
知名港でひとふり
スーパーに寄ってビールやジュースを買ったが、まだBBQの集合時間にはずいぶんと早い。
ちょっと知名港に寄って、釣りでもしてみよう!

カンタンな釣具一式をパパッと用意して。
僕とジナンで並んでキャスト。

この海にキャストするだけで気持ちいい!
時間はたったの20分間、ぶんぶん投げるよ!

釣り人はちょくちょく居るものの、今のところ誰も釣れている気配はない。
皆のんびりと海をながめている。
チョーナンとオクサマも、車内でごろごろマッタリ。
魚の反応はなく、次第にジナンと僕もゆるーい気分になっていった。

海にむかってルアー投げるだけで満たされるなんて…
なんて包容力や、エラブの海は。
もう10分で満足した!
さあ友達に逢いにゆこうか!
15年ぶりの再会!
海のみえる丘のうえ。
コースケくんの家に着いた。
ドキドキ…ドキドキドキドキドキ…
「おかえりなさーーーい!」
と声がして振り向くと…コースケくんにサトシくん!!
「うっわー久しぶりぃーー帰ってきたよぉーーー!!!」
15年の時を経てオッサンになった同士、まずは乾杯!!!!!

オッサンになった僕ぼっくり、サトシくん、コースケくんの姿がこちら。
コースケくんの奥さんタマキさんが「子供たちコッチだよー!」と呼んでくれて、子供たちは初対面!
ジュースをもらってテーブルを囲むと、初めてなのにいきなり打ち解けてるー!!
子供たちのコミュ力ってすごいね。

うちのオクサマもほっと安心した様子。
そこに続々と…
あの15年前の仲間たちが集まってきた!!
マコっちゃんに、トミーくん!
いきなり積もりに積もった話しが止まらない。

こうして突如として、海のみえる丘のうえの宴はスタートしたのであった。
酒池肉林!
子供たちは?というと…
いきなりゲームしながら意気投合してるぅーーー!!笑

初対面どんな感じかな…と少しだけ心配してたけど、こりゃもう大丈夫だ!
タマキさんとうちのオクサマもめっちゃ喋って盛り上がってる、ママ同士のシンパシーってすごいね。
こちらはサトシくんが、烏骨鶏(うこっけい)を焼いてくれてる。

この日のために生きたまま仕入れて、BBQのまえに子供たちと解体して用意してくれたんだって。
最高の鮮度、そして命の勉強だね。

焼いて切り分けられる烏骨鶏を眺めながら飲むビールも最高。
部位ごとの食べ比べをさせてもらいつつ、丁寧に味わっていく。

うんまーーーっ!!!
全体にすっごく味が濃く、そして噛めばさらにどんどん旨味が出てくる。
歯ごたえも最高。

子供たちも来たー!!と思ったら…
まずはウインナーにまっすぐ向かっていくあたりがカワイイね。笑
それを見て笑ってるオッサンたちは、もうすでにビール漬け。

にしても…たった1時間足らずでめっちゃ仲良しになってるやん!!
オトーチャンやオカーチャンと同じく、エラブに友達ができたね☆
阿鼻叫喚!

だんだんと夜に移行していく空と海を眺めながら、宴はすすむ。
この贅沢な景色のために、この友達みんなで荒野を整備したんだって。
エラブの友達みんな、ホントに仲が良い。

「次これ食おうよ!」とトミーくん。
いいい伊勢エビぃぃぃー!!!

ダン!ズバン!バキッ!と手際よく捌かれていく伊勢エビ氏。
伊勢エビ捌きに慣れてるなんて超カッコイイやないか…!

ビシバシ焼かれていく高級エビ。
なんだこの島は…竜宮城か!?
この気配には、うちのチョーナンも出てきた。

素晴らしい嗅覚、さすが我が家の血!
「ふうんむぁぁぁぁぁあああ!!」と雄叫びをあげていた。

「まだまだいくよー」と追加されていく伊勢エビ軍。
あぁもうダメ…ビールがうまくなりすぎるやん…☆

今度はマコっちゃんが伊勢エビをダン!ズバン!バキッ!している。
「お刺身いくよっ」だって!?

みるみる引っぺがされていく鎧。
そして…
うっひゃーーー!!!

飛びつく我が家。
「子供たちもみんな食べよ?」と言ったら、
「あっ僕らはいつも食べてるから大丈夫!」だって。。。
やっぱこの島は竜宮城や!!!

おや?マコっちゃんは?
と思ったら、キッチンで伊勢エビ汁を作ってくれてる!

「ぬぅおおぉぁぁあああああ!!!!!」
と、我が家は全員で雄叫びを上げたのであった。
酔拳花火
完全に意気投合した子供たち。
「花火したいーー!!」というので用意してやった。

「大人もやる?」と花火を手に持ったのだが、もうだいぶ酔っててローソクから火がつけられない有り様だ。
「酔った大人は花火禁止!」と子供たちに言われ、すごすごとイスに戻るオッサンたち。
子供たちは大満喫!

だいぶ酔ったな…とオッサンたちはここで自覚した。
楽しいからまだ飲みたい、けどこの楽しい記憶をなくしたくない、でも楽しいから飲みたい、けど二日酔いで翌日をつぶしたくもない、でも楽しいから…
この思考のくりかえしであったが、なんとかギリギリで理性を保っているオッサンたち。

突如コースケくんが「そうだ!あした皆で海遊びするから午前中あけといてね!」「いいもの予約してあるから!」という。
そしてニヤニヤするトミーくん。
なんだろう…気になるけど言ってくれない!

あしたの予定があるのでストップ!といって飲むのをやめたコースケくんだが、もう黒糖焼酎でフラフラじゃないか。笑
かくいう僕もフラフラではあるが…二日酔いぎりぎりセーフか?アウトか?という状態。
トミーくんは大丈夫そうだけど、サトシくんもマコっちゃんもフラッフラだね!笑

夜もだいぶ深くなってきたので、楽しい宴もいよいよ終了に。
「ぼっくりくん、次は15年もあけちゃあイケナイよ。長くても5年まで!」だって。
そうだね!御意!

エラブの友達との、最高の夜。
みんな本当にありがとう!!!!!
なんと明日も、この延長戦だって?
あぁーもう最高やん。
そしてオクサマの運転で、山のうえのロッジに戻りましたとさ。
つづく

