
15年ぶりの奄美方面へ
チョーナンが小5になり、そろそろ家族で旅行できる機会も減ってくるかもしれないなぁ…と思って、思い切った旅行を企画した。
小2のジナン、小5のチョーナン、そしてオクサマに、僕ぼっくりの4人家族での10日間もの奄美諸島の旅!

沖永良部島、奄美大島、加計呂麻島をめぐるのだ。
僕とオクサマにとっては、実に15年ぶりの奄美諸島である。

これまで店を長期間お休みすることもできなかったので、コドモたちが産まれて以来、大きな旅行はこれが初となる。
はしゃぎながら伊丹空港に到着し、いよいよ気温37℃の関西を脱出だ。

いざ!南の島へ!
とべ!ぼっくり家!

ここ関西では気持ちのよい青空がひろがっているが、いま鹿児島あたりに台風がいる。
そこを突き抜けて飛んでいくので、そこそこ揺れるよ~ゴメンねぇ、というアナウンスがあった。
揺れたってちゃんと到着してくれたら問題ない、こっちは浮かれてるから揺れくらい大丈夫だよ。

おぉーあれは鳴門海峡大橋かなぁーなどと話しかけたつもりだったが、ジナンからは反応がない。
どうやら機内サービスでもらった「ウォーリーを探せパズル」に夢中で聞こえていないようだ。

コドモの夢中って、ホントに聞こえてないから面白いよね。
そんなことを思ってるあいだに沖縄上空なんだけど、ぜんぜん揺れなかったぞ。
浮かれてたから気付かなかったのか?
そうして約1時間半のフライトで、あっという間に那覇空港へ到着!
今回は奄美諸島の旅がメインだけど、最初の到着地は沖縄なのだ。

離島直行便もあるんだけど、那覇行きのチケットが圧倒的に安いからね。
そしてせっかくだから、ナハにも宿泊して少しだけ観光しちゃおうという計画である。
初ゆいレール
那覇から「ゆいレール」に乗って、今晩のお宿のある国際通りへ。
それにしても、伊丹が37℃だったのに那覇は32℃くらいなのが不思議だ。

はじめてのゆいレール。
とくに電車好きのチョーナンの興奮が伝わってくる。

事前に停車駅もしっかり調べてくれていたおかげで、一家は迷わず「美栄橋駅」に到着。
ここからお宿へは徒歩10分。
安宿たる…
なんだかすごくアジアァァーンな雰囲気だ。
フロントに人はおらず、自分の部屋のカギを自分でもっていくシステム。。。
どんな部屋だろう…

ほほう、こんな感じね。
荷物を置いたら、国際通りを散策してみようか!

那覇はこの旅ではただの中継点という位置づけだったので、ほどほどの安宿にしたんだけど。
安宿たる理由はこれからだんだんと分かってくる。
ひとまずマットレスのコイルスプリングがいくつも飛び出してて背中に刺さりそうだねっ!
(安宿ポイント発見)
まあいい、街に出よう。

何年ぶりだろう、那覇。
コドモたちには初めての風景。

たしか親戚の結婚式以来だっけ、じゃあ10年は経ってるな。
なんかちょうど腹も減ってきたし、どっかお店に入るか?
既視感。
すると、なんだか懐かしい細道が目に入った。

ちょっと入ってみよう。

いつだったかは分からない…
だけど10年前そこらではない…
もしかして、初めて沖縄に来た2000年「ツール・ド・おきなわ」出場のときか…??

結局わからぬまま、吸いこまれるように奥の居酒屋に入っていく。
これぞ沖縄!といった雰囲気で、飛び交う言葉からして観光客と地元民が半々といった割合だろうか。

さあ食おうか!沖縄っぽいモンを!
っと、そのまえに…旅の幕開けを祝してっ!!
カンパーイ!!!

あれこれ注文したけど、どれもこれもが美味。
オリオンビールも進む進む…仕方ないよね勝手に進んじゃうんだもん。






うちなーな雰囲気につつまれて、旅のはじまりの高揚をみんなで味わった。
壁に貼ってあるメニューから選ぶのもまたイイよねぇ。


ここはいつか来たかもしれない、はじめてかもしれない居酒屋。
我が家にはこの旅でいちばん最初の思い出ごはんになった。

居酒屋「うちなー家」。
またみんなで来たいね。
夜ナハ。
すっかり夜になったけど、ギラギラ明るい街だよな。

滋賀の街よりあきらかに人が多い。

どっしりと湿気たっぷりの夜風に、ビールで軽く酔ったカラダがにじんで溶け出していくような感覚。
コドモたちも高揚感を抑えられずに、いつもより声が大きめだ。
徒歩3分のお宿に戻るなり、ジナンが即座にスイッチオフ。

朝からずっと移動だったから、そりゃ疲れたよなぁ。
ちょっと一眠りしたら、歯磨きのために起こすけどね。笑
そしてこのお宿、エアコンがコイン式だった…(安宿ポイント)
オクサマはシャワーへ。
チョーナンと僕は近くのドラッグストアに水の買い出し。
ついでに乾杯。

ちょっとだけこうして夜風をたのしみ、お宿に帰ったらシャワーと歯磨きをして、僕らもスイッチオフしよう。
明日からも楽しむぞー♪