蔵王連峰山麓に磨かれた水を使用した、無糖炭酸水「ZAO SODA」。
率直な感想をいいますと…
…強炭酸ではなかった!!笑
けれど「これは良いぞ…」と思った点がいくつも。
炭酸は強くないんだけど、他にはない決定的な良さ。
そんなZAO SODAの良かった点とイマイチだった点を、ズバリお伝えしていきたいと思います!
「ZAO SODA」はこんな強炭酸水!
ZAO SODA 公式
「樹氷」で世界的にも有名な『ZAO -蔵王-』。
地質学的にみた日本の貴重な自然資源「地質100選」にも選ばれた、蔵王連峰山麓の地下水で作られています。
さらに天然水のミネラルや酵素を壊さないよう、高性能濾過膜を用いた非加熱殺菌製法を採用。
「蔵王の天然水」本来の味わいが活かされています。
さらにそこに、炭酸へのこだわりが加わる…のだとか。。。
JAS基準を大きく上回る99.95~99.99%の高純度炭酸ガスを使用されているとのこと。
さらに「強」炭酸となるよう5度という低温環境で2気圧以上の高圧で圧入されていると…
そして炭酸の抜けないように、年間を通じて清涼な山形県で保管されているとのこと。
…はい、炭酸については前述したとおりでして。笑
おそらく僕ぼっくりが察するに、炭酸ガスは高純度のものがすでに一般化しており、2気圧というのも炭酸水業界においてさほどの高圧ではなく、保管に関しても冷蔵や空調技術の発達した現在においては特記するべきほどでないのかも。
これは実際に飲んでみて、どう考えても「強」炭酸ではなかったからですね。
じゃあなぜZAO SODAを紹介するかというと、その弱点を補うに余りある「他にない良さ」があったからです。
ZAO SODAの実際。
公式オンラインストア
送料無料のこちらで注文して、2日後には届いた1ケース24本。
ワクワクしてダンボールを開梱し、氷たっぷりのタンブラーに注ぐ。
まだこの時点では「強炭酸」だと信じています。笑
ひとくち、コクリと…。
…ん?
なんだ?
注ぎ方が悪かったのか?
いま開栓したばかりの炭酸水が弱いわけがない。
もういちど丁寧にそそぎ、コクリ…。
ん、弱い。
なんだよ。
強炭酸じゃないじゃん!!
ハイボールが大好きな友人にも飲んでもらいましょう。
…うん、弱いよ。
それどころか、水割りみたいだよ。
これはせいぜい微炭酸の間違いじゃないかなぁ、と。
言うよねぇー。笑
僕はさすがに微炭酸ほどには思わなかったけど、普通の炭酸強度だったのです。
特筆すべきは、水の味。
そう、ただ明らかに他の炭酸水とはちがう何かを感じていて。
それは、水そのものの旨さでした。
炭酸の弱さのせいではない、とてもなめらかでやわらかな味わい。
そう、味わい。味がある。
水のもつ、甘み?
おそらく甘いのではなくて、他にはないほどの口当たりのやわらかさが、そう感じさせるのでしょう。
それがこの弱炭酸(失礼w)と相まって、なんだか引き立っているのです。
うーん、弱点がまさかこうも良い方に作用するとは。
もしこれを狙って炭酸強度を調節していたんだとしたら…天才ですね。
もうラベルにわざわざ「強炭酸」などと表示せず、もう堂々と「弱炭酸」そして「水がウマい!」と表記してほしい。
たとえば強炭酸を選ぶ理由として、開栓から時間が経つにつれ発泡感がうすれていくからであって、本当に本当にどうしても強炭酸じゃないといけない人がどれほどいるでしょうか。
それよりむしろ、気が抜けてきた炭酸のあの独特の「マズさ」をどうにかしてほしいなぁ…と思っていたところです。
このZAO SODAは、最初っから最後まで水として旨い。
あきらかにその水の旨さでもって最大の長所だといえる。
気が抜けていっても、最後まで旨いのです。
だから炭酸強度だけで選ぶなら、定番のウィルキンソンやサンガリアを選んでいたらいい。
「ZAO SODA」を選ぶということは、「おいしい水」を選ぶのと同じ。
水の質で選べば、あきらかにZAO SODAは違う。
これは本当に、飲めばすぐお分かりいただます。
ZAO SODA
割り材としてのZAO SODA。
最近わが家がハマっている、甘酸っぱいフルーツ酢「美酢 ミチョ」の割り材に使ってみました!割り材としてもすでにその炭酸強度を知ってるので「…微炭酸やんけ!!」などと驚くことはありません。笑
美酢を濃いめに入れて…
そして氷のすきまを狙って炭酸をできるだけ発泡させないように、気をつけて注ぎます。
最後にちょっと氷にあてて発泡させ、見た目にも爽やかでしょ?
写真映えねらいです。笑
さてこんな感じで注ぎましたが、ステアするとさらに気が抜けそうなので、このままで。
さて、いただきます。
…コクリ。
うん、旨いですね!
割り材にしても水の旨さを感じます。
水のカドというか苦みというか雑味というか、そういうものが全くない。
だから今回の「美酢」のように、割るものの味がぐっと前に出てきます。
主役を引き立てるのに、とてもいいんですね。
僕ぼっくりの営むうどん屋でもハイボール用として1ケース利用させてもらいましたが、「炭酸弱い」というのでサンガリアに戻したお客さんに「やっぱりさっきの蔵王のやつに戻して」と言われることがありました。
やっぱり、なにか味が違うと言うのです。
それは水の雑味がウイスキーの味をジャマせず、本来の味がすっと前に出ているということ。
主役がちゃんと主役になれる炭酸水なんです。
ZAO SODAの良さは、はっきりと「水の味」だといえますね。
炭酸の強さはこの際かなりどうでもよく感じていまして、こんなに水そのものが旨いと感じたのはサントリー山崎の水の炭酸水くらいです。ただサントリーのはZAO SODAの5倍以上の値段なので、そりゃ旨くないと困りますよね。笑
最後の良さは、その安さ。
そう、ZAO SODAの良さは、その値段にもあります。
安い。安いです。
しかも送料無料で、この値段です。
こうなると、圧倒的におすすめの炭酸水となるのです。
決して強炭酸ではなくても、普通の強度の炭酸水です。
そしてバツグンに水が旨い、高級炭酸水に引けを取らないほどの旨さ。
なにかを割るにしても、主役を引き立ててくれます。
秀逸ですよ、ZAO SODA。
買いに行かなくてもいい、家にいるだけで届きます、山形県の蔵王から。
この値段なので、一度は試してみてください!!!
よく使う方には、めちゃくちゃお得な定期便もあります!
重たい炭酸水は通販でケース買いするのがベストですねー☆