ブログはオワコン?その理由と、オワコンじゃない2023年の稼ぎ方とは。

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「ブログはもうオワコンだ」という言葉をよく目にします。

ブログを今からはじめて収益化したい人、もうすでにブログをはじめていて収益化をめざしている人には、とても気になりますよね。

オワコンだということは…稼げないの?

オワコンじゃなかった時期とくらべて、なにが変わったの?

これからブログで稼ぐには、どうしたらいいの?

 

このあたりを、飲食店経営をしながらブログで6ケタ収益をあげている、僕ぼっくりがお話しします。

 

2023年もブログで稼げます。

事実、稼げているからです。

…というと説得力がないので、このデータをみてください。

こちらは矢野経済研究所の調査による、アフィリエイト市場規模の推移。

ブログがオワコンだといわれる直前の2017年よりも、すでにオワコンだといわれている現在2023年のほうが市場は伸びているのです。

そしてこれから迎える2024年頃には約5000億円市場にもなり、2017年の倍ほどになると予測されています。

つまりアフィリエイトは成長市場であり、ブログはオワコンではないんですね。

 

さらに、アフィリエイトを含むネット広告費は2020年に2兆2290億円を記録し、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などの主要4媒体の合計にも匹敵する超巨大市場になっています。

そしてネット広告市場の成長はまだまだ続くと考えられています。

 

ではなぜ、ブログはオワコンだといわれるようになったのでしょう。

 

ブログがオワコンといわれるようになった理由。

それはGoogleが企業サイトを優遇して、検索結果の上位に表示するようになったから。

 

Googleは定期的に「コアアルゴリズムアップデート」による、検索結果の調整をおこなっています。

近年そのコアアルゴリズムが大きく変更され「権威性」を重視するようになった結果、企業サイトや専門家サイトが検索上位を占めるようになりました。

 

今までの個人ブログの主な集客経路としては、検索からの流入が8割前後を占めているケースが多かったので、このコアアプデートの影響をモロに受けたわけです。

検索上位に企業サイトが多くひしめくようになり、個人ブログは検索下位に押し下げられました。

そして「アフィリエイトは儲かる」と認識した企業が、潤沢な資金とマーケティング力でもって市場に乗り込んできたのです。

 

個人ブログの集客経路がGoogle検索に大きく依存していたこと、企業サイトが強大なリソースを投入してきたこと。

こうした理由で、ブログはオワコンだといわれるようになったのです。

 

これからブログで稼ぐには。

いままでのやり方では結果が出にくくなったのは確かです。

ただ、これは「ブログで稼ぐ方法が変わった」だけ。

今からブログをはじめる方や収益化をめざす方は、あたらしい方法ですすめていけばよいのです。

 

企業の狙わないロングテールキーワードを狙う

企業サイトは、莫大な資金を投入してネットから収益をあげています。

つまり、その投資額を回収できるような「ビッグワード」を中心にねらっているのです。

ビッグワードとは、月間10000以上のPV(アクセス数)をとれるような検索需要のあるワードですね。

 

つまり個人ブログは、ここを外せばいい。

たとえば、「ダイエット」というワードは月間100万PV以上を見込めるビッグワードです。

ここは企業が検索上位をがっちり固めています。

はっきり言って、ここはオワコンです。笑

 

では、「ダイエット 日記」ではどうでしょう。

月間3000PVほどまで下がったミドルワードになります。

 

さらに「ダイエット 日記 おすすめ」では。

月間70PVほどのロングテールキーワード(スモールワード)になります。

こういったロングテールキーワード ~ ミドルワードをねらうことによって、オワコンではない領域を攻められるのです。

 

企業は何百万、何千万、またはそれ以上の資金を投入して月間100万PVなどのビッグワードをねらい、億単位の収益をあげています。

月間1000PV以下の領域など、正直どうでもいいんですね。

個人ブログは逆に、億単位の収益などねらっていません。

ましてや副業ブログであれば、3万円でも10万円でも50万円でもありがたいわけです。

その狙っている領域のギャップを利用すれば、ブログはぜんぜんオワコンじゃないのです。

 

企業の書けないワードを狙う

たとえばメーカーが競合するジャンルであれば、他社製品や類似商品との比較をするなど。

メーカーである立場上、他社製品のことは書けませんよね。

ユーザー側の感想としてメリット・デメリットまで濃くレビューできるのも、個人ブログならではです。

 

読者は企業の語る商品メリットに食傷気味で、ユーザーのリアルな感想を求めています。

「企業の書けないこと」に着目することは、個人ブログだからこそとれる戦略なのです。

 

Google検索以外からの集客経路をもつ

Google検索に依存しすぎると、コアアップデートに大きく影響をうけます。

そこで、検索流入以外の集客経路を作っていく必要がでてきています。

 

SNSを活用するのもそのひとつ、ブログは文字メディアなのでTwitterとの相性がいいですね。

ブログで書いたことを要約してTwitterに投稿したり、Twitterに投稿して反応がよかったものをブログ記事にしたり。

グルメや旅行など写真が多めのブログの場合はInstagramとの相性がよさそうですが、ブログへの流入は増えづらいといわれています。

調理やレッスン、音楽や英会話などのジャンルならYoutubeも活用できますね、Google関連にはなりますが。

実名や顔出しでブログをやっている場合は、Facebookもよいと思います。

 

私ぼっくり的には、ブログとの相性はTwitterがいちばんだと感じています。

自分のブログと属性の近いフォロワーが増えれば、それを見込み客ととらえることもできます。

プロフィールや固定ツイートをいろいろ変更して、ねらった属性のフォロワーが増えているか検証しながらすすめていくと良いです。

 

ブックマークされリピート購入されるブログを目指す

企業サイトには少なく、個人ブログにはある特徴として「継続して投稿されている」という点があります。

「このブログは読んでいて楽しいな」とか「いつも新しい投稿があるから継続して読んでいきたいな」と思ってもらえれば、ブックマークしてもらえます。

ブックマークをたくさん獲得できたら…さらにシェアされることが増えたら…Googleサーチ依存から脱却できます。

ファンを獲得したともいえますね。

 

読んでもらうごとに読者と著者のあいだに信頼感が築かれ、信頼ができれば商品をおすすめしたときに見てくれる(CT)買ってくれる(CV)可能性も高まります。

そして獲得したファンがこれからも読み続けてくれるよう新しいコンテンツを投稿していけば、リピート購入をしてくれることもあるでしょう。

そうなれば、ブログの立派なお得意さまとなります。

  

まだまだ考えれば考えるほど、ブログがオワコンにならない方法はたくさん出てきます。

ブログを起点にして、自分の商品やサービスを売ったり、読者のコミュニティを作ったり、リアル事業に発展させたりと、アフィリエイト以外のマネタイズもいろいろと考えられます。

ブログの可能性はぜんぜん終わってないばかりか、むしろ広がっていっているようにも感じられます。

 

ブログはオワコンじゃない。

ブログがオワコンだといわれているのは、ただ今までがGoogle検索に依存しすぎていたというだけの話です。

もちろん検索流入も獲得していくべきですが、そのほかにも集客経路を広げるには過去よりむしろ今のほうが状況は整っています。

いろいろな戦略で、集客や収益化ができます。

 

僕ぼっくりは断言します。

個人ブログはオワコンじゃない!