ブログのPV単価ってなに?
PV単価ってどうやって上げるの?
PV単価の目標はどれくらいが目安になるの?
このあたりにお答えします。
PV単価を意識すると、ブログの収益化が遠回りしていないかの指標になります。
この記事を読んで、ぜひとも定期的にPV単価を計算して、ブログの収益性をチェックしてみてください!
PV単価とは?
PV単価って一体なに?
それは、1PV(ページビュー=アクセス)あたりの平均収益額です。
たとえば月間1万PVで収益額が1万円の場合、PV単価は1円です。
月間1万PVで収益額が2万円なら、PV単価は2円ですね。
PV単価はブログの収益性の指標になります。
当ブログを含め、僕ぼっくりが運営するいくつかのサイトで平均3円ちょっとでした。
月100万円以上を稼ぐようなトップブロガーさんで、PV単価は4円ほどの例が多いようです。
では、このPV単価を上げるには、どうすれば良いのでしょうか。
そこを解説していきます。
アドセンス広告は不要です。
Googleが提供している広告、Googleアドセンス。
ブログの特性などをAI判断し、最適化された広告が自動表示されます。
この広告がクリックされることで報酬が発生する「クリック報酬型広告」です。
「ブログ収入=アドセンス」と考えている人が非常に多いのですが、実はこれがブログで稼げない層を増やしている大きな原因のひとつ。
確かにブログをはじめた一番最初に「ブログでお金を稼げた!」という体験をするには良いのですが、それ以外の有用性はあまり考えられません。
なぜかというと、PV単価があまりにも安いからです。
その安さは、なんとPV単価0.1~0.5円。
1クリックあたり、平均で数十円しか発生しません。
そしてそれをPV数で割ったら…単価0.1円とかほぼタダ働きですよね。。。
そしてAIの自動広告といっても精度にかなりバラつきがあり、本当にブログの特性とマッチした広告表示だとは言いがたいケースが多々。
なにが表示されるか分からない広告なんて…。
ブログ筆者が意図して売っていく経験値には、まったくなりません。
結果、PV単価を上げることはできません。
アフィリエイト広告のPV単価。
ここからはアドセンス広告ではなく、アフィリエイト広告に的をしぼって解説していきます。
アフィリエイト広告は「成果報酬型広告」です。
ASPという広告紹介サービスを介して、ブログに広告を貼れるようになります。
アフィリエイトは、モノが売れたりサービスが成約することで、定められた報酬をもらえる仕組みです。
ユーザーの無料登録により報酬発生する広告もありますよ。
報酬は広告ごとに定められており、販売金額の○○%とか、1契約○○○○円、無料登録1件○○○円、といった感じ。
ごくごくごく希ですが、1件100万円のアフィリエイト案件なども存在します!笑
僕は500円~1万円くらいの案件を扱うことが多いですねー。
このアフィリエイト広告の場合、ブログ筆者が意図して「モノを売る」必要がありますが、その代わりに報酬額が高いという特徴があります。
ブログ内容に沿った広告案件を選ぶことや、うまく売れる文章を身につけることで、PV単価が飛躍的にアップする可能性があるのです。
まずは楽天・Amazonの商品を売る。
ブログでモノを売る、はじめの一歩。
楽天・Amazonの広告が売りやすいです。
いまやネットでモノを買う人ばかりですからね。
なかでも楽天やAmazonは誰もに馴染みがあり、抵抗なく買ってもらいやすいです。
売れた金額に対して、商品ジャンルにより報酬率が決められています。
2022年現在、標準で2~8%の報酬率。
自分の愛用しているモノを紹介したり、買った商品をレビューしたりで、売れたときに報酬が入ります。
僕はけっこうお取り寄せグルメで稼いでいますよ。
こうして自分で売るモノを選び、ブログで広告する。
アドセンスのように何が出るか分からない広告じゃなくて、自分で決めて自分で売れるわけです。
売り方次第で、PV単価を大きく伸ばせるんですね。
楽天・Amazonは圧倒的な商品数から売りたいモノを選べて、そして売れやすいのでオススメです。
ただどんな売り方でも売れるわけではなくて、ポイントがあります。
お伝えしますね。
成約までの距離感をつかむ。
検索キーワードによって、成約までの距離がさまざまです。
たとえば、
A「イヤホン 人気 比較」
B「イヤホン 買ってよかった メリット」
どちらのキーワードが、より売れるでしょうか。
…Aですよね。
Aで検索してる人は、イヤホンを買うことは決めていて、どれを買ったらいいのかを知りたい。
記事を読めばどのイヤホンを買ったらいいのかが決まるので、あとは買うだけ。
そこに購入ボタンがあればいいのです。
Bで検索してる人は、イヤホンを買うべきかどうか悩んでて、買った場合のメリットを知りたい。
記事を読んでイヤホンを買った場合のメリットが分かっても、どれを買うかはまだ決まっていないですよね。
このように、キーワードによって成約への距離がちがうんですね。
まずは成約への距離が近いAのキーワードで記事を書くのですが、これは売れやすいワードなために競合も多いです。
なので、A記事を用意したら次にBで記事を書く。
Bは成約への距離が遠いので、Aほどは競合がいません。
B記事でアクセスを得たら、A記事へとリンクして成約させればいい。
そうすることで、競合の多いAキーワードでも戦わずに成約をとれるのです。
そしてBのように成約への距離が遠いキーワードでもC,D,E,F…とたくさん記事を書き、そこで得たアクセスをA記事に流す。
それにより企業サイトなど強いところと戦わずに成約がとれるんですね。
個人ブログの基本的な戦い方です。
成約までの距離を考えて記事を書けるようになると、成約は増やせます。
要は売れるということ。
結果として、PV単価を上げることに繋がります。
PV単価2円以上を目指そう。
まずはアフィリエイト広告を売れるようになること。
そのために、成約への距離を考えて記事を書き、収益記事にアクセスを流す「収益導線」を意識できるようになること。
その収益性の目安は、ひとまずPV単価2円を目標にするとちょうど良いですよ。
ここを達成できると、脱初心者かなーと思います。
決して0.3円程度のアドセンス広告などに読者を奪われず、PV単価アップをめざしてください!