写真をとる余裕があった。
が、以降は無い。
脈を打つように迫る頭痛と、体中の痛みにもだえ、ただひたすら毛布のなかで悶絶して過ごす数時間…
いいかげん半日も経てば熱は引いてくるだろうと、望みをかけながら体温計をワキに差し込むが、ずーっと39℃台ぢゃないか。
それを見たオクサマもこれは水じゃダメだと判断し、経口補水液にかえてくれた。
メシはもちろん食える状況ではなく、ひたすら痛みと苦しみに耐える。
熱発から12時間、汗がすごいのでなんとか風呂まで這っていき、湯で汗をながす。
石鹸でカラダを洗う体力はなかった。
それでも幾分かスッキリし、氷枕を用意してふたたび布団へ入る。
ここらで解熱剤を使いたかったのだが、無理に熱をさげてワクチンの効果がなくなっても困るので、どうにか朝までは我慢することにした。
21時頃、就寝。
まぁ、一日中寝てたんだけども。笑
そして朝、熱は下がったのか?
夜0時、目が覚める。
ひとまずここまで寝られたことは収穫だ。
体温測定、39.1℃。
うーん…経口補水液を飲んで寝る。
夜3時、また目が覚める。
体温測定、39.7℃…!!
なんでやねーん!
下がるどころか上がっとるがな!!
氷枕をとりかえ、経口補水液を飲んでまた寝る。
こういう時のためにも、氷枕はかならず2個いるんだなぁ、あってよかった。
さあ、次起きたときに39℃台だったら解熱剤だ。
そして日曜日の朝、8時。
体温測定、38.8℃。
…なんやねん!
下がってるけど、微妙やねん!!
ということで、ビタミンゼリーを摂ってから、いよいよ解熱鎮痛剤「バファリン」を投入した…。
体力の消耗が著しい。
解熱剤を投入してから、みるみると熱は下がっていく。
1時間後には37℃台まで下がってきたではないか。
これが解熱剤のおかげなのか、そろそろ熱が下がるタイミングだったのか、それは分からない。
けれど、もっと早く解熱剤を飲んでも良かったのかもしれないなぁ…。
あんなに苦しむ必要はなかったかも…。
朝10時には、熱は36℃台まですっかり下がった。
いやしかし体力の消耗がすごいのなんの。
ふらっふら、フラッフラなのである。
イスに座るのもツラいほど消耗していて、結局また布団に横になる始末で。
なんやかんやで、丸二日をコロナワクチン接種に捧げたことになるんだなぁ…。
3回目は楽だぞーなんて話は、一体なんなんだぁ!!
もう4回目の接種はしないぞ!!!
そう心に決めたのでした。