ダイワの万能振り出し竿のなかでもルアー用として発売されている、リバティークラブルアー。
適合ルアー重量0.8~10gという幅の広さが気になって、購入してみた!
実際のトコどうよ?というのを簡単に綴りたいなと思いマス。
DAIWA LIBERTYCLUB LURE 5105TLFS
こちらの竿を購入したきっかけは、ウチの小学生のムスコたちがルアー釣りに興味を示しはじめたから。
178cmという、小さな子供でも振り抜きやすい長さ。
そして前述した、幅広い適合ルアー重量。
これ1本でいろいろ遊べるんじゃないかなーと思ったのだ。
基本的にはバスロッドに属するみたいだけど、表記のとおり…
バス・トラウト・メッキ・メバル・カサゴと、対象魚も幅広い。
このあたりが対象になっているということは、実際には秋アオリイカ・カマス・小型ハタ類・チヌ・コチ・ヒラメ・セイゴ・コトヒキ・イサキなども範疇に入ってくるだろう。
そしてエサ釣りも含めると、サビキや胴突き、ちょい投げやぶっこみ釣りで狙えるものも対象になる。
文字通り、万能ロッドといえよう。
仕舞寸法は44cmとすこぶるコンパクト。
継ぎ数も5本と、コンパクトさと感度を両立する設計。
自重こそ100gあるが、丈夫さとトレードオフな部分なのでここは許容範囲。
元径10.9mmは普通として、先径1.5mmのそこそこな太さも、繊細すぎずに良い。
そう考えると、カーボン含有率73%というのも強度に寄与していてメリットと感じてくるなぁ。
とくに子供に扱わせるとなると、丈夫さはそこそこに重要項目であるし。
いつも車載しておく常備竿としても、気をつかわなくていい頼もしさがある。
適合ライン3~8lbは、上述した対象魚にすっぽり合致する。
いいじゃないか、リバティークラブルアー。
開封してみると、多少ずんぐりとした印象をもつ。
グリップ部がすこし野暮ったいが、このFuji製(富士工業)リールシートは固定力が強いので安心感があるな。
ちなみにガイドもすべてFuji製である。
竿尻も短めで、子供が扱うのにも服にひっかかりにくくて良いじゃないの。
大人も使おうと思っていたけど、これ子供にジャストサイズだわ。
子供専用にいい。
だけど大人が使ってみてレビューしないとね。
僕ぼっくり、テストします。
リバティークラブルアーで実釣。
というわけで実釣なんだけど、僕の住まいが琵琶湖のほとりなんで、バス釣りでいくよ。
基本バスロッドとして売り出されてるので、いいよね?
ご近所なので自転車で、毎日のルーティンのような早朝1時間釣行です。
合わせるリールはダイワ ワールドスピンCF2500。
子供に扱わせるリールとしても最適でしょ。
淡水でも海でもいろいろ試したいので、表示どおり0.8~10gのルアーをいろいろ投げてみた。
当然ながら表示のなかで重いほう、10gくらいのルアーは難なくキャストできるし、着底なども分かりやすい。
だが表示のなかの軽いほう、0.8gあたりは確かにキャストこそできるものの、もうナニが起こってるんだか全くわからない。笑
そこまでの繊細な感度はない、といえる。
だが確かに投げるには投げられるから、0.8~10gと表記されてるのかな。
こうしてコンパクトにまとめながらポイント移動できるのは、テレスコロッドの最大の魅力。
いろんな水深のところを、いろんなルアーで試してみました。
じっさい大小いろんなサイズのバスに対応できた。
とはいえ、さほど腕がないので釣れても30cm前後までであったけど。汗
小アジサイズのバスから、ひとまず釣れた30cmくらいのバスまで。
抜き上げられる強度あり。
ただ35cm弱あたりで不安も感じたので、いちおうランディングにはネットを推奨しておきます。汗汗
結論としては、表示どおりの0.8gは不適合といえるかな。
実際には3gくらいからが実用的な重量で、重いほうでは表示どおり10gくらいまで快適に扱える。
より重いものも投げられるけど、不安を感じながら投げるのは楽しくないしね。
僕ぼっくりの実感としては、適合ルアー重量3~10gです。
子供にすこぶる良い。
見てください、このキャスト姿勢。
竿尻の長さといい全体のサイズ感といい、子供にジャストフィットしてる。
小1で身長110cmのジナンが使いましたが、専用竿か!?というほどのフィットをみせていました。
7gのメタルジグが小気味よくピュンッ!と飛んでいく。
ただ僕のアドバイスどおり着底を待てず、すぐ巻いちゃうので…ボウズでした。
でも本人は切れ藻を釣ってとても楽しそう!笑
ひとまず子供用のルアーロッドとして最適なサイズ感であることは、よーく分かりました。
あとは釣り方をコツコツ教え込んでいこうと…
ファミリーフィッシングの主力!
ファミリーフィッシングに行くと、道具もこんな感じでグチャッ!となります。
だけど、リバティークラブの頼もしさがあれば大丈夫。
竿先強度などをさほど気にしなくても、釣り場までゴチャッと運べます。
そして今のところ子供のルアー釣りのみならず、サビキや胴突き釣り、堤防の落とし込み釣りや穴釣りなどまで…
文字通り「万能竿」として使えてますね。
イマドキのおしゃれな言い方でいうと「バーサタイル」ってやつでしょうか。
あぁーくすぐったい。笑
我が家のファミリーフィッシングでは、このロッドは間違いなくレギュラー入りです。
ムスコたちもお気に入り。
ごたくを並べず、つべこべ言わず、きっちり水面だけを見て楽しめる竿。
ごちゃごちゃウッサイ人は使わないでください。笑
基本性能プラス「丈夫さ」を備えたこの竿で、たくさんの幅広い魚種と出会えるはず。
我が家もこの竿とともに、釣りを楽しんでいきますよ。
万能に。