【実釣レビュー】メジャークラフトNEWバスパラ BXST-665ML【インプレ】

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「バスパラ」というだけあって、バスロッドなんだけど。

バーサタイルロッド(万能竿)としても良さそう!

これは大活躍してくれる予感バリバリなので、レビューしておきたいと思います。

 

BXST-665MLのスペック。

  • 全長6.6ft(1.95m)
  • 継数5本テレスコタイプ
  • 仕舞寸法49cm
  • 自重85g
  • ルアーウェイト3.5~10.5g
  • 適合ライン5~10lb
  • セミハードケース付属

このロッドあまり公式情報がないんですよね、テレスコロッドなのに仕舞寸法や重量が公開されていないなんて。笑

なので僕ぼっくり調べな数値も盛り込んでおきました。

 

ガイド

ガイドは左の根元から、

固定・遊動・遊動・固定・遊動・遊動・固定。

オールFuji製ガイドで安心です。

遊動ガイドが多いけど固定力はしっかりしていて、ウェイトMAX10gのルアーをフルキャストしてもくるくる回ってしまうことは無かったですよ。

コンパクトながら防御力高めの竿先ガード付き。

 

グリップ

セパレートタイプのグリップに、Fuji製のリールシート付き。

EVA素材のグリップ部は濡れた手でも滑りにくく、そしてフワフワせず結構しっかり締まっていて堅いです。

そして特筆すべき、リールのフット中心からグリップエンドまで23cmというコンパクトさ。

重量の軽さとあわせて、コンパクトで取り回しのよい点が特徴でしょう。

 

重量85g

驚くべきは85gという軽さ!

ただメーカー公式では公表されていないので、実測値です。

なので個体差はあるかもしれませんが、軽いことに間違いはないですね。

 

セミハードケース付き

そしてセミハードケース付きなのも嬉しい。

こちらは飛行機での手荷物対応サイズになっているのも高ポイントです。(55cm)

これだけ高ポイント揃い、スペックは申し分ないですね。

 

キャストしてみた。

琵琶湖でキャストしてきました。

まずは10gのプラグから3.5gジグヘッドまで、公表ルアーウェイト内でキャストしてみます。

ティップ・ベリー・バットとクセなくしなやかにルアーが乗り、シャキッと飛んでいく。

中弾性カーボンを主体に高弾性カーボンを適度に配合しているとの事ですが、ホントにそのバランスが素晴らしいのでしょう。

ティップの頼りなさは無く、だからといってバイトを弾かないしなやかさを併せ持つ。

バットにかけて一本芯の通ったような張りがあり、キャスト後のブレもない。

感度もよく、ルアーの様子がよくわかります。

ブランクスの軽さと適度な張りによる感度の高さ、それが締まったグリップにしっかり伝わってきますよ。

重心位置もよく、先重り感がぜんぜんありません。

これは何の釣りにおいてもメリットだし、バーサタイルロッドとするにも素晴らしい。

適正ルアーウェイトの1/8~3/8oz(3.5~10.5g)内でのキャストはめちゃんこ良好。

だけど体感としてはもっと対応幅は広いのでは?と感じました。

試しに1.2gのジグヘッドをキャストしてみましたが、ティップだけで投げてる感じになりながらもそれなりに飛びます。

重いほうでは15gくらいは問題なさそうで、気をつければ20gくらいまでキャストできるかも。

…まあここはメーカー公表のルアーウェイトから外れるので、試す方は自己責任でね。笑

 

実釣レビュー!

バスパラBXST-665MLを使って、いろんな釣りをしてきました!

まずはご近所、琵琶湖からの唯一の流出河川「瀬田川」にて、毎朝1時間のおさんぽ釣行。

ちょうど小バスがよく釣れる時期で「バスパラ」のネーミングどおり、ブラックバスのパラダイスを堪能。

僕ぼっくりは雑魚釣り師なので、もちろん外道のブルーギルも堪能。笑

40cm弱を筆頭に(雑魚釣り師ならでは)ブラックバスはやたらと数を釣りました。

ランカーは釣ってません。汗

「バスパラ」というネーミングどおり、ブラックバスはおそらくランカーから、ロクマルといわれる60cm超のスーパーランカーサイズまで対応できるでしょう。

さすがにランカーサイズの抜き上げは無理ですね、40cm弱までは抜き上げましたが限界を感じました。

暴れられたら折れてたかも?

毎朝小バス釣りをしてはゴミ拾いして出勤するのですが、バスパラの仕舞寸法はロードバイクのハンドル幅にちょうどいい収まり具合ですね。

夏も盛りの7月8月、たくさんブラックバスと遊びました。

当然ながら「バスパラ」はブラックバスと相性バッチリでした。

 

さあ、バスパラの「万能」たる性能を!

見せてもらいましょう。

海のルアー釣りでも、ガッツリ使っています。

5gのマイクロジグで、フエダイ。

チョーナンは胴突き釣りでベラを釣ってご満悦。

2.5号(約10g)のエギングで、コウイカ。

3gのジグヘッドとシャッドテールワームで、カマス。

7gシンカーとホッグワームで、アオハタ。

ジナンはバスパラでサビキ釣り、小アジを。

バスフィッシングにはルアー釣りの色々な要素がつまっているので、バスパラは淡水でも海水でもライトゲームの主役になれるんですね。

実際「これ一本でいいや!」と思っているほどですから。

 

BXST-645UL を追加購入。

いま「BXST-665ML」一本でいいや!って言ってたのにね。笑

バスパラが気に入りすぎて、追加しちゃいました。

BXST-645ULです。

665MLとの違いは、数センチ短くなること。

適合ルアー重量が、0.8~7gであること。

ティップはより繊細になっていて小さなアタリも拾いやすく、そのわりにバットも665MLと同等と感じるほどしっかりしているので、30cm強程度のブラックバスなら抜き上げられました。

表示どおりの0.8g~が実用的かと問われると、アジングロッドほどのティップの追随性やしなやかさは無いので、メバリングロッド的な特性かな?と思います。

快適なキャストは1.5g~かなぁ。

↑海や湖のこういいった小場所で、ワーム主体の釣りをするのにベストマッチしましたね。

665MLがメインながら、より繊細なほうへと守備範囲を広げてくれる1本となりました。

つい2本目を買っちゃう、バスパラはそんな素敵なロッドだったのです。

 

メインになれるテレスコロッド!

↓なんぼ万能竿だからって…タコ釣り(凧揚げ)すなー!笑

ワームからプラグまで幅広く扱えるバスロッドとしてはもちろん、万能なルアーロッドとしての資質ばっちりの、ほんとうに良い竿です。

僕ぼっくりのメインロッド。

これからも、いろんな魚にガンガン挑戦していきますねー!

あなたもぜひ!