我が家はトンネル2ルームテントLです![テントファクトリー]

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我が家のキャンプに頻繁に登場する、トンネルテント。

4人家族でトンネル2ルームテントL(ロング)を愛用しています。

 

そして最新モデルはカラーも良くなり、ますます魅力的に!

我が家のは最新モデルではないですが、色以外の基本仕様は同じ。

購入を検討されてる方や詳細を知りたい方に、何か参考になればという想いで使用レポートいたします!

 

テントファクトリー トンネル2ルームテントL

 

最近またラインナップが増えて、内側がUVカットのブラックコーティングになってるモデルが出ていますね。

値段は上がりますが、ブラックコーティングの他にアルミポールやトップルーフ付きになっていたりと、このシリーズのフルスペック仕様になっています。

 

テントファクトリー トンネル2ルームテントLの良いところ。

たくさんメリットがあって選んだトンネル2ルームテントですが、その主なポイントを解説します。

 

広い!!!

4人家族が2組くらい一緒に食事できるほど、広ーい前室。

何よりこれがトンネルテントの最大の魅力かも。

3.4×2.5mの広い前室スペースは、リビングとしても、キッチンとしても、広いだけにレイアウトの自由度はかなり高い。

そして高さもあり、身長180cmまでの人なら屈まずに過ごせるスペースが多い。

 

タープを必要としないほどの広さがあるので、荷物の量もトータルで見ると減らせるというメリットも。

そしてキャノピーポールを持っていけば、開口部の幕を跳ねあげてスペースを拡張できます。

しかもポールは2本付属するし、専用グランドシートも付属。

もちろんペグやハンマーも。

よくできたパッケージです。

 

ちなみにインナーテント部分も広さ十分。

うちは親2子2の4人家族だけど、しかも寝相めっちゃ悪いけど…

大丈夫です。余裕。

メーカーの情報では4~5人用となっています。

インナーテント部分は、大人だけなら4人まで、ファミリーで大人2人+小学生くらいの子供3人でちょうどいいサイズ感かな。

だから公表サイズと実際のサイズ感との誤差はないですね。

子供だけなら無限に入りそうな錯覚を覚えます。笑

 

雨風に強い

トンネル2ルームテントは、荒天に対してかなり強いです。

この写真の日は台風直撃で、豪雨と暴風でした。

写真では台風が過ぎた後なので荒天っぷりが伝わらないと思いますが、風上側をしっかりペグダウンしておけば、風にはすこぶる強かったです。

耐水圧も3000mmもあり、これ以上は必要ないというレベル。

暴風雨のなかで就寝しましたが、すべての物を前室に避難させたら、インナーテントでは風の「音」以外の不安はなく一家4人みんな安眠できました。

 

風を受けてもテントポールのしなりによって上に風を逃がし、スカート部が雨風の侵入をしっかり防ぎます。

雨天でも影響を受けない前室、その広さのおかげもあって雨でも子供たちをそれなりに遊ばせてやれるのが、晴雨問わずファミリーキャンプする一家としてはチョー助かってます!

雨の状況でもテント内の通気を良くするのに、ジッパーのちょい開けや風下側の開口などで、かなり自在にできます。

そして風向きが変わっても、開口する部分を変えればいいだけで即対応できます。

テントの風下側はいつだってそよ風くらいの快適さを保てるのは強みです。

この日は風が冷たくてメッチャ強く、開放型タープでは寒すぎて2家族全員がトンネルテントの前室に避難。笑

ちなみにそのとき、トンネルテント内は無風でした。

それだけ荒天には強いです。

 

設営が簡単

ファミリー用の大型テントの中では、設営がかなり簡単な部類です。

テントのスリーブに4本のポールを通し、テントの両端を引っぱってペグダウンするだけ。

さすがにソロ用ドームテントのシンプルさにはかないませんが、慣れれば1人で30分、2人で20分で設営できます。

しかもタープを張る必要がないほど広いことを考えると、1人で30分だけでテントとタープなど一式を用意できるようなもの。

そうなるとソロキャンプ並みのスピードで準備しているのと同じですね。

 

2人いるとポールをスリーブに通していく時と幕を立ち上げるときが特に楽で、そうして外張りが完成してしまえば、

1人はインナーテントの用意と前室のレイアウトに取りかかり、

もう1人はテント外周のペグダウンとテント外のレイアウトに取りかかるなど、

分担すればトータル30分強ですべての準備を終えられるくらい迅速に進行できます。

いくらドームテントが最強に設営が簡単だとは言っても、風を完全に防げるようにタープを張ってその他周辺の準備まで含めて30分では終わらないでしょう。

 

出入口の開口パターンに自由度が高い。

トンネルテントも種類が増えてきて、比較されるブランドも増えました。

ただ、出入口の開口パターンを見てみると、ほとんどのブランドが痒いところに手がギリギリ届いていないのです。

 

FIELDOOR(フィールドア)

例えば最近発売された、超格安なFIELDOORのトンネルテント620。

その値段の安さもあって一瞬「おぉぉ!!」と目を見張ってしまいますが、インナーテントの入り口以外の面が常時メッシュ…。

どう考えても冬はちょっとムリですよね。

しかもインナーテント前面以外はメッシュなだけで開口はしません。無念。

耐水圧も1500mmと、ちょっとテントファクトリーとは開きがあります。

でもこれ2万円ちょっとで、夏しか使わないよ!という場合は良いのかもしれませんね!

 

DOD(ディーオーディー)

また「バージョン2」のときにトンネルテントの定番となった、DODのカマボコテントなんかもよく比較されてます。

現在は「バージョン3」。

こちらはテント部の前後が開口できて、通気は抜群なはず。

しかもちゃんとジッパーで開閉できるので、夏の涼しさだけでなく、冬に温かく過ごすこともできそう。

 

ただこれ、バージョン3になってから左右3面ずつの開口部が、上に跳ね上げできる面が1面ずつだけになってしまった。

キャノピーポールを使った、このスタイルがしづらくなっちゃったのです。。。

これができれば日陰をつくる役割はバッチリなのに、どうして6面のうち4面も横向きにロールアップする開口方法になっちゃったのか…。

これは惜しい…惜しすぎる。

 

カマボコテント2のときは上向きにロールアップする方式で良かったのですが、テント部は前面しか開口しなかった。

3になってからはテント部の前後開口はいいものの、フライシートの両側6面の開口パターンが制限されてしまった。

そして何より、手に入りにくい。

抽選販売とか…、いつまでこの状況が続くんだろう。

 

その他のブランド

そしてコールマンやオガワ、ノルディスク、スノーピーク等もトンネル型テントを発売してますが、一気に値段が上がります。

安いけど良い物!という大きなメリットから外れてしまうので、購入検討にも至りませんでした。

 

なんかどこのメーカーも、痒いところにギリギリ手が届いてないなぁと感じちゃったのです。

 

テントファクトリーはというと…

対してテントファクトリーはというと、テント部の前後とも開口します。

こういう感じです。

全開にできます。

夜に寝転びながら星空を見るなんて時にも活躍しますよ。

この通気と出入りのしやすさは他のメーカーのものにはなかなか無いところ。

インナーテントの前後が開けば、ガンガン風を通せます。

横の面のメッシュとかも必要を感じません。

それより4シーズン使うなら、前後が開き、閉じる、この両方ができることの方が重要。

ほんとこれ、超重要ですので。

 

そして開口パターンの自由度は、これまでの写真を見てもらっての通りですね。

開口部は上にロールアップする仕組みで、キャノピーポールを使えば、日よけの面積がぐっと広がります。

小雨くらいならしのげますし、タープの必要をほぼ感じません。

荷物を減らせて、手間も省けます!

 

値段が安い

テントファクトリーというブランドのコンセプトに「良いものを安く」というのがあり、それがそのままトンネル2ルームテントを選ぶ大きなメリットでもあります。

トンネル型テントといえば、その多くが6~20万円くらいの価格帯であるのに対し、テントファクトリーのトンネルテントは約5万円。

それでいて他ブランドと比べて見劣りせず、作りに安っぽさがないです。

安いだけでなく、「良いものを」というところを追求したことが分かります。

今や安いものなら探せばゴマンとありますが、さすがにほとんど聞かないブランドのは心配。 

 

テントファクトリーは、スタンダード&リーズナブルをコンセプトに掲げ、初心者や上級者といったターゲットを絞らずに、常にスタンダードで在り続けられるような、普遍的に良いとされるものを創る日本のブランドです。

 

テントファクトリー

 

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積雪極寒の山岳地帯で使うなら話は別ですが、このテントを選ぶ人がそんな使い方をするわけがなく、平均的な国内の低地であれば商品名の通り「4シーズン」OKで、荒く使っても年間10回くらいの出番で少なくとも5年は問題なく使えるかなぁというのが実感。

何でも使いつぶす気で結構ラフに使うほうですが、今のところ2年以上まったく破損個所なし、縫製のほどけ等も一切なし。

この値段にしてこの強度があれば誰も文句ないでしょう。

 

そして破損するといったらまずポールなので、補修パーツ売りしてくれてるのも嬉しいところ。

それを含めて考えたら、10年以上使えるかと思います。

 

 

テントファクトリー トンネル2ルームテントLの気になるところ。

我が家ではこんなにお気に入りのテントですが、気になるところが全くないわけではありません。

トンネル2ルームテントでデメリットだと感じたポイントをあげてみます。

 

色がカッコよくない…

あまりカッコイイとはいえない配色。笑

単色でいいのにムダに彩りがあり、大きいだけにより目立つのです…。

まあでも、好みによるところです。

コールマンやスノーピークなどの定番メーカーも多色使いのテントが多いですからね。

 

ですが、安心してください。

最新モデルは単色になっていて、お好みにあわせてチョイスできます。

この2色が販売されたので、カラーバリエーション問題はこれで解決かと思います。

僕ぼっくりも最新モデルに買い替えたいな。笑

 

テントポールの色がダサい…

ポール4本の長さがすべて同じではないので、分かりやすくポールが色分けされています。

その色がまたダサくて、赤・青・黄なのです。悲

ポールスリーブからチラッと見えるその赤青黄がちょっと恥ずかしい。

ちょっとですよ、あくまでちょっとしか見えてないので、気にしなければいい範囲なのですが…

気にしだすと気になります。

ほら、気になってきたでしょう?笑

設営するときに分かればそれでいいので、わざわざ色分けしなくても小さなしるし程度で良いと思うんだけどなぁ…

そんなに目立たないっちゃあ目立たないけど、これも残念ポイント。

 

デカイし重い。

ファミリー向けの大型テントなので、当然ながら収納サイズもデカくて重いです。

設営時はコツを掴めばさほど重さは気になりませんが、収納時の重さは誤魔化せません。

標準はグラスファイバーポール仕様ですが、1万円アップでアルミポール仕様が選べて、幾分か軽量化されるようです。

しかし値段が上がってしまえば、テントファクトリーを選ぶメリットが1つ消えてしまうわけで…。

まあ、1万円アップしても安いには変わりないですけど、ね。

標準のグラスファイバーポールがもし破損したら、その時に補修パーツとしてアルミポールにグレードアップするのが良いのではないでしょうか。

 

多くのファミリーサイズのテントもそうですが、この重さとデカさは車での運搬が大前提です。

 

テントファクトリー トンネル2ルームテントLの特徴まとめ。

メリットは、その広さと使い方の自由度、本当に4シーズン使いやすい仕様なところ。

デメリットは、好みの分かれる配色(最新モデルはトレンドの単色)、デカさと重さ。

 

ファミリーキャンプやグループキャンプにはメリットが多いと思いますし、実際に使ってみて、これは買ってよかったなぁと思っています。

もし破損しても、またテントファクトリーの最新版トンネルテントを買うだろうなと思えるくらい。

我が家にとっては大満足以上のテント選びになりました。

また例年のごとく長期欠品する前に…急げっ!!