つくしづくしで美しい春の味覚を食べつくし!胞子も付くしー。

当サイトは著者ぼっくりが気になったり買って良かったモノ等の紹介に一部広告リンクを使用しています。

つくしって美しい、かわいいしね。

そして食べられるのも嬉しいところ。

もしキレイな状態のつくしが採れたら、ぜひぜひ食べてみてほしいのです。

そんな春の風物詩「つくし」の、採り方や下処理、料理レシピに食べ方などなどを紹介しますねー!

 

キレイなのを採ろう。

あまり犬猫の入り込まないところにつくしが生えてたら、ぜひ採ってみてください。

写真で見てもらうと分かるんだけど、頭のカサが開いてるものと締まってるものがあります。

頭のカサが開いてるものは、頭まで食べても味にクセが少ないから食べやすいんだけど、ちょっと食感としてモシャモシャするのでイヤなら頭はちぎり取りましょ。

対してカサが開いてないものは、プリッとした食感と野草らしい独特のエグみが感じられて美味しい。

食用のメインとなる茎のところも、カサが開いてないものの方がみずみずしい。

僕ぼっくりはカサが開いてない方が好きなんだけど、まぁそこまで気にしなくても良いかもね。

子供たちとワアワアキャアキャア採ったものは、だいたいこうして混在してます。

気にしない、気にしない。

 

そして緑色の胞子がたくさん手につきます。

これ吸ったら花粉症になりそうだーうぉぉぉぉ!

…と思ってしまいますが、つくしは食用すると逆に花粉症に効くのだそうで。

しかもなかなか即効性があるらしいです。

まあでもね、やっぱり緑色の粉なんて吸いたくないわ。笑

ひとまず直で吸いたくはないので、マスクをしておきましょうか。

 

さあさあそれでは、下処理をしていきますよー!

 

つくしの下処理。

根っこ近くまで採ると茎が硬いので、だいたい土から3cmくらい上のところをちぎり採ります。

そして節のところにある「はかま」を取るんだけど、はかまの生え際をつまんで緑のところをピリピリクルリと剥きとりましょう。

こういう締まった頭のつくしは、頭まで食べるのがオススメ。

カサが開いたものはガサガサモシャモシャするので、頭も取っちゃってください。

はかまを取ったら、こういう状態になります。

これ長ぇーな。笑

 

このはかま取り、なかなかの労力がいります。

最初は子供たちとおしゃべりしながら皆ではかま取ってたんだけど、気がついたら一人また一人と退散していき…

「延々おわらないんだもーん」と言ってましたわ。

ひなたぼっこしながら、黙々とはかまを取りつづける父ぼっくり。

いやぁー大変です。

でも美味しいから頑張るよ。

旬も短いしね。

サッと水洗いしたら、ひとまず下処理はオッケー!

 

いよいよ食べる!

さて…食べますよ!

つくし料理、どんなのがあるか見ていきましょうー♪

 

つくしの天ぷら

もし天ぷらにして食べるのであれば、このまま衣をつけて揚げれば完成です。

170℃くらいの中温の油で、ちょっと薄衣にして。

だいたい1分~1分半くらいでサッと引き上げるのがポイントです。

揚がったつくしは1分ほど立てておき、しっかり油を切りましょう。

 

つくしは天ぷらにするとアクが飛んで、エグみがなく食べやすい。

サクッとしててスナック菓子のようですよ。

でもエグみがないから、野草っぽい味覚はちょっと削がれちゃうなぁ。

 

すこし野草っぽさを感じやすいのが、きんぴらです。

 

つくしのきんぴら

ごま油をしいたフライパンで、中火で炒めていきます。

すこしクタッとしてきたら、醤油・みりん・酒で味を調えます。

…分量はテキトーです。笑

基本は、醤油3:みりん1:酒少々くらいですかね。

 

これが香ばしくて子供たちにも大人気です!

野草のエグみも適度になって、ほどほどに「らしさ」を感じられるのもいい。

迷ったらきんぴらで間違いないです。

 

とは言いつつ、僕のおすすめはズバリ「おひたし」です!

 

つくしのお浸し

なぜおひたしがオススメかというと…

これが一番つくしの野性味を感じられるからです。

これ以降の料理すべてに共通して、この下茹でをします。

よく沸いた湯につくしを投入し、強火でサッと再沸騰させるだけ。

グツグツ煮込む必要はありません。

湯通ししたつくしをすぐザルにあげ、流水をあてて締めたら、水を切ります。

ちなみに、保存するにもこの下茹でをした状態でタッパーにいれて冷蔵すれば、2~3日は保ちますよ。

 

おひたしは、下茹でしたつくしをダシに浸しておくだけ。

ダシは市販の濃縮ダシが便利ですよ。

我が家はヒガシマルの「うどんだし」。

僕はうどん屋なんですが、家でまでダシを引きません。

…メンドクサイからです。笑

この濃縮ダシが万能でいいですよ。

 

まあ何でもいいのですが、うどんのダシと同じくらいの濃さにつくしを浸しておきます。

時間もテキトーでよくて、1時間もしたら味がしみてますよ。

たくさん作っておいて、2日間くらいかけて食べてます。

頭のカサが開いてないものは、こうして頭ごとおひたしに。

頭のプリッとした食感と、茎のしゃきしゃきした食感がたのしい。

カサの開いたものは頭をとって。

これもまた美しいですねぇ。

菜の花のおひたしと共に。

 

ごま油香るネギかつお醤油

これまた旨かったのが「ごま油香るネギかつお醤油」。

というのも、Oisixおためしセットを注文して届いたものの中に、このレシピキットが入ってたんですよね。笑

それがすこぶる旨かった。

子供たちにも一番人気でしたよ。

下茹でしたつくしと、ねぎ・かつおぶし・醤油・ごま油を和えるだけ。

めっちゃカンタンなので、これはぜひ試してほしい!

 

つくしと丁字麩の酢みそ和え

うすいダシ汁に浸してふやかした丁字麩とつくしを、酢みそとゴマで和えるだけ。

丁字麩がなければ、もち麩でも焼き麩でも良いですよ。

これまたサッパリと食べられて最高…

酢みそは、白みそ・砂糖・酢を混ぜれば作れます(分量はまたまたテキトー。笑)。

そしてこれ「かんずり」と超合います。

その合いかたは金メダル級なんで、もはや超合金といえますかね。

…え?

あ…ちょっと意味分かりませんねスミマセン。

ちょうど旬のかさなる菜の花といっしょに和えても旨いですよー!

 

つくしの卵とじ

先述したつくしのお浸しをダシごと小鍋にとってクツクツ沸かしたところに、卵をとじるだけで…

絶品つくし卵とじになります!

香りにさそわれ瞬速で食ってしまったので、写真がありませーん!!汗

定番メニューといえる卵とじもオススメです☆

 

いろんなレシピでつくしを楽しもう!

キレイなつくしが採れるなら、ぜひぜひ食べてみてほしい!

そのまま食べられる炒めものや天ぷら、下茹でつくしをベースに広がる多数のレシピ…

そしてここに記載したもの以外にも、たくさんアレンジが楽しめますよ。

うちのオクサマはピザにものせて春を楽しんでました。

僕は濃縮ダシでカンタンにつくったお浸しが好きだなぁ、それをベースにいろいろ応用できるし。

あ、ちなみに酒のアテにも最高でした。笑

 

つくしを見つけたら、ぜひぜひ食用としても楽しんでみてくださいね!