湖岸緑地でも、志那や南三ツ谷などはとても人気で人が多く、快適でないこともしばしば。
でもここ「木浜1」はあまり認知されていないので、結構のんびりとキャンプを楽しめます!
行ってみた湖岸緑地公園が人だらけだったとき、次の候補地にオススメです!
湖岸緑地「木浜1」はどこにある?
琵琶湖の南湖に位置する「木浜1」。
「このはま1」と読みます。
滋賀県守山市、琵琶湖大橋の東岸2kmほど南にあります。
航空写真ではこんな感じ。
中央に東屋のある広場があり、そこから南北の両端に駐車場があります。
木浜1北
↓こちらが「木浜1北」。
ポイントを打ってある場所には、子供用の遊具があります。
かなり小規模で、比較的小さい子用の遊具だと思います。
駐車場には身障者用スペースが独立してあり、簡易トイレもあります。
簡易トイレながら車椅子対応のスロープに洋式便器1つ・和式便器2つがあり、シルバーさんが定期清掃をしてくださっています。
木浜1南
↓こちらが「木浜1南」。
駐車場の横にはトイレがあり、北とおなじ仕様です。
レンガ敷きの広場は、大津市街が一望できます。
南側には遊具がないので比較的落ち着いていて、キャンプには木浜1のこの南側が適していると思われます。
写真で見ていく木浜1。
北側
木浜1北駐車場に入ってすぐ目に入ったのが「爆音祭禁止」。笑
…うん、これがあるってことは、爆音祭を勝手にする人がいるんでしょう。
さすがに迷惑だから止めましょうね。
駐車場にも余裕あり。
身障者用スペースに釣り人が駐車してスタスタ歩いて釣りしてましたけど、これだけ通常スペースがあるんだから守りましょうよ。
駐車場すぐ近くの簡易トイレ。
洋式便器には、車椅子用スロープがついています。
この日は水まわり不調で、排水用の水桶とひしゃくが置いてありました。
トイレットペーパーも置いてありますが、混雑時などは無くなる場合もあるので、もしキャンプ利用する時などはペーパー持参しましょう。
和式はこんな感じ。
湖岸緑地のトイレはいつもきれいに保たれていて、ゆうゆうパートナーズさんの苦労が偲ばれます。
ご利用の方は、保全を心がけましょうね。
木浜1北の目印ともなる、この遊具。
小規模ながら未就学児であればけっこう楽しめるようで、1日中遊んでいる子連れグループもいましたよ。
ところどころ凸凹している舗装が、この北側から中央広場をとおって南側まで続いています。
中央
この東屋(あずまや)がある場所が、木浜1公園のちょうど中央です。
この公園の説明を記してありました。
広場はレンガ敷になっており、テントのペグ打ちなどはできません。
キックボードをしたり、たこあげをしたり、ボールでかるく遊ぶには良さそうです。
広場のまわりには適度に高木があり、日差しを遮ってくれたり新緑や紅葉をたのしめたりと、とっても癒やし効果がありますね。
爆音祭は禁止ですよっ!
南側
キャンプに良いなぁーと思ったのは、この南側。
実際、ちらほらとキャンパーさんがいました。
こちらの広場は琵琶湖側に植樹されていないので、景色が最高です!
ただ広場はこちらもレンガ敷になっているので、テントを張る場合は周囲の草地になります。
トイレは、北側とおなじ仕様の簡易トイレです。
トイレ周辺の南側全景。
駐車場。
広々としています。
駐車場出入り口。
この出入り口付近をはじめ南北の隅から隅まで、どこでもキャンプに適していると感じました。
木浜1、いいんじゃないでしょうか!
木浜1のイイところ!
空いている!
こんなに広大で地面もよく、そこそこ車道からの距離もとれ、水辺には近くて気持ちよく、景色もよいけど…空いています。笑
最高じゃないですか。
木浜1の魅力は、キャンプにバーベキューにとっても適しているのに「今のところ空いている」ことでしょう!
2023年、いまの時点では!
とくに中央の広場に近いところほど空いています。
火器の使用・バーベキューOK!
木浜1は、地面での直火でなければ焚火やバーベキューOKとなっています。
そう、湖岸緑地はどこでも火の使用OKではないので、バーベキューなどをしたい場合はちゃんと確認してから利用してください。
木浜1は、バーベキューなど火器使用可です。
ただもちろんですが、風の強い日は火の粉による延焼などには十分注意しましょう!
キャンプ可!
木浜1も他の湖岸緑地公園とおなじく、24時間以内であればキャンプ可です。
1泊まで!ということですね。
占用する人がいないよう、つまり「住み着かないように」という意図だそうです。
ルールを守って、楽しく利用させてもらいましょう♪
遊具がある!
小さいながら、遊具があります。
ウチの5歳のジナンもけっこう楽しんでいましたよ。
この遊具のあたりにテントを張れば、子供を遊ばせながら目の届く範囲でキャンプを楽しめますね!
トイレも近いので良いと思います。
南湖を一望!
ここの魅力の大きなひとつ、この景色!
琵琶湖大橋の南すぐの場所なので、ほんとに南湖一望といった感じです。
南側なら大津市街の夜景、北側なら湖西の夜景も楽しめますよ。
どこからでも見られる比叡山のすがたも雄大で良し!
これからの懸念。
こちらは緑地公園内の注意書き。
利用者が増えた場合、ルール違反者が出てくることが最大の懸念です。
実際ほかの湖岸緑地では、駐車ルール違反・ゴミ投棄・器物破損・直火による自然破壊・消し炭の放置による火災・ケンカなど人的トラブル・盗難などなど、問題が多く出ているところもあります。
ここ木浜1はまだ空いているから問題を感じませんが、利用者の増加には心配もありますね。
ただ人気の場所はその混雑から発生するトラブルも多いので、こういった良いけどまだ注目されていない場所に分散してもらえれば、減らせるトラブルもあるのではないかと。
いずれにせよ利用者のモラルにかかっていますので、ルール遵守の意識だけはしっかり持っていてくださいね。
これから注目したい、木浜1!
たくさんの楽しみと可能性を秘めた「木浜1」。
まだまだ注目度が低くて空いていますので、のんびりと楽しみたい方には特にオススメです。
湖岸緑地は滋賀県民の財産、そして利用者みんなの宝です!
ルールを守って、マナーをもって、大事にしていきましょう!