
コドモたちは「海で泳ぎたい!」と言っているが、オトーサンは釣りがしたい。
オクサマは…??
「その二択なら泳ぎかな。」だって。
じゃあ、その両方が叶いそうな場所に行ってみよう。
目指すは福井県「食見海水浴場」!!
食見海水浴場に到着!
我が家から車でおよそ2時間、海水浴場に到着。
透明度が高いねー!

駐車場は1000円かかるけど、トイレ・更衣室・温水シャワー完備と至れり尽くせり。
便利なので1000円はまったく気にならないね。
コドモたちとオクサマはさっそく泳ぐ準備をして海に入っていった。
僕ぼっくりはいつもの釣具一式をすでにライフジャケットのポケットにセットしているので、これを背負えばいいだけ。
僕のめざすは、遊歩道でつながった地磯やテトラ帯!
足元しっかり固めて、ライフジャケットに身をつつみ、注意して進みます。
日本海に向かってミドゲー開始!
ちょいちょい来たことのあるポイントではあるが、まともに釣りをするのは今回が初めて。
今日は小潮で、朝マヅメはとっくに過ぎている。
まずは状況を知るために15gのメタルジグで探っていこうか。

風向きを考えないと秒速7mの風に翻弄される。
そして藻が多いなぁ。
藻をよけ根をよけトゥィッチングするが、反応なし。
次はベタ底を狙うべく、ホッグ系ワームのジカリグで。
チヌが2尾、ゆうゆうと足元を泳いでいく。
反応してくんねぇかなぁぁぁ。。。

ちなみに今回のタックルはこちら。
ティップトップS705Mは小型~中型の根魚くらいならヒット後にすぐ根から剥がせるパワーがあるので、とても頼りになる。
製造終了が惜しいロッドだわ…
食見の地磯はお手軽でたのしい。
海水浴場からすぐの堤防とテトラ帯がいまいちなので、遊歩道でつながる地磯を転々と攻めていくことにした。

透明度が高くて海底まで見えそうだけど、強風で海面がゆらいで底までは見えない。
なんかいろいろ潜んでいるんだろうなぁ、いや潜んでいてほしいなぁ、潜んでいてくれ!
そして僕のルアーにだけ飛び出しておいで!(勝手)

風向きと磯の地形を考えながら進むと、そうキャストできる場所は多くない。
良さそうだなと思ったところにも素潜りでなにかを獲っている人がいたりして、かなり限定された。
まあそれも、迷いが生まれないから良いか。
素潜りの人に「魚…いますか?」と聞いてみたら、
「カサゴとかチヌとかいますよ、あとイシダイとか。」とのこと。
おっ、やっぱり潜んでるんだねぇ。
さぁ…恥ずかしがらずに飛び出しておいで!
投げられるところから投げては進む。
しかし反応はない。
いよいよ地磯がおわって、ちょっとしたテトラ帯に入った。
すると、やっと待望のアタリ!
すかさずフッキング、すぐさま根から引き剥がす。

いい引きだったけど、ちいさなアコウ(キジハタ)!
それでも嬉しい!
出てきてくれて…ありがとう!!
その美しい姿を愛でて、そして海にお返しした。
大きくなったらまた僕のルアーにだけ出てきておくれ!(勝手)
また角度をかえてキャストすると、ガシラ(カサゴ)がヒット。

君もチイサイネ、大きくなったらまた僕のル…
その先に進もうとしたら海水浴をしているファミリーがいたので、ここで引き返すことにした。
にしても、なんとも癒やされる美しい海と緑だ。

たまに足をとめて海を眺めたりしながら、元きた道を引き返していった。
ちょっくらガチ泳ぎをして…
コドモたちとオクサマのいる砂浜に戻ると、浮き輪でキャッキャと歓声をあげながら泳いでいた。
よーし、オトーチャンも泳ぐ!!
堤防から飛び込んだり潜ったりしてみたけど、水が冷たいねぇ…
琵琶湖のぬるーい夏の水温に慣れているから、すぐに唇が紫になっちゃう。

↑これが琵琶湖。
夏は水温32℃だから、ほぼ温水プールやんね。
コドモたちと泳いでるうちに体はだいぶ冷えたけど、こうなるとカップラーメンが一段とウマくなるんだよ。
だからいいんだよ。

日清カップヌードルをすすりながら、海を眺める。
海を眺めることも、僕の今回のひとつの目的であった。
内陸生まれ内陸育ちだから海への憧れは相当なものがあって、たまにこうして海を補充しないといけないのだ。
コドモたちは隣の水族館へ。
腹を満たし温水シャワーを浴びると、コドモたちとオクサマはすぐ隣の水族館「福井県海浜自然センター」に遊びにいった。
ここは無料で入れて、魚にエサやりをしたり触ったりできる展示がある。
そして灼熱の昼間にちょっと涼めるのもありがたいところ。
そして僕ぼっくりは…もちろん釣りである。
それぞれ行きたいトコロややりたいコトで遊べるから、食見海水浴場ってホントいいね。
あと1時間くらい遊んでから、帰路につこうか。
僕は午前中とは別のテトラ帯に入り、クローワームとジカリグで海底をさぐっていく。
すかさず反応があり、きれいにフッキングがきまって上がってきたのは、また小さなアコウだ。

小さくてもよく引いてくれるから、釣り味としてスバラシイね。
けどフッキングが遅れるとすぐ根に潜られるから、油断ならないけど。
またひとしきり愛でて、海に返した。
続いてのヒットはガシラ。

こっちもチッチャイネ、将来に期待!
ちょうど最高気温であろう時間帯、汗に海風があたって気持ちいい。
そろそろタイムアップかなーという頃にまた1尾、アコウが掛かってくれた。

君のおかげで良い締めくくりになったわ、また会おうね。
そしていつも思うけど、ミドルゲームやってても釣果はいつもライトゲームなんだよなぁーーー。笑
気分よく松ぼっくりを拾いながら車にもどると、ちょうど皆も帰ってきたところだった。

ここからの2時間は、YouTubeを聴きながら替え歌うたって大盛りあがりの帰路でした☆