「鯛わた塩辛」というけれど、中身は真鯛・穴子・鰹・鱈のワタと卵。
だまされた!!と嘆くべからず。
これが悶絶レベルの絶品だったのですよ。
今回はそんな鯛わた塩辛の、実食レポートです!
珍味「鯛わた塩辛」を通販お取り寄せ!
瓶詰めで450gという大容量、冷凍便で届きます。
賞味期限は冷凍で3ヵ月。冷蔵ならおそらく1週間ほどでしょうか。
鯛網漁で有名な広島県の鞆の浦「阿藻珍味」というメーカーが作っています。
熟練の職人が、鯛などの魚の腸を包丁で丹念にしごいて魚卵と魚腸は別々に塩蔵し、食べやすく裁断し熟成させているそう。
瀬戸内の呉市沖の上蒲刈島で、ホンダワラだけでつくられる古代製法の藻塩を使用するこだわり。
これは期待しちゃう。
そして届いた鯛わた塩辛がこちら。
なんかセンスのいいラベルが地味にうれしい。笑
鯛わた塩辛、さっそく実食!お味は?
お皿に盛ってみました。
瓶からちょっとトローッとしたねばりをもって出てきた、鯛わた塩辛。
旨いかどうかなんて、この時点ではわからない。
食べてみないと分からない。
(冒頭で「旨い!」って言ってしまっているが…)
はじめての珍味を食べるとき、このドキドキ感がたまらないですねー。
いきます…
はむっ。
ぬぬぬっ…
旨いんだが…
一言では表せない、なんとも複雑な味わい…
塩辛というわりに塩辛くなく、甘塩っぽいマイルドさがある。
どことなく発酵の酸味があって、その爽やかさも心地いい。
凝縮した肝の旨みと、魚卵らしい独特のコク。
でも肝系塩辛によくある生臭さは全くなく、かなり食べやすい。
これは旨いぞ…
しかも、この複雑な味わいが高次元でバランスしているのがすごい。
肝のコリコリザクザク食感に、魚卵のかすかなプチプチ食感が絡む。
そして全体にとろろのような粘りがあり、舌に旨みが絡みつく感じがたまらない。
うん、めっちゃ日本酒がすすみます。笑この繊細で複雑な旨みを舌のうえで転がしながら、合わせるお酒はちょっと淡麗なのが良いかなあー。
鯛わた塩辛、大葉包みが絶品でした。
そのままでも旨みが高次元でバランスしてるんだけど、テキトーに試した大葉包みで完全体へと昇華したのです。(大袈裟?)
ねっとりトロッとした複雑で濃厚な旨みが、大葉のパリッと食感と爽やかさですべて整います。
完璧すぎる。
大葉は安いしスーパーでいつでも手に入るので、ぜひともお試しください!!
ごはんのおかずにも合う!!
この味わいは絶対ごはんにも合うぞーと確信し、試してみました。
まあ、思ったとおり抜群でしたよ!!
最初はお上品にこのくらいの量づつ食べてましたが…
気がつけば、これくらい大口でがつがつ食べちゃう旨さ。笑
お酒のおつまみだけでなく、おかずにもなる。
だから朝から夜まで活躍してくれるし、家族みんなでも楽しめる。
いいですねー鯛わた塩辛、めっちゃ気に入りました。
鯛わた塩辛を、うどんにのせる。
ごはんに旨かったから、うどんにも旨いだろう。
そう。僕ぼっくりはうどん屋の店主なのです。笑
うどんは売るほどある。
生たらこに似た味わいの鯛わた塩辛を、「たらこ釜玉」風にしてみました。
どうでしょう。
うっわ、旨い!!
ウチのたまり醤油や玉子と相性ばつぐん、最高かも。
メニューとして出せるかは…コスト面でどうかなぁ。笑
小分け冷凍保存がおすすめ。
こうして小分けで冷凍しておいたら、食べるぶんだけ解凍できるし、食べないぶんは賞味期限の3ヵ月しっかり保存がききます。
33gにわけて14食分、けっこう長く楽しめますね!
今回はレポートなのでわざわざ計量しましたが、テキトーな小分けでいいと思います。
百均で売ってる製氷皿に小分けして、ブロックにしちゃうのもアリです。
小分け冷凍、ちょっと一手間ですが、おすすめの保存方法です!
生たらこに似た旨さ、鯛わた塩辛。
この味わい何かに似てるなぁーとずっと考えてたら、さっきうどんにのせる前に「…そうだ!生たらこ!」と気づいた。
生たらこに似てるけど、より旨みが濃厚でしかも単純ではない味わいが楽しい。
生たらこ450gとだいたい同じくらいの値段だし、これは試してみる価値は大アリだと思います!
巷でまず情報は聞いたことがないし珍しいので、呑んべぇ仲間にも喜ばれるかも!?笑
情報が少なくてドキドキ注文だったけど、これはアタリ認定です!